会山行紀行文 2024年
8/21(水)
晴れ
デコ平湿原山
1300m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−T41  グレード:D  43名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2048 Y/N (男性9名・女性34名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅出発6:00=デコ平リゾートゴンドラ駅8:30=山頂駅(ブナブナ駅)9:05…歩行開始9:10…アサギマダラ聖地9:20…沢渡渉9:30…木道始まり9:40…デコ平湿原・引き返し点(10:00-10:10)…沢渡渉…アサギマダラ聖地・昼食(10:30−11:20)…ゴンドラ山頂駅(ブナブナ駅)11:30=ゴンドラ駅・バスに戻る12:00=裏磐梯サイトステーション・中瀬沼巡り(12:30-13:00)=道の駅磐梯(13:30-13:55)=新潟駅16:20(解散)
≪紀行文≫
〜〜〜貴重な蝶を見ながらの贅沢な時間を楽しみました〜〜〜

 数日前から「東日本の天候は変化が激しい」との予報なので心配したが、福島県に入ると徐々に明るくなり、最高の山行日和となった。
 グランデコスキー場のゴンドラ山頂駅「デコ平・標高1300m」は、吾妻連峰・吾妻大巓の登山口でもあり人気があります。
快適なゴンドラに乗って、デコ平を目指します。

 山頂駅前でリーダーからの注意点などを聞き、全員元気に歩き出しました。
 少し歩くと、「アサギマダラ聖地」ののぼり旗の立つ広場に到着。なんと鮮やかな色合いをした蝶(アサギマダラ)が、私たちの目の前をスイスイと飛んでいます。
 鮮やかな青緑色をし、人をあまり恐れないのか?すぐ傍まで来てフワフワと飛んで楽しませてくれ、気持ちが和みます。
ゴンドラ山頂駅を出て歩き出します。 いろいろな草花、名前を教え合って… 涼しい緑陰の道、快適高原です。
緩い下り坂も快適です。 ここの名物、アサギマダラ登場! 「アサギマダラの聖地」を通過

 更に進むと、本日一番の危険個所?・沢の渡渉点です。小さな飛び石、男性たちのエスコートにより全員靴を濡らすこともなく無事に越えることが出来ました。
みんなの足も揃って、心地よく快適歩行 大小の岩や石を飛びつつ、男性陣のエスコートで渡ります。

 その先は、緩い坂を少し下って木道の始まりです。気温は暑過ぎず、心地良い涼風を受けながら一列になって木道を進みますが、木道脇は沼地のようで落ちたら面倒!、慎重に歩を進めますが、もっと先の歩道上に油交じりの泥があって滑りやすく危険ということであり、途中で引き返しました。
ここより、木道を歩きます 木道脇は水溜まり湿地帯、落ちないように気を付けつつ 快適な風、小さな花々、楽しい歩きです。

 先ほどの渡渉点を全員無事に越え、やや広くなっている「アサギマダラ聖地」で昼食です。
 穏やかな天気、貴重な蝶を見ながらの贅沢な時間を楽しみます。花の種類も結構多く、それらの花々を飛び廻る蝶の優雅で生き生きとした姿は何よりの目の保養であり、今回の山行で一番の収穫でもありました。
「アサギマダラの聖地」まで戻りました。 アサギマダラの飛び交う広場で昼食、楽しい時間です。
花にとまるアサギマダラ、動きがゆっくりなので撮影がし易い。

 そして山頂駅前で集合写真を撮ってから、ゴンドラに乗って下山しました。
 下山後は、バスで「裏磐梯サイトステーション」まで移動し、近くの「中瀬沼探勝路」を歩いて中瀬沼を楽しみました。
デコ平山頂駅前で集合写真 1〜3班 デコ平山頂駅前で集合写真 4〜6班
  *ゴンドラの下穂芒のゆらゆらと 
  *デコ平かたまりて咲く濃いりんどう
  *高原はすでに秋色風わたる   
  *芒原昼餉にひびくハーモニカ
  *藤袴あさぎまだらの群れをりし 
  *レンゲ沼岸に山萩ほつほつと
  *草原にうるしの葉らし初紅葉  
  *道の駅氷菓で山の旅果てる
  *日陰れば梅鉢草のひそと白
Lの「お疲れ様でした」の挨拶と共に下山。 (俳句)557・T/Kさん
裏磐梯サイトステーション、快適な施設です 池の散策、静かな池が歓迎してくれました 湖面は決してキレイではなかったけど…

 最後に「道の駅・磐梯」で買い物や大きなソフトクリームを食べたりして寛いでから、今日の予定の全部を無事に終え帰路につきました。

(今回逢った花たち)

 心配された天気も絶好の空模様、猛暑の下界を忘れさせてくれる快適な気温、全員が元気に最後まで楽しめてとても嬉しい一日が過ごせました。
リーダーがバス内で「天気はリーダーの責任、私の日頃の行いの正しさが証明できました(笑)」と話し、全員に異存のないいい山行を有難うございました。  (おわり)