≪紀行文≫ |
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~~~国上山山頂で頑張ったご褒美をもらいました~~~ |
楽山会恒例の西蒲三山縦走ですが、今年は例年と様子が違っていて、雪融けが遅く残雪が多い事と、その為かお花の咲くのが遅いようです。本番4日前の3/25に、三山縦走の下見として多宝山から弥彦山を歩きましたが、標高500mを超えた北側斜面にたっぷりと雪が残っていました。加えて、山行当日の天気予報は曇一時雨予報で、何とか歩けると思われましたが、前日は雨降りで泥濘が懸念され、悪条件が重なってしまいました。
不安材料を抱えて、当日早朝、角田浜に集合しますが参加予定の2名が未着、連絡したところ出発時間に間に合わないので角田山山頂で合流することとしました。
5:00、予定の時間に角田浜を出発、宮前登山口に向います。気温は低く、暖かい服装が必要でした。歩くには丁度いい気温かもしれません。
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5:00、まだ暗い角田浜を出発
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宮前登山口、夜が明けてきた |
宮ノ平三角点で休憩 |
宮前コースにも雪割草が咲き始めましたが、早朝で寒さもあるのかまだ下を向いたままでした。オウレンも沢山。カタクリの白花があると所を教えてもらい、さっそくカメラに収めました。
宮ノ平三角点を経由して、山頂手前の急登を頑張って登り、角田山山頂に到着。予定よりも少し遅いようです。朝食の時間を短めにさせてもらいました。集合場所に未着だった2名は小屋で待機していて、無事に合流することが出来ました。

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7:05、角田山山頂着、三山の一座目をクリアー |
長丁場なので、腹ごしらえは大切です |
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7:15、山頂を出発し、五ヶ峠に向います。歩き出すと程なく雪が降り始めました。今日は降らないと思っていたので、これにはビックリです。すぐに止むはずと、楽観的に考えていたのですがなかなか止まず、仕方なく雨具を着込みました。気温は低いので歩いてもそれほど蒸れることは無く助かりました。
五ヶ峠手前は、毎年コシノコバイモが咲く所です。皆さんから探してもらって、ようやく見つけました。今年も出会えてとても嬉しく思いました。シロキツネノサカズキモドキもありましたが、今年は数が少ないようです。 |

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≪角田山エリアのお花達、雪割草もカタクリも、うつむいていました≫ |
五ヶ峠で休憩の後、樋曽山に向います。このエリアはお花が沢山咲く所で知られています。雪割草もカタクリも沢山咲いていましたが、まだ花弁は開いていませんでした、残念。途中で会友のWさんにバッタリ。間瀬峠に車を停めてのお花見山行だそうです。
樋曽山で休憩の後、次の目標地は間瀬峠です。樋曽山から先の急登を下る途中には、ラショウモンカズラが咲く所です。このお花は雪割草よりも花期が遅く、今日はお花を見つけることは出来ませんでした。
次の250mピークから先の南斜面には、シュンランが咲く所です。葉っぱを見つけると、ポツンポツンと登山道の脇に咲いているのが見つかりました。写真を撮ることが出来て大満足です。

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9:45、樋曽山到着、お花が沢山 |
間瀬峠手前から望む多宝山、そびえて見えます |
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≪樋曽山エリアのお花達、シュンランはいつもの所に咲いていました≫ |
間瀬峠に10:40到着。ここから石瀬峠まで、車道を歩くか沢道を歩くか悩みました。車道を歩くと20分程時間短縮できますが、より楽しいのは沢道で、こちらにはアズマイチゲが咲くのと、ニリンソウが群落を作って咲く所です。渡渉も4回あって難儀な所ですが、健脚が揃った今日のメンバーなら大丈夫と思い沢道を歩くことにしました。

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間瀬峠から、沢道にはここから入ります |
渡渉は4回、最初の渡渉が難儀です |
沢道では、まだ開いていない白いお花を見つけましたが、期待したアズマイチゲなのかニリンソウの咲き始めなのか良く分かりませんでした。ニリンソウの葉は沢山・沢山ありました。3~4週間先と思いますが、ニリンソウの群落が見られると思いますので、是非足を運んでみてください。一見の価値はあると思います。
石瀬峠で休憩の後、多宝山に向います。山頂まで430mの標高差があって、時間にして1時間20分ほどの登りで、三山縦走の頑張り所の一つです。

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11:10、石瀬峠に到着、これから430mの登り |
石瀬峠の急登を登る |
疲れない為の歩くスピードは、おしゃべりが出来るくらいが丁度良いと云われます。それまでほとんど絶える事がなかったおしゃべりが、辛い急登では静かになりました。足元に沢山咲いているオウレンに励まされながら頑張って登りました。
山頂手前の急登ではまだ残雪がありました。それでも下見の時よりずいぶんと少ないです。登り切る手前で、楽山会さんですか?と声をかけてもらいました。東区の山の会だそうで、2年前にもこの登りですれ違って挨拶させて頂きました。

