会山行紀行文 2024年
5/1(水)
曇り
(しりだてやま)
アオネバ渓谷〜尻立山

940m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
12名
(男性6名・女性6名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
アオネバ渓谷駐車場(9:03)…登山口(9:11)…落合(9:41)…ユブ(10:13)…アオネバ十字路(11:00)…ドンデン山荘(11:45−12:57)…尻立山(13:18)…ドンデン池(13:37)…ユブ(14:45)…登山口(15:37)
≪紀行文≫
〜〜〜シラネアオイロードの登山道〜〜〜

 佐渡へ帰省中に高立山の仲間からアオネバ渓谷からドンデンへ行くので良かったら御一緒しませんかと連絡が来て何もする事が無く暇なので喜んで参加する事にしました。
 10人で車2台に分乗して来るそうなのでアオネバ渓谷登山者駐車場で待ち合わせ登る事にしました。私ら2人を入れて12人のメンバーで歩きます。
 今年は佐渡も花の開花が早くニリンソウやコゴミの茂る中を歩きます。シラネアオイは大分前から咲いて居たのでしょうくたびれた花に成って居ます。スミレの群生やルイヨウボタンも咲いて居て落合で少し休憩その先はシラネアオイロードで登山道の横に多く咲いて居ます。
 アオネバ渓谷登山口 高立山の仲間12人と  ルイヨウボタン 

 ユブで休憩、その先も旬のシラネアオイやエゾエンゴサクが多く咲いて居ます。
 今年は雪解けが早かったのかアオネバ十字路手前の沢を挟んで右側の斜面に多くのサンカヨウも咲いて居ます。このコースはこの時期何度も歩いて居ますが此処でサンカヨウの花を見るのは初めてで花が咲くのが早いです。
 アオネバ十字路からは遠回りですが夏道を歩きます。例年は残雪の上を歩く所も有るのですが今年は乾いた道です。
 金北山縦走路入口から舗装された県道を歩きます。此処も例年ですと残雪が有るのですが殆んど無く雪解けした県道の横には食べ頃のフキノトウがびっしりと有ります。
 ドンデン山荘前のテラスのテーブルで両津湾を見ながら昼ご飯にしました。今年に成って高立山には50回余り行きその都度合う仲間ですので目の前の景色は違いますが雰囲気は高立山そのものです。
 シラネアオイ   山荘前で昼休憩

 食事中に男性会員のSさんと女性会員ののSさんに会いライナーバスでアオネバ渓谷から来られたそうです。
 食後は山荘すぐ裏のテレビ中継アンテナの有る霧立山を越え今日の最高点の尻立山に登りました。お天気が良ければ未だ雪で白い飯豊連峰や朝日連峰も見られるのですが今日は眺望が悪く残念です。
  ドンデン池迄行きます。この池にはモリアオガエルが生息する池だそうです。此処からは赤い屋根のドンデン避難小屋が見えます。
 高校生の頃先生に連れられこの近くでテント泊した事も有りますがその頃は未だ避難小屋は有りませんでした。
 芝生にはアマナが満開ですが枯れた芝に似た色で目立ちません。登山道横の小川にはミズバショウも咲いて居ます。道の横の小さな沢の斜面にはザゼンソウやサンカヨウも咲いて居ました。
 尻立山  金北山  アマナ咲く芝生
 アマナ  ミズバショウ ザゼンソウ

 金北山縦走路入口からは冬道をアオネバ十字路迄、後は登って来た道ですので花の開いたシラネアオイを見ながら下山します。

 途中の登山道近くの斜面にヤマシャクヤクがを1輪見る事が出来ました。

 高立山の仲間と佐渡の山を歩けるとは思って居ませんでした。誘ってくれた人に感謝です。
(おわり)
 サンカヨウ
 シラネアオイ   落合で休憩
 ヤマシャクヤク  名残の雪割草  無事下山