会山行紀行文 2024年
11/14(木)
晴れ
(おおくらやま)
大蔵山

864.2m
参加者 (紀行文) 2317 E/H
No−135 グレード:C  20名
 担当リーダー 2173 K/H (男性3名・女性17名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅(7:30)=いずみの里奥駐車場(8:30)…登山口(9:00)…四合目(10:00)…山頂(11:30-12:10)…六合目(12:50)…登山口(14:15)…いずみの里奥駐車場(14:35)=新潟駅(15:30)
≪紀行文≫
〜〜〜ゆっくり歩いてもらったので、静かな初冬の山を満喫した〜〜〜

 今回、私は半年ぶりの山行で大蔵山は初めてだ。
 ヤマップで登山道を確認したがヒルの目撃投稿もあり、やや緊張気味で当日を迎えた。

 当日は朝日も美しい絶好の登山日和。
 駅で集合した参加者の表情も明るい。
 7時30分新潟駅南口を出発し、いずみの里奥駐車場へ向かう。

 駐車場にはすでに10台位車が停まっていた。

 駐車場から林道を歩き登山口へ。沢の水がごうごうと音を立てて流れている。
 どっぱら清水も近くにあり、豊かな水源の山であることがわかる。
 お花の季節は終わったと思っていたが、道端に大きなアザミが咲いている。 
活動データー(クリック拡大)
いずみの里奥駐車場で登山準備 暫く林道を歩きます 大きなアザミが咲いていました

 登山口からすぐ急登、辛抱だ。
 その先は杉林からブナ林に移りかわる尾根道だ。樹齢数百年と思われるブナの巨木もある。
 イワカガミやイワウチワのツヤツヤした葉は地面にしっかりと張り付いて雪を待っているようだ。
登山口からいきなり急登です しばらくは暗い針葉樹の森歩きです 漸く広葉樹が観えて来ました

 紅葉は遅れているようで、山頂に向かうにつれて赤と緑のグラデーションから真っ赤なモミジとなった。サクサクと落ち葉を踏