≪紀行文≫ |
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〜〜〜天気に恵まれ、富士の眺望にも恵まれ〜〜〜 |
毎年実施している12月に富士五湖周辺の山から大きな富士山を見る会山行、今年は大平山と越前岳を選んだ。実はこの企画、2017年に同じ企画をしたが、そのときは参加希望者わずか7名、私をいれて8名での会山行だった。そんな楽山会では人気のない山に何人の参加者がいるだろうかと心配していたが申込初日に29人の申し込みがあり安堵した。さっそく中型バスに変更して、宿からは冬場は30名定員と言われていたので、その後の申し込みはすべてキャンセル待ちとした。ところがキャンセルが1名もなく当日を迎えた。 |
現地は11月20日頃より晴天続き、青空の元、雄大な富士山を期待してバスは長い道のりを山中湖畔の長池親水公園に着いたのでした。
≪一日目≫
以前はこの時期、親水公園の駐車場はガラガラだったが、この日は外国人らしき人も多く駐車場はほぼ満車に近かった。
一番奥の空いているところにバスを停めて登山準備、そして サイクリング道路を歩き出す。 |
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長池神水公園で富士を見ながら登山準備 |
34番という案内板のところから登山道が始まる。しばらく住宅街を歩き樹林帯に入る。しばらくは景色の見えない森の中、そして森を抜けるとススキの原へ、少し急坂になり、そして大平山の山頂に。そこで雄大な富士を眺めることができたのでした。山頂には東屋やベンチがあるが、なにしろこちらは30名の大所帯、しばらく立ちながら景色に見とれる。 |
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杉林の中を歩く |
ススキの原を歩く |
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大平山山頂、富士に見とれる |
集合写真(大平山山頂) |
今回は周回コース、下りのほうが時間がかかる。それで10分の休憩で下山開始。
飯盛山、長池山と経由してアスファルト道路に、前回はそのアスファルト道路を降りたが、よく見るとそこに湖畔に出る山道の標識が、よしそこを歩けば近いと暗い山道に降りました。 |
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私の持っている地図には記載されていない道、でもM君のスマホのマップには記載されていたのです。あまり使われていないような山道、でも時々赤布があり道を間違うことはありません。
そして湖畔に、ゴールは予定より30分も早くなりました。バスに乗りコンビニに寄って3時には宿の崇岳荘に着いたのでした。 |
飯盛山山頂 |
落ち葉の中を歩く |
≪二日目≫
朝食は6時、まだ暗い中、朝食を済ませ宿の外へ出る。山中湖畔には多くのカメラマン、ようやく赤くなった富士山が目の前に、みんな感動の瞬間だ。バスの出発は7時。
この日は富士山の反対側、静岡県の越前岳、愛鷹連峰の最高峰だ。とは言っても登山口の十里木公園が標高880Mなので624M登るだけ。 十里木公園の駐車場にバスを停め登山準備、少し階段を登り出すと左に入る山道がある。そこに入り樹林帯の中の道を進む、やや急登りだが15分も歩くと展望台に着く。
そこからの富士山の眺めは昨日の富士とはまた違った姿を見せてくれる。暫し休憩。「ここで集合写真を」との意見もあったが、もっと上にもう少し広い見晴らし台があるからと説明、小休止の後歩き出す。
また樹林帯の中を進む。約30分で馬の背美晴台に着く。ここからの富士も素晴らしい。ここには他の登山者もいたので集合写真を撮ってもらった。 |
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山中湖畔の赤富士 |
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樹林帯の中を進む |
見晴台での集合写真 |
そこからはやや荒れた登山道、とは言っても人気の山、登山道の整備が間に合わないのだろう。3本くらいな登山道が平行している。一番右が歩きやすいと聞いていたので、右へ右へと進む。
樹林帯の中のやや急登りで景色は期待できない。30分ほど歩くと平坦地と書いた看板、少し広くなった広場で休憩、富士山もよく見えた。そこからはまた荒れた登山道を急坂を登る。
道が緩やかになると山頂は近い。30分を越したが「もう少しで山頂です。」と歩きを継続。一気に山頂到着、そこで30分のコーヒータイム。山頂の地面は泥んこだったので、めいめい立ちながら写真を撮ったり、おやつを食べたりと富士山を、また太平洋の海岸線を見たりとしたのでした。 |
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山頂での休憩 |
山頂での集合写真 |
さあ、集合写真を撮って下りましょうとゆっくりと下山開始です。早く降りたいというメンバーも、でも30人のメンバーが安全に降りるにはゆっくりと、でもコースタイム通りですよ。
展望台からは今度は階段を使って降ります。この最後の階段が非常に歩きにくい。でもこの階段が越前岳十里木コースの名物なのです。 |
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見晴台での休憩 |
バスの待つ十里木公園駐車場 |
バスを走らせ新潟に、遠い遠いバスの移動でした。快晴の関東からトンネルを越えると道路の脇にはたくさんの雪、青空の望めない新潟に帰ってきたのでした。
今年の私の会山行はこれで終わりです。来年も元気で山に登りましょう。みなさまいい正月をお迎えください。
以上です。よろしくお願いします。 |
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