| ≪紀行文≫ |
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3度歩いている魚止ノ滝から赤安山登山口迄の周回コース、登山口の橋が増水で流されて通行止めになってから3年が経ち今年の4月に新しい橋が出来通行出来る様になりましたが3年の間に登山道は藪化してしまい一般の人は通行できません。そこで五頭山を愛する人が個人的のボランティア活動で五頭山から松平山迄登山道の刈り払いを8月から仕事のお休みの日に始め仲間の手助けも有り9月の下旬に5回目で松平山迄刈り払いが終わったそうです。
魚止ノ滝からはやはり五頭山を愛する人が御夫婦2人で山葵山を越え4日間で松平山迄刈り払いが終わったそうです。
残りはスキー場コースの8合目分岐から赤安山を越え赤安山登山口迄だそうです。
五頭山から松平山迄刈り払いした人が刈り払いを始めたそうで2回目の時自分は何も出来ませんが応援の為お手伝いで参加しました。メンバーは草刈り機で刈り払いする人とその奥さん、自分と知り合いの男性の4人で男性は竹箒で刈り払った草木を除け3番目の自分と4番目の奥さんは仕上げをして順調に刈り進んだのですが赤安山の手前で刈り払う藪の中にオオスズメバチの巣が有ったのでしょう、オオスズメ蜂の大群の襲撃を受け先頭の草刈り機の人が3か所、2番手の人が5か所、自分の顔を目がけて来た蜂は鋸で払い落とし一目散で蜂の来ない所迄撤退し自分と奥さんは刺されませんでした。5か所刺された人は気分が悪いとふらつきましたが自分が持参の吸引器で毒を吸い出し刈り払いどころでは無いので中止して何とかスキー場の登山口迄下山する事が出来ました。
今年は周回コースを歩くのは無理かと思いましたが3週間後気温も低くなったので蜂の活動も鈍くなり松平山迄刈り払った御夫婦が1日で刈り払ってくれ周回コースは開通したので2日後に感謝の気持ちを込めて歩く事にしました。
周回コースは高立山の仲間と1度、会山行で2度歩き又会に入ってから直ぐに宝珠山迄の縦走にも参加した懐かしいコースで途中に有る会で設置した標柱4本見るのも楽しみです。車はトイレも有る広い駐車場に止め松平山登山口迄車道を歩きます。今日は単独なので登山届を提出し新しい橋を渡り一登りで1合目に有る会で設置した案内標識、その後へ吊り道を滑落しない様に慎重に歩きます。
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刈り払いのお手伝いこのすぐ先で
オオスズメバチの襲撃に遭う |
単独なので登山届を |
新しい橋を渡ります |
14年前30キロ近くの重い標柱をこのへ吊り道を運びました。小さな沢を渡りますがくるぶし位迄水に漬かりましたが靴には水は入りませんでした。登山道は沢沿いから離れ急登の始まりです。熊に会っても困るので熊除けに今日は鈴、ホイッスル、携帯ラジオの音量を上げてそれと100円ショップで買った弾は出ず音だけの8連発の火薬銃と弾を200発持参しました。
急登のブナ林で休憩、誰も居ないので8連発のピストルをパンパンと撃ちまくり疲れもストレスも解消しました。
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| 1合目の会で設置した標柱 |
火薬銃を撃ちまくります |
5合目で休憩 |
急坂を登り切ると6合目の山葵山、此処にも会で設置した山頂標柱が有ります。雪の頃会山行で秋取山からワカン着け松平山への冬山の山行に何度も参加して松平山まで届いたのは3度だけで時間切れで撤退し山葵山迄届かなかった事も有りました。此処からは綺麗に刈り払われた緩い登りの登山道を刈り払ってくれた御夫婦に感謝の気持ちで歩かせていただきました。このコースの最高地点の松平山に到着しました。雪の頃厳しいラッセルで3度登った事が懐かしく思い出されます。山頂の標柱は14年前自分は松平山班に28人で参加し設置しました。可哀そうに雪の重みでしょう標柱は大分傾いて居ます。少し下山した所から初冠雪の飯豊が綺麗に見えました。
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| 山葵山の会で設置した標柱 |
自分も設置に参加した松平山の標柱 |
縦走路からの冠雪した飯豊 |
此処からはへ吊り道で歩き辛いです。大荒川山も越え五頭山本峰で今日初めての登山者に会いました。前一ノ峰で遠くに見える磐梯山を見ながら昼休憩しました。その後五ノ峰も越え歩き辛い登山道を8合目の分岐に着き赤安山を目指します。
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| 自分も設置に参加した本峰の標柱 |
五ノ峰の地蔵菩薩 |
赤安山へ |
3週間前オオスズメバチの襲撃を受けた場所は土に穴が有り此処に巣が有るのでしょう4匹くらいのオオスズメハチが居ましたが気温が低くなったので動きは鈍いですが近くまで寄ることは危険なので遠くからの写真でよく写っていません。平らな所に有る傾いた赤安山の標柱の前を通り此処から登山口迄は檄下りも有り疲れた足には辛いです。
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| 大スズメ蜂の巣穴 |
赤安山 |
歩いて来た山葵山 |
山頂は落葉でしたが赤安山からの下山は紅葉の見ごろでした。見晴らしの良い所からは歩いた山葵山も見えました。
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登山道の刈り払いは綺麗にしてありますが3年間通行止めで誰も歩いて居ない道で特に1合目からの下山は滑らないよう、転ばないよう疲れた体には厳しかったです。
周回はこれで4回、標柱設置では皆でワイワイとお祭り騒ぎで標柱を運んだ懐かしいコースです。 |
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赤安山の紅葉 |
無事下山 |
3日後知り合いの仲間からのお誘いで同じコースを6人で歩きました。
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| 今日は仲間6人と |
歩きます |
松平山で |
赤安山の分岐で3週間前オオスズメバチに5か所刺された仲間は未だ怖くて赤安山は通れないと言うのでスキー場コースを紅葉を見ながら下山しました。
3日前の疲労は未だ残っていて厳しい山行に成りましたが紅葉も見られ皆でワイワイと楽しい山行に成りました。(おわり)
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| 分岐をスキー場コースへ |

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| スキー場コースの |
紅葉は |
綺麗 |
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| です |
無事下山しました |
下山の〆の儀式 |
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