会山行紀行文 2024年
6/26(水)
曇り後晴れ
(じょうどだいらしつげん・あづまこふじ)
浄土平湿原と吾妻小富士

1758m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−T28  グレード:D上  27名
 担当リーダー 2038 M/S (男性6名・女性21名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口6:10=(磐越道)=磐梯SA7:40=浄土平・レストハウス(9:05−9:20)…酸ヶ平避難小屋(10:25−10:45)…レストハウス・昼食(11:45−12:35)…樋沼(12:55−13:10)…吾妻小富士登山口13:30…吾妻小富士(13:45−13:55)…レストハウス発14:15=道の駅・猪苗代(15:15−15:35)=新潟駅南口17:30(解散)
≪紀行文≫
〜〜〜心配された雨にも遭わず、全員が元気に存分に楽しんだ一日でした〜〜〜

 新潟を出るときは小雨であり、現地の予報は“曇りのち晴れ”だけど、心配しつつ磐梯吾妻スカイラインを走ります。現地が近づくに連れて空も明るくなってきて、段々と期待が膨らみます。
 到着した浄土平は曇りながら、これから向かう山岳方向は深いガスの為に見えません。
 ビジターセンター前で身支度を整え、リーダーからのコースの様子と注意点などの説明を聞き、4班に分かれて、まずは「鎌沼」へ向かって湿原に広がる感じの良い木道歩きで出発です。
ビジターセンター前で登山準備 Sリーダーから出発前の注意事項など リーダーを先頭に出発!
1班から4班の順で、広い湿原の木道を気持ちよく歩きます

 やがて木道は終わり、急傾斜の登山道となります。明るくなってきた空、一歩一歩確実に滑らないように気を付けつつ登ります。
 後背には今日の最後の目的地「吾妻小富士が」泰然と望まれ、所々の道端には花も見られて私たちの頑張りを応援してくれます。
 また、コース右手には微かに噴煙を上げる「一切経」も見られ元気が出ます。
 しかし、雨は降らないものの風が強い!、雨合羽や上着などを着て寒さをしのぎながら更に前進します。
急こう配の階段状の登山路をゆっくりと安全第一に登ります
背後には吾妻小富士の全貌が… 壊れた階段も慎重に登る 右手に煙の上がる一切経が見えてきた
平坦路の脇に花も見えてきた 更に木道は続く、ガスも晴れてきた

 急坂を登り切れば平坦路となって再び木道歩きとなり、そして右側には山小屋が・・・「酸ヶ平避難小屋」です。
木道の二叉路、右手に「酸ヶ平避難小屋」が見えてきた  
綺麗な休憩舎とトイレの建物 小屋で休憩、風もなくホッとします
 ガスの晴れ間に、小屋前から鎌沼が見えます 小屋での休憩を終え、来た道を戻る 
風と寒さで雨具を着たまま戻る、レストハウスと吾妻小富士が見えてきた

 転んだりする人もなく、全員元気に下り「浄土平レストハウス」に到着!
 綺麗で立派なレストハウス、その二階の大広間を無料で使うことが出来ます。時間も丁度ランチタイムであり、この大広間で昼食となりました。
 山のご飯がこんな素敵な部屋で食べられることに大感謝!、其々に弾む話を楽しみながらいい時間を過ごすことが出来ました。
 そして、窓から目の前に望むのは最後の目的地・吾妻小富士、風はあるものの好天気となり、登る人下る人も見えます。
出発地の浄土平レストハウスに戻り、二階のきれいな広間で昼食です
昼食後、向かったのは樋沼、神秘的な水面に見惚れます 沼から、最後の目的地・吾妻小富士へ
樋沼にて集合写真 1〜2班 樋沼にて集合写真 3〜4班

 湖畔で集合写真などを撮り、吾妻小富士の登山口へと移動し、集合写真を撮ってから階段上りの始まりです。山頂まで続く階段は、勾配と言い段差の間隔と言い絶妙で、なかなか歩き易い!
 登山というよりも観光です、出会う人は普段着にスニーカー、中にはサンダル履きの人もいてビックリです。
 山頂からは眼前に一切経の雄姿、その麓にはレストハウスなど観光施設が並び、疲れも吹っ飛ぶ思いです。
 この風では危険という事で火口の一周は止め、火口を覗き込んだり周辺の風景を楽しんでから下りました。         
吾妻小富士への階段から、
一切経と浄土平の開放的な風景を望む
 吾妻小富士の登山口にて、全員集合! 吾妻小富士の噴火口 
 噴火口の大きさ雄大さ!、圧倒されます  噴火口から下って今日の予定を終えました 

 レストハウス前で靴を履き替えるなどし、バスに乗り込んで帰路につきました。
 心配された雨にも遭わず、リーダーはじめ班長・会計・SLの皆さんが夫々の役目をしっかり果たされ、全員が元気に存分に楽しんだ一日!、楽しかったです。有難うございました。  (おわり)

≪出逢えた花々≫