会山行紀行文 2024年
6/17(月)
曇り後晴
(あわがだけ)
粟ヶ岳

1293m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
1
(男性1名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
第2水源池(5:40)…3合目(6:31)…7合目(8:25)…山頂(9:27ー9:57)…7合目(11:05−12:00)…3合目(13:48)…第2水源池(14:30)…第1水源池駐車場(14:50)
≪紀行文≫
〜〜〜毎年ヒメサユリを見に登っています〜〜〜

 毎年ヒメサユリを見に登って居る粟ヶ岳、今年も時期が来たので出かける事にしました。ヒメサユリの咲く時期は蒸し暑く山蛭も活動しブヨなどの虫も活動し良い季節では有りません。
 てんくらの予報では夜雨で朝方は曇り気温はそんなに高く有りませんが風が強くCでしたが何度も登っている山で花を見る為なので景色は関係なく風が有れば汗を掻いても乾き虫も気にならないと思い出掛ける事にしました。
 女房より送迎をして貰う事にして第1水源池の駐車場には車が1台、第2水源池に向かう時林道で散歩の男性とスライドしました。山ノ神の所まで車で送って貰い早朝のダム湖から歩きます。
 山蛭予防に靴とズボンの裾に虫除けをスプレーし熊避けにホイッスルを吹きながら登ります。風は有りますが樹林帯の登で汗が吹き出します。 3合目で休憩、目の前に見える袴腰山は良く見えません。
 早朝の第2水源池  一人なので特に登山届を  3合目に到着

 大栃平でも休憩します。風が有り涼しいですが周囲はガスって真っ白で何も見えません。

 ハシゴ場やクサリ場を越え6合目で休憩しますが此処も周りは真っ白です。
 袴腰山は良く見えません  大栃平 此処も周りは見えません  ハシゴ場を越え

7合目の小屋手前でヒメサユリが一株咲いて居ました。情報によりますと今年も粟ヶ岳のヒメサユリは獣の食害で殆ど花は無いそうです。小屋前で休憩、行動食でエネルギーを補給9合目迄の急登に備えます。
このコース一番の急登で休み々登ります。北峰の縦走路の分岐に着きました。此処から権ノ神岳を越え橋立から宝蔵山を越え白山、慈光寺へ2度歩きました。橋立から小乙集落と上高柳集落へ1度ずつ、橋立から新ヶ沢への周回コースを第1水源池へ2度歩き今はもう無理ですが良く歩いたと思います。
 コメツツジ  クサリ場も越え  6合目も周りは真っ白
 小屋下に咲くヒメサユリ  思い出多い縦走路分岐 最後の蕾

 何時もヒメサユリが群生する北峰から中峰、山頂への稜線にはヒメサユリが有りません。花や蕾は食べられたのでしう無残な痕です。誰も居ない山頂に着きましたが周りはガスで何も見えません。
 風も有り肌寒く成り昼ご飯には未だ早いので7合目の小屋まで戻り昼ご飯にする事にしました。
 たった此れだけの  粟ヶ岳のヒメサユリ  今年も来れた粟ヶ岳

 北峰を越える頃よりガスも取れ周りが良く見える様に成りました。小屋に着く頃日差しも有り暑いので小屋の入口の日陰で昼休憩しました。
 登るのも大変ですが下山がもっと大変、粟ヶ岳は9合目から2合目迄下りは気を抜く事が出来ません。加齢と共に筋力も減退して岩道や石ゴロ々の登山道は時間は掛かっても慎重に下山します。6合目で今日初めての人に会いました。群馬から来た男性で昼ご飯を食べて居ました。少しお話をし此処で休憩して居ると2人のトレランの人が登って来ました。トレランの事は何も分からないのですが後でトレランをするヤマップの人からのコメントで1人は外国の人でウルトラトレイルの世界チャンピオンの人とプロのトレイルランナーの人でトレラン関係では2人とも有名な人だそうです。
 景色の見えない山頂  山頂を振り返る   トレランの人が山頂へ

 鎖場、ハシゴ場も何とか超え大栃平も過ぎ4合目すぐ下の何時も下山の時の休憩場所のブナ林の中で休憩します。ブナ林の中は涼しく又風も少し有り癒されます。給水と行動食を摂りゆっくりと休憩します。3合目でも休憩して居ると山頂を往復したトレランの2人が跳ぶ様に下山して行きました。
ブナ林の何時もの休憩場所 トレランの二人が下山して来ました 無事下山する事が出来ました

 自身のグレードはBで二王子岳の神社からと粟ヶ岳の第2水源池から休憩を含み3時間30分以内で山頂に着くのがBグレードだそうです。
 今日は17分オーバー、入会した頃は3時間以内で歩けたのに歳と共に体力も減退、寂しい事ですが仕方ありません。でも時間は掛かりますが山歩きは未だ続づけて行きたいです。(おわり)