≪紀行文≫ |
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〜〜〜二座に登ったのでみんなはなんとか満足の二日間だったと思う〜〜〜 |
毎日雨の日が続いた。日帰りの山行なら中止も考えたのだが、民間の宿に大人数での予約、中止は考えず観光にと、ところが出発前日には天気が回復の兆しが出て安心した。当日の朝、新潟県は曇りの天気、でも気温はそれからどんどん上がり真夏日の気配がしていた。2名の欠席で31名を乗せた中型バスは一路信州を目指して新潟駅を出発したのでした。
≪一日目≫
バスは長い移動の後、八千穂高原ICからメルヘン街道を通り、標高2120Mの麦草峠に、麦草ヒュッテ横の駐車場に停まる。この日は夕方から天気が悪くなるので駐車している車は5台くらいか。涼しい風を浴びながら登山の準備、そして出発、国道を横切り、針葉樹林の中の道、木道を歩く、そして大きな岩がゴロゴロした道になる。周りには苔がぎっしりと、やがて大石峠に到着、ここから登りが始まるのだが、ササの葉に覆われた登りの道を間違え、オトギリ平の方へ進んでしまった。おかしいなあと思って歩いていたが、ササ原の中を周遊するような感じで大石峠に戻ってしまった。時間もたっていたので そこで短時間の昼食、そして茶臼山に登り始める。すぐに雨が降って来た。山頂近くでカミナリがなった。サブリーダーと相談、縞枯山は諦め、途中から五辻に行くエスケープルートを降りることにした。
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北八ヶ岳・登山口で準備 |
北八ヶ岳・林の中 |
北八ヶ岳・草原 |

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北八ヶ岳・オトギリ平 |
北八ヶ岳・雨具を着て |
茶臼山山頂は素通り、ケータイは圏外、引き返すことはできない。バスはもうロープーウェーの山麓駅で待機していると思った。
五辻まで降りればロープーウェー山頂駅まで40分の木道歩きだ。 |
茶臼山から少し降りて分岐に出た。ここからエスケープルートだ。しかしそのエスケープルートがとんでもない悪路だった。私は冬場の雪の時期に歩いたことがあったが、そのときはすべて雪の下。しかたなく赤布を頼りに五辻まで降りた。そして木道を歩きロープーウェーの山頂駅に、16時の便に乗りバスの待つ山麓駅に降りたのでした。そして宿までバスに乗り、一番遅い19時に夕食として、それまでゆっくりと温泉に入ってもらったのでした。
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北八ヶ岳・雨具を着て |

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北八ヶ岳・霧の中
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北八ヶ岳・ロープウェイからの景色 |
6/26夕食
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〈北八ヶ岳で出逢った花〉
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苔の花
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.イチゴ |
≪二日目≫
本来なら霧訪山はゆるやかな登山道が続く下西条コースを登る予定だった。しかし事前に中型バスが登山口手前の踏切が渡れないということで急遽小野コースに変更していた。しかし小野コースも中型バスは登山口に入れず手前の矢彦神社まで、そしてそこから歩くことにした。宿は8時前に出発したのだが一般道の渋滞に巻き込まれ矢彦神社前に着いたのが9時30分、準備をして中学校前そして畑の中の道を歩いて登山口に。
みんなに急登が続くと言っていたので、ゆっくりと足を進める。この登山道は100メーターごとに山頂までの距離を示しているので登りやすい。アカマツ林の中の道、階段の連続、それでも時々気持ちよい風が体にあたる。御嶽大権現の石碑を通ると道はやや穏やかに。
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出発前・お宿前の諏訪湖 |
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霧訪山・登り休憩
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.霧訪山・登山口集合 |

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霧訪山・御嶽山大権現碑
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霧訪山・頂上が見えた |
霧訪山・途中分岐 |
南沢分岐で休憩そして避難小屋は素通り、それからロープの連続する急登、鎖も出てくるが使う必要はない。一段と急登が増すと山頂だ。この日は他の登山者は一人だけ、ほぼ貸し切りの山頂、雲が出ていて周りの景色はイマイチだが、雲がなければ北アルプスや八ヶ岳の大展望台だったのに。
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霧訪山・登り急登 |
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.霧訪山・頂上休憩
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.霧訪山・頂上集合 |
20分ほど休憩して下山する。来た道を慎重に、登山口でドライバーに連絡をとり、畑の中の道を矢彦神社横の駐車場まで行ったのでした。後は一路新潟まで戻ってきました。
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霧訪山・下り
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霧訪山・下山後の登山口景色
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〈霧訪山で出逢った花〉
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ソヨゴ |
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イチヤクソウ
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ササユリ |
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今回は一日目に道を間違えるという失態をした。何度も通っている道、もう少し慎重に歩かないといけないという反省、みんなに迷惑をかけてしまった。でもなんとか北八ヶ岳の雰囲気と長野県の人気の低山、霧訪山の二座に登ったのでみんなはなんとか満足の二日間だったと思う。これに懲りずまたどこかの山でお会いしましょう。
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