≪紀行文≫ |
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〜〜〜皆さんの協力のおかげで〜〜〜 |
当日は10月というのに最高気温28度の予報、熱中症を心配しながら内野駅を出発しました。
駅舎二階出口からスロープが小高い丘の上にある内野小学校の脇道に続いています。
しばらく住宅地を行くと、遠く粟ヶ岳や佐渡が望める見晴らしの良い新川元橋に出ました。
橋の下を流れる「新川」は、標高20m程の砂丘を削りV字谷のようなったところを流れ、日本海に注いでいます。この「新川」は、江戸時代終わり頃に西川と中ノ口川に挟まれた低湿地の水を排水するために内野町にある砂丘を削ってできた人口の川です。 |
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内野駅を出発 |
途中公園で一休み |
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山五十嵐の妙音寺 |
山五十嵐のお地蔵様 |
彼岸花 |
新川元橋を渡り、昔ながらの山五十嵐集落の諏訪神社で休憩を取りました。
階段の参道両脇は桜並木、その下に赤い彼岸花が咲いていました。
次の南斜面に広がる大根畑へは、ゲートボール場の老人や、散歩中の保育園児と挨拶を交わしながら向かいました。
大根畑中央にある農道からは稲刈りの終わった田んぼと、飯豊山、五頭山、粟が岳から角田山までが見渡せました。
(俳句)まだ細き大根畑広々と
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彼岸花 |
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諏訪神社参道 |
集合写真 |
昼食は駅近くのスーパーでそれぞれお好みの寿司や弁当などを買い、内野まちづくりセンターの一室を借りました。
昼食後は、新川と西川(燕市分水から関屋分水まで流れている)の立体交差地点へ行きました。二つの川の交差とは、新川の水面が西川の水面より数メートル低く造られていることを利用して新川に橋を架け、その橋に西川の水を流しているのです。
現在の橋は4代目ですが、先人たちの苦労は並々ならぬものだったらしいのです。
しかし、これらの建設のために長い間大勢の人が訪れ、内野町は栄えました。
(俳句)水を抜く為の新川水澄めり 新川の桜並木は薄紅葉
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内野駅前遠藤実歌碑 |
内野まちづくりセンターでゴール |
新川の桜並木 |
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新川暗こう |
新川と西川立体交差 |
新潟大学が移転してきてからは若者も集まるようになり、昨年オープンしたボルダリングジムも見学させてもらいました。
今回、季節外れの暑さの中での街歩きでしたが、皆さんの協力のおかげで無事終えることができました。ありがとうございました。 |
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