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多宝山、ロープの急登を登る |
多宝山、山頂手前の急登 |
12:35、ようやく多宝山山頂です。皆さん頑張って登りました。展望が良ければ、越後平野の向こうに飯豊連峰~粟ヶ岳~守門岳~巻機山などが望める所ですが、今日は楽しむことは出来ませんでした。
ゆっくりとお昼を頂きたい所ですが、まだ先は長いので長居は出来ません。20分程でお昼を頂いた後、集合写真を撮りました。写真をご覧ください、皆さん、まだまだ元気で気合も十分です。
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多宝山山頂での集合写真、たっぷりとエネルギーをチャージし気合も充分! |
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13:00、弥彦山に向けて午後の部の開始です。北側斜面に残雪はありますが、南側斜面はほとんど雪が消えていて歩きやすいです。多宝山の下り、スカイラインに出る手前辺りは、暑い時期にはナンバンキセルが咲く所です。昨年初めて出会った所です。
スカイラインとの合流地点からは、通常は大平園地を経由して弥彦山に向いますが、今年は残雪がある事と、時間を稼いで剣ヶ峰に登りたい事から、スカイラインを歩きました。

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弥彦山遠望、まだ残雪がありました |
北側斜面には、残雪が多いです |
ロープウェイは、今日から?営業していて、トイレ休憩の時間を取りました。
13:50、予定と同じ時間に弥彦山・奥の院に到着、代表して今日の完歩をお願いしました。弥彦山の山頂まで来れば、距離と標高は三山縦走全体の約7割強を歩いた事になります。まだ皆さん、余裕の表情です。振り返れば、多宝山の左奥に角田山が遥か遠くに望むことが出来ました。

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弥彦山、山頂での集合写真、まだまだ余裕? |
超えてきた角田山(中央奥) と多宝山 |
弥彦山頂から裏参道に入って能登見平に向います。裏参道の分岐を右に見送ってしばらく歩くと、これから歩く雨乞山、剣ヶ峰、国上山を望むポイントがあります。まだまだ先は長く感じられました。

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これから歩く国上山(奥)、剣ヶ峰(右)、雨乞山(手前) |
雨乞山手前から弥彦山を振り返る |
15:05、雨乞山に到着、ほぼ予定通りの時間です。ザックをおろさない元気な方もいますが、座り込んで休憩する方も増えました。流石に疲れが出てきた様です。ここでKさんから、柑橘類(デコポン?)の大量の差入れです。疲れた体に吸い込まれる様です。ごちそうさまでした、そしてありがとうございました。
帰路をお願いしたバス会社さんとは、エスケープルートを3か所設定しました。五ヶ峠、弥彦神社、そして最後の猿ケ馬場峠ですが、ここも難なく通過し、搦手道入口に向います。
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15:05、雨乞山到着、流石に疲れが?
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15:45、搦手道入口、急登が待っています |
搦手道は、大手門のある表の道に対して裏の道を意味するようです。黒滝城跡まで急登と沢沿いの泥んこ道が続きます。城跡迄約200mの登りですが、10時間程歩いた後の登りで、とてもきつく感じました。
16:20、黒滝城跡に到着、少し長めの休憩を取りました。すでにお日様が西に傾き始めていました。

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16:20、黒滝城跡着、お日様が西に傾いて |
16:40、剣ヶ峰に登りました、大ぶりのカタクリです |
ほぼ予定通りの時間で歩いていることから、カタクリの密度が濃い剣ヶ峰に向いました。特に山頂を越えた南側斜面には大ぶりのカタクリが沢山咲いていました。やっぱり登って良かったです。
カタクリと雪割草に励まされながら、最後の国上山の登りに取りかかります。これを登り切れば山頂です。ここまで来れた安堵感と、楽しい縦走が終わってしまうちょっと寂しい気持ちが入り混じりました。
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17:25、国上山山頂着、頑張った笑顔が素敵です |
国上山頂からの夕日、日没には間に合いました |
17:25、ようやく国上山山頂に到着、ここまで12時間と25分。頑張って良く歩きました。最後は日本海に沈む夕日が我々を出迎えてくれました。頑張ったご褒美をもらいました。ここまで無事に歩き通した皆さんに感謝します。後は20分程国上山を下るだけです。
17:55、国上寺登山口に到着、おもわず万歳が出てきました。

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17:55、国上寺着、おもわず万歳! |
角田浜への帰路、車窓からの夕日 |
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≪弥彦山エリアのお花達、流石に剣ヶ峰、カタクリが沢山ありました≫ |
今日の活動時間=13時間08分、歩行距離=23.8㎞、累積上り=2007m、累積下り=1880m。
帰りの車窓から海に沈む夕日を見ながら角田浜に向かいます。縦走を終えてバスに乗ると毎回同じ思いになりますが、まだ暗い早朝から夕暮れ迄、良く歩いたものだとつくづく思います。今年も無事に歩き通せた満足感と充実感は半端ないものがありました。残雪と泥濘の悪条件の中、最後まで歩き通した皆さんに感謝いたします。
お花に恵まれ、仲間に恵まれ、とても充実した楽しい一日だったと思います。楽しい一日をありがとうございました。
≪1784 S/Yさんの感想が届いています≫
今年が最後と覚悟して参加しました。何とか迷惑を掛けないで歩き通せたので良かったです。
思い出がいっぱい詰まった山行でした。最後の搦手道のとどめを刺された様な登りで泣きが入りそうでしたが、国上山の稜線に出て、クライマックスに相応しい夕焼けの雲と海の輝きが感動的で、疲れをすべて忘れさせてくれました。本当にありがとうございました。
≪2467 K/Gさんから写真が届きました、一部を掲載させて頂きます≫
≪2479 T/Nさんから沢山の写真が届きました、一部を掲載させて頂きます≫
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