≪紀行文≫ |
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〜〜〜カキツバタなど水辺の花を楽しみました〜〜〜 |
県立大潟水と森公園は、48haの広さで2つの池に囲まれ水辺の貴重な動植物の生息・生育の場となっており7つのゾーンで構成されている。
当日の天気は午前中晴れ、午後から降水確率80%の予報である。
午後は寺院見学の予定でそれまでの間に雨が当たらないことをバスの中で西の空を見ながら祈念した。
北口駐車場には、保育園児の遠足で送迎バス我々よりも先に到着していた。
にぎやかな園児たちの声を聞きながら、今日の散策はエントランスゾーンから出発、緑樹の雑木林を見ながら自然観察園内の道路を歩き、車の通る道路を横断し緩やか階段を降りると「ぬま池」では大きなウナギや鯉を見ることができた。 |
潟の里ゾーンで鵜ノ池を眺める休憩小屋で小休止。この辺から湿地に紫色のカキツバタの群生地が見えてきた。
(俳句)若楓揺らぐ大潟水の園
(俳句)鯉はねて波立つ潟に新樹光
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エントラスを出発 |
案内図で確認 |
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自然観察園を歩く |
鯉とウナギの沼 |
鵜ノ池を望み休憩 |
歩道脇に「いくじ」と言われる砂が堆積した地層を見ながら歴史ゾーンへの桜の木に覆われた遊歩道を歩く、途中で右手に頂上を雲に隠れた残雪の妙高山や火打を望むことができた。また、水辺に花の咲いたトクサ群生地とスイレンとカキツバタを見ることができた。
(俳句)残雪の妙高きらり潟きらり (俳句)青葦に囲まれ潟の広々と (俳句)潟隅のとくさ小さき花をつけ
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カキツバタが見えてき |
「いくじ」を見る |
歴史ゾーンへ歩く |
頸城地方で最古の丸山古墳への遊歩道は草刈り作業で進入禁止であったが、作業員の了解を得て古墳を確認することができた。
帰路は来た道を引き返し、カキツバタが咲く水上回廊を渡り「こうら干し」の河童像のあるお休み広場を経由してエントランスゾーンに到着した。
カッパ像は鵜ノ池に河童が生息していた伝説があり公園内に18像設置されている。
(俳句)にがな咲く小さき古墳に歴史あり (俳句)若草転げる白きかっぱ像 (俳句)泣きがっぱ青葦の潟を見おろして
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カキツバタ・トクサの花 |
古墳を登る |
水上回廊を歩く |
昼食は食後の園児たちのにぎやかに遊ぶ光景を見ながら木陰の下で取りました。今回は3ゾーンしか散策できませんでしたが水辺の各種の花を見ることができた。
午後からは旧柿崎町にある国の登録有形文化財である浄善寺及び浄福寺を見学した。
いずれも柿崎大火により江戸・明治の2度に類焼したため昭和3年・2年建築の鉄筋コンクリート造の建物である。
浄善寺はインドパタゴ様式で外観及び本堂内を見学した。浄福寺は歌舞伎座をモデルの建物で住職から寺の概要説明をしていただいた。
西の空が暗くなり風が強くなってきたが新潟駅南口到着まで降雨にならずラッキー1日でした。
(俳句)園児らの去りふんはりと若葉風 (俳句)インド風本堂外は青嵐
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浄善寺 |
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集合写真 |
浄福寺 |
(咲いていた花) |
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