≪紀行文≫ |
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~~~地元の方の温かさが福寿草でした~~~ |
喜多方市山都町の沼ノ平には、日本最大級と言われる福寿草の群生地があります。その群生地を訪ねる山行でしたが、今年は60年に一度と言われる「豪雪」に見舞われ山行実施が危ぶまれました。しかし、沼ノ平部落の方々のご協力で「福寿草まつり」の前日に私たちを受け入れて下さることになりました。
山都町に入り、車窓からの眺めは雪に覆われた田や畑です。福寿草は咲いているかな?大丈夫かな?と心配がよぎります。バスは高台にある福寿草会館に到着。
早速、ガイドさんはじめ地元の方々が出迎えてくださいました。「皆さん、健脚と聞いていたので、少しルートを代えて案内します。」とガイドさんの案内で350年続く、日本の原風景のような集落へ向かいます。「この雰囲気、懐かしいね!」と心が温まります。
(俳句)田も畑もまだ雪の下沼平
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福寿草会館に到着
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ガイドさんとご挨拶 |
部落と共に樹齢350年イチイの木 |

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日本の原風景のような部落
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十六代目の御屋形様の家 |
福寿草の生育の説明 |
集落の日当たりよい斜面には、咲いています、咲いています福寿草が。日差しを浴びてキラキラ輝いています。「良かったね!福寿草が咲いていて!」皆さん、写真を撮るのに一生懸命。
ガイドさんによる福寿草の説明です。この地域は林業や養蚕、漆で生計を立ててきた村で、家の周りにネズミよけに植えられた福寿草と夏水仙が300年かけて増えてきたそうです。福寿草は蜜がないので、虫を呼び寄せるため、花に光沢を持たせ中心部を温め、虫を呼ぶのだそうです。種から芽が出た1年目は双葉、3年目ぐらいで5~6センチの人参の様な葉っぱに、1輪咲くのに7~8年、株になるには15年位かかるそうです。こんなに長い年月を経て咲く福寿草、改めて愛おしくなりました。集落の外れまで福寿草を見て、福寿草園の方に向かいました。
(俳句)きらきらと日差しを返す福寿草 斑雪雪間にきらり福寿草
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花を写真に収めて
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5~6㎝になった3年目の福寿草 |
雪解後に出た福寿草の芽 |

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キラキラ輝く福寿草の花
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雪解の後、一面の福寿草 |
キクザキイチゲの花も咲き |
福寿草園の入り口には「福寿草まつり」の看板がありますが、今日は私たちだけの貸し切りです。遊歩道は雪が抜けてありますが、両脇には多くの雪が残っています。それでも雪の消えた斜面には蕗の薹に福寿草、雪間には、これから咲かんと待つ福寿草の芽、ビオトープには水芭蕉が咲き始めていました。時には雪の上を歩き、雪の回廊も楽しみ、温かい斜面に咲く福寿草と大雪とのコラボを楽しむことが出来ました。
(俳句)山椒魚住むてふ池の水温む 桜まだ蕾固き沼平 雪残る山裾ひそとふきのとう
絶え間なき雪解雫の道続く 水芭蕉小さく白く谷川に
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貸し切りの「福寿草まつり」
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夏水仙の説明 |
ネズミ避けになる夏水仙の芽 |

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まだまだ冬景色のクルミ林
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福寿草の咲く斜面と雪のゼブラ模様 |
雪回廊歩きもあり |
昼食は、福寿草会館で10割蕎麦と山菜てんぷらに山菜の小鉢、とても美味しかったです。
売店で地元の農産物を購入し、皆さんに見送られて沼ノ平を出発。次は喜多方市内の大和川酒造北方風土館の見学です。
飯豊の伏流水を使って酒作りが行われており、かつて酒を造っていた明治、昭和、平成の酒蔵を見学しました。楽しみは、いろんな種類のお酒の試飲です。十分に楽しみ、お土産を買って帰路に着きました。
(俳句)蕗のとう添え温かきそば嬉し 酒蔵の試飲飯豊の春の水 |
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十割蕎麦と山菜てんぷら |

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美味しいもの食べると話が弾む |
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Yさんのハーモニカ演奏
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福寿草会館の前で集合写真 |

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大和川酒造北方風土館
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明治館の説明 |
どれにしようか?楽しみな試飲 |
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