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〜〜はじめに〜〜
左右の足を交互に前に出していけば、誰でも歩く事ができます。
しかし、街中を歩くのならいざ知らず、山という大自然の中での行動はいろいろな想定外の危険や出来事も出てきます。
そうした想定外のいろいろな出来事も、よくみると想定できる原因があるものです。
「長く楽しく山歩きをしたい」と話される中高年の登山者はたくさんいます。長く登り続けるには、山を知り己を知ることが安全登山の第一歩といえると思います。 |
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その為に、知識・技術・体力・訓練が欠かせない事となってきます。体力だけでガムシャラに登れた若い頃ならイザ知らず、中高年となれば、無理をすればどこかに故障が出るでしょう。
非日常的な行為である登山として山に入るには、それなりの装備と食糧や水の知識も必要ですし、歩き方も夫々の山によって違ってきます。
また、安全に山を楽しむには、地図の見方や地形の見方も必要になってきます。
そうした知識は日頃からの勉強が無ければ到底身に付けられない事だし、体力を付ける為の訓練も日常の反復運動によってのみ得られることです。
こうして考えてみると、非日常の山を楽しむ為には、日常の心掛けが必要であることがよく理解できます。
山は健康の為だけに登るのでなく、美しい花々の魅力や鳥達の鳴き声に感動したり、山小屋で見る厳かな日の出や夕日、雲の動きや谷川の清水に癒されることもたくさんあります。
そしてなにより、良き仲間と苦楽を共に出来る喜びも何にも代え難い幸せです。
山は私達にたくさんの喜びを与えてくれます。元気良く長く楽しみたいものです。
このページが新潟楽山会の会員のみならず、中高年の山登りの一助になれば幸いです。
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