会山行紀行文 2024年
4/23(火)
晴れ
(おおひらやま・やないづ)
大平山・柳津門前町歩き

396m
参加者 (紀行文) 2461 T/T
No−T15  グレード:D上  20名
 担当リーダー 2339 C/T (男性3名・女性17名) (写真) 2275 K/H
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=道の駅会津柳津(7:20-7:35)=大平山登山口(7:45-8:00)…愛宕神社(8:45)…おぼ抱き観音(9:30)…大平山三角点(9:45-9:55)…圓蔵寺(11:20-12:15)…門前町赤べこ通り…道の駅会津柳津(12:45-13:45昼食)…柳津観光船・魚渕・観月橋・瑞光寺公園(13:50-15:15)…縄文館(15:20-16:05)=柳津駅(16:10-16:35)…微細彫刻(16:40-16:52)=新潟駅南口(18:20)
≪紀行文≫
〜〜〜人情溢れる柳津の人々との出合の旅でした〜〜〜

 柳津町が「赤べこ」発祥の地であり、あわまんじゅう屋さんだらけだという事を今回のトレッキング山行で初めて知りました。柳津町は新潟からとても近いところにあり、会う人会う人が親切で笑顔とホスピタリティーに溢れ、比較的小さな街ですが見所、観光名所が多くあり、一日では全部観ることが出来ません。
 今回の柳津町トレッキングのポイントは、
 @大平山登山
 A福満虚空藏菩薩 圓藏寺を中心に栄えた門前町歩き
 B縄文館や美術館、足湯が有る道の駅エリア
 C遊覧船・魚渕・観月橋・瑞光寺公園が有る只見川エリア
 DSL展示・微細彫刻があるJR柳澤駅周辺エリア    です。
 当日は天気も良く、盛り沢山のスケジュールにも関わらず、これを全て制覇することが出来ました。
 今年の夏に「越後三山只見国定公園」のビジターセンターが柳津町にオープンします。それを機に町役場では山に関する観光にも力を入れたいという考えが有り、今回の楽山会の会山行を是非山行にさせて欲しいという事で観光課の職員Iさん(20代)、Nさん(30代)が参加されることになりました。

 定刻、新潟駅を出発。バスの中、驚く事にリーダーのTさんは行程説明、クイズ大会等を柳津道の駅に着くまでの1時間半の間、喋り続け始めから一度も途切れることなく、ずーっと喋り通しました。
 登山口でラジオ体操後出発。

 愛宕神社で役場職員イケメン2人の自己紹介。
 蛇明神様、おぼ抱き観音を過ぎ登山道を外れ大平三角点にヤブこぎで着きました。
ラジオ体操 大平山の登り
愛宕神社 役場職員の自己紹介 蛇明神様
おぼ抱き観音
笹ヤブの中を下山  ヤブの中の三角点で全員記念撮影 

 福満虚空藏菩薩 圓藏寺で.観光ガイドSさんと合流。何と寺のご住職は境内で大声で喋る観光客は大嫌いだそうで私語厳禁。

 境内には「赤べこ」の由来となった撫牛(なでうし)があります。

 門前町歩きでは柳津道の駅に着き、楽山会御一行様で2Fを貸し切り名物「博士そば天ぷら小鉢付き」を頂きました。
圓藏寺の全景
撫牛
圓藏寺で集合写真 昼食「博士そば」

 お昼から@赤べこチームとAあわまんじゅうチームに分かれ観光船と魚淵・竹久夢二記念碑・観月橋(吊橋)・瑞光寺公園を見学。

 縄文館では学芸員のTさんから急遽30分間、柳津で発掘された縄文土器を中心とした説明会を開いて頂きました。

 「ほっとINやないづ」ではTリーダーから全員にあわまんじゅうの差し入れがあり、広い休憩所のテーブルでお茶と共に頂きました。
柳津観光船
船の中 魚淵 竹久夢二記念碑
観月橋(吊橋)と瑞光寺橋(赤い橋) 縄文館 あわまんじゅう

 会津柳津駅は白い木造駅舎で駅百選に選ばれ今年リニューアルオープンしました。SLのC11244が展示され、赤べこ工房、駅カフェ、売店も併設されました。
 駅には柳津役場観光課係長のDさん、柳津観光協会事務局長のSさんがわざわざ駆けつけてくださり、駅カフェの女性リーダーと赤べこ工房の女性職人と観光ガイド、観光客など総勢30人位で「お手ふり」を行いました。駅には「お手ふり用大弾幕」が用意されており楽山会の皆さんで持ち、駅に居合わせた全員が一列に並びました。列車が会津若松方面からライトを点け駅に入って来るに合せて全員で手を振ると車内の乗客も両手で大きく振り返してくれます。列車を降りて来る乗客も皆笑顔で手を振りながら降りてきて、端から順番に楽山会全員と握手する人まで現れました。
 車内で手を振る乗客、笑顔で列車から降りてくる人達、待ち受けた大勢の「お手振り」の人々が三位一体となり拍手と歓声が上がり一種異様な程の感動にホーム全体が包まれました。
 その後、微細彫刻富山工房を見学して予定通り新潟駅に到着しました。
お手ふり 微細彫刻

 後日感想をお聴きしました。
 役場職員20代Iさん
   …楽山会の人達と一緒に登山できてとても楽しかった。登山道が荒れていたので整備の必要性を感じた。
 役場職員30代Nさん
   …地元の人でもなかなかいけない所を楽山会の人と歩けて良かった。柳津町には多くの観光資源がありますが、
    中に居るとなかなか気が付かない点もあります。今回の楽山会からの意見が大変参考になりました。  
    一緒に歩いてみてガイドが居ると観光される側の満足度が上がる事が分かりました。職員の中から
    トレッキングの資格を取ってもらうなど人材育成に活かしたいと思います。
 観光ガイドSさん
   …楽山会は大変素晴らしく圧倒されました。これほどの人が「お手ふり」に参加されたのは初めてです。逆に
    柳津駅で何か有ったのですかと町の話題になる程でした。
    大変勉強になりました。今後の柳津観光に活かして行きたいと思います。

 今回はTリーダーの企画で柳津役場、柳津観光協会と楽山会の皆様一人一人が一致協力して素晴らしい会山行になったと思います。秋には柳津役場職員同行で柳津トレッキング残り半分が予定されています。また「お手ふり」も有るらしいです。
 苦労された会計さん、写真のH三有難うございました。自分もトレッキングに参加したのは初めてでしたがとても楽しかったです。     

≪花の写真≫   
エンレイソウ イカリソウ シュンラン
スミレ ツツジ