山行中の飲酒
 山でのアルコール摂取は、山小屋やテント等で飲酒後歩くことが無い場合は適量だと心・循環系を刺激して、体を温め気分を高揚させ、疲労を感じなくなるが、量を超すと、中枢神経をまひさせ、その結果、思考能力が減退し、正しい判断が出来なくなり、アルコールが醒めるに従って体熟が奪われ、疲労と寒気に襲われて動けなくなる。
 ましてや、飲酒後の歩行は厳禁である。万が一事故が有った場合個人の責任にでは済まされない。

 アルコール分の解消には、7時間を要するといわれている。
 安全山行のためにも、お互いに適量に自制すること。

 また、公共の乗り物、宿泊施設での暴飲やその結果の言動は会の品性を疑われかねないので慎むべきだ。

 特にマイカー運転者の山行中の飲酒は、断じてしてはならない。
 ある有名山岳会では、同乗者の飲酒も禁じているケースもある。