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8:00、スキー場集合、只今準備中
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8:30、ガイドさんの講習説明と装備の点検
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参加者16名が参集、準備の後、ガイドさんの講習内容の説明と装備の点検です。ピッケルが初めての方もいて、ピック、ブレード
の説明から持ち方まで、丁寧な説明がありました。
9:00、12本アイゼンを付けて講習開始、ちなみにガイドさんのアイゼンは氷壁用なのか、通常2本の前爪が3本(中央の1本が長い)
もありました。 |
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直登の講習ですが、新雪が多すぎて・・・ |
下りの急斜面は、後ろ向きにピックを使って・・・ |
圧雪車でならしたゲレンデの更に上まで登って講習開始です。昨夜からの新雪が20〜30pも積もってアイゼンの講習には不向きでしたが、クラスト状態やアイスバーンのつもりで足の運びの説明と実地講習です。直登、トラバース、斜登のそれぞれの登りと下りを行いました。石転びの急登を下る様な時には、後ろ向きにピックを差し込んで下る方法も教わりました。 |
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トラバースの足の運び、まだぎこちない? |
方向転換はピッケルを持ち替えて・・・ |
アイゼンに気を取られると、ピッケルがおろそかになります。滑落を想定して、ピッケルは山側の手で持つ事、すぐに確保出来るようにピックが山側です。方向転換する場合は、ピッケルの持ち替えが必要です。利き手の逆の手を使う場合が難しい様に思いました。
講習が進むにつれ、降っていた雪も次第に止んできて、スキー場のトップからはゲレンデが一望でき、その先にはこれまで隠れていた猿毛岳が見えてきました。展望も素晴らしいです。 |
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足下にスキー場と奥は猿毛岳が見えてきた |
雪崩に巻き込まれた時、ザックが外れる様に |
休憩を挟んでガイドさんの講義があり、雪崩に巻き込まれるリスクがある所を通過する場合は、ピッケルバンドは体から外しておくように、との事です。ピッケルが体に付いていると雪崩の中から出られない為だそうです。ガイドさんのザックは、巻き込まれた時に外れやすく工夫したとの事。
スキー場トップに登って滑落停止の訓練ですが、積雪が多くて滑りません。初めに、お尻で滑って滑り台を作る必要がありました。滑落停止は、腹ばいになってピックに体重を乗せて斜面に食い込ませ、ブレーキをかけて止めます。腕が伸びたら体重が乗りません。ピッケルをどちらの手で持つかによって、右廻りか左廻りかの廻る方向も違います。何度も繰り返して、体で覚えるしかない様です。 |
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滑落停止、形は出来てますよ |
止まるのは、なかなか難しい! |
滑落停止の形が出来てきたら、もう少し急な斜面での訓練です。安全のためにロープで確保しました。 |
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急斜面での滑落停止、ロープで確保します |
ロープが張るまでに止まれるかな? |
滑落停止は、繰り返しの練習が必要と思いますが、時間にも限りがあり、すぐに予定の時間となってしまいました。上手くなりかけたのに、ちょっと残念。
12:40,スキー場の施設の中でお昼です。暖房はありませんが、特に寒さは感じませんでした。 |
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晴れてきました、奥に猿毛岳がはっきりと |
スキー場の施設の中でお昼を頂きました
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13:30、午後の部の開始の前に、全員で集合写真を撮りました。皆さん、ピッケルとヘルメットが決まっています。山岳ガイドの佐藤さんは、後列の右から5番目です。
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お昼の後に集合写真、皆さん、ピッケルとヘルメットが決まっています! |
午後は、ロープワークの講習です。単なる結び方の講習だけではなく、より実践的な講習として、不安のあるメンバーを確保して登らせる・降ろす為の講習です。
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ロープワークの講習開始、不安のあるメンバーを確保して登らせる・降ろす、の講習です |
最初に自分のハーネスに、8の字でロープを結びますが、これだけでも四苦八苦。その後、お互いのロープを結んで、そのペアで引き上げや引き下ろしの講習です。 |
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各自のハーネスに8の字でロープを結ぶ |
ピッケルに、グローブ・ヒッチでセルフビレイ
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リーダー役は、ピッケルを雪面に打ち込んで支点とし、これにセルフビレイをとります。その後に腰がらみで確保して初心者役を登らせたり、降ろしたりします。 |
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腰がらみで確保して、登らせる・降ろす |
もう一つは、ムンター・ヒッチを使います
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もう一つは、立木などに支点を作ってムンター・ヒッチの結びを使って、登らせたり、降ろしたりの訓練です。ムンター・ヒッチを使うやり方は、スリングとカラビナの比較的少ない道具で対応できるのでお勧めとの事です。ロープワークの初心者もいたようですが、こんな事が出来るんだ、との経験をすることが出来て、とても良かったと思います。これをきっかけに知識と経験を深めてほしいと思います。 |
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これがムンター・ヒッチ、覚えておきましょう |
二人一組で、ロープワークの実践
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