会山行紀行文 2024年
3/28(木)
晴後曇り
(しろたろうやま)
白太郎山

1003.1m
参加者 (紀行文)2232 S/K
6名
(男性4名・女性2名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
五味沢集落登山口(8:10)…766mピーク(9:30)…白太郎山山頂(10:20)…980m地点(10:30-11:10 昼食)…白太郎山山頂(11:20-30)…766mピーク(12:05)…五味沢集落登山口(13:05)
≪紀行文≫
〜〜〜朝日連峰の雄大な景色を堪能しました〜〜〜

 Kさんから久しぶりに誘いがあって、白太郎山に登ってきました。
 天候に恵まれ、山頂からは朝日連峰の雄大な景色を堪能することができました。
 白太郎山は、朝日連峰の南にあって標高1003mの山で、夏道は無く残雪期限定の山です。スキーでも良く登られる様です。

 山行当日の天気は晴れ後曇りで、朝は氷点下まで気温が下がる予報です。ワカンと軽アイゼンが必要と思われました。
 8:10、五味沢集落はずれの民家の脇、小沢がある所が登山口でここから登り始めます。
 二日前は雨模様の天気で山では降雪が予想されましたが、白太郎山に雪は降らなかった様でトレースはしっかりと残っていました。平日にもかかわらず、我々の後に2組、4名の登山者があり、人気の山の様です。

 最初の登りは、スギ林に入るまでのわずかな間が急登で、ツボ足で登ったのですが雪面が固く滑りやすく、少し怖い思いをしました。
 杉林の入り口で、軽アイゼンやワカンを着けました。
 特徴が少ない比較的大きな尾根を、766mピークまで標高差400m程を登ります。稜線まで上がると展望が開けてきて、飯豊連峰とその右端に二王子岳も望むことができました。
8:10、五味沢集落の登山口を出発 766mピークを過ぎると、飯豊連峰が見えてきます

 10:20、登り始めてから2時間ちょっとで白太郎山の山頂に到着。目の前に朝日連峰の大展望が広がっていました。
 ピークが四つありますが、左から袖朝日岳、西朝日岳、中岳、大朝日岳の大展望です。大朝日岳の右には鋭鋒が特徴的な祝瓶山がとても立派に見えます。
左から袖朝日岳、西朝日岳、中岳、大朝日岳の大展望です
朝日連峰の大展望を写真に収めます 西朝日岳〜大朝日岳〜祝瓶山(右端)

 白太郎山山頂は風が強かったので、少し下った窪地で風を避けてお昼を頂きました。お昼の後、全員が揃ったところで再度山頂へ。朝日連峰の素晴らしい展望を二回楽しみました。
振り返ると飯豊連峰〜二王子の展望も素晴らしい 左奥は光兎山の山並み、右は鷲ヶ巣山

 振り返ると飯豊連峰〜二王子の展望も素晴らしい    
 名残惜しいのですが、11:30、山頂を後にします。振り返ると、飯豊連峰の右に二王子岳、更に右には光兎山と尖った鷲ヶ巣山を望むことができます。こちら側から望む光兎山は、山並みの奥にあって新潟側から見るほど尖ってはいない様です。
 午後からは気温も上がり、雪はくさってグサグサの状態です。お話に花を咲かせて、ゆっくりと下りました。

今日の成果は、活動時間=5時間02分、距離=4.8km、累積標高差=710m。

 天気に恵まれ、朝日連峰と飯豊連峰の大展望を満喫した山行でした。楽しい一日をありがとうございました。
 白太郎山は、展望が素晴らしく残雪期の会山行には手ごろな山だと思われます。既に、来年度計画したいとのリーダーが二名おられる様です。期待しましょう。