≪紀行文≫ |
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〜〜〜雪に埋まった山頂の鐘には驚きでした〜〜〜 |
会山行の雪山に申し込んだのは良いけれど最近ワカン歩行をして居ないので無事歩けるか心配に成りワカンの練習に大蔵山と菅名岳へ出掛けて来ました。いずみの里の登山者用の駐車場が除雪されたと言うので前日下見をし軽自動車でもなんとか行ける事を確認早朝に駐車場に着くと車は1台も有りませんでした。ゆっくりと準備の後踏み固められて固いとレースなので長靴にチエンスパイクを着けて歩きます。登山口手前の山の神にお賽銭を上げ山行の無事を祈ります。
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自分の車だけの駐車場 |
旧駐車場 |
大蔵山登山口 |
3合目手前まで杉林の未透視の無い中を登ります。踏み固められたトレースにチエンスパイクの爪はクリクリ音を立てて気持ち良く食い込みます。6合目を過ぎるとトレースも無くなりツボ足では膝位迄潜るのでワカンを着けました。7合目を越えると8合目への急登が始まりワカンを蹴り込んで登りますが新雪の下は固い雪で上手く蹴り込みが出来ず滑る事も。8合目に着き休憩して居るとスノーシューの男性が登って来てトレースのお礼を言われ登って行きました。
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6合目 |
ワカンを着けて |
7合目 |
スノーシューとワカンは歩幅が違うので歩き辛いですが大助かりです。山頂に着くと何時もの景色が違う、山頂の鐘が雪に埋まり無いのです。20数年雪の頃毎年登って居る大蔵山、菅名岳方面、山頂の鐘が雪に埋まる事は1度も有りませんでした。先行のスノーシュの男性は菅名岳を目指している様でノントレースの縦走尾根路を果敢に攻めて居るのが見えます。ワカンを着けても縦走尾根の雪の深い所は粉雪ですが膝位まで潜りスノーシューの跡は有るのですが体力の落ちた爺には厳しく中々前に進みません。久しぶりのワカン歩行は厳しく何とか三五郎山に着き此処で引き返そうと思いましたが痩せ尾根の雪庇の上を果敢に攻めているスノーシューの男性を見て天候は崩れない予報なのでゆっくり歩きで遅く成っても良いと思い菅名岳迄行く事にしました。痩せ尾根を越えた次のピークを先行の男性はピークを登らず左に巻いて通過して居ました。自分もその跡を行きましたがワカンでトラバースは少し怖く帰りは直登でピークを越えました。山頂の手前のピークで男性が下りて来たのでトレースのお礼を言い少しお話をしました。
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雪で鐘の埋まった大蔵山 |
大蔵山を後に |
痩せ尾根の雪庇 |
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最後の雪庇を越え |
雪の華 |
エビのシッポ |
菅名岳の山頂の鐘も雪に埋まり見当たりません。あんなに高い所に着けて有る鐘が埋まるなんてどの位雪が積もったのでしょうか?山頂は風も有るのだ少し下りた所で粟ヶ岳を見ながらお昼休憩にしました。
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菅名岳の山頂手前 |
菅名岳も鐘が雪に埋まり |
粟ヶ岳を見ながら昼休憩 |
その後痩せ尾根の雪庇も越え三五郎山への登が疲れた身体にはキツク1歩、1歩と登りました。三五郎山から大蔵山へのビクトリーロード、疲れた身体には長かったです。
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今日菅名岳で会った人は先行の男性だけ、大蔵山には何人かの人が登ったのでしょう良く踏まれたトレースをワカンを着けて快調に下山、6合目でワカンを外し気温も上がり柔らかく成った雪なのでチエンスパイク着けず無事下山する事が出来ました。
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三五郎山を越さなければ |
歩いて来た尾根を振り返る |
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横山と風越尾根
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粟ヶ岳と川内の山々 |
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休憩を入れて9時間と疲れましたがでも初めて見た雪に埋まった山頂の鐘には驚きでした。
(おわり) |
無事下山 |
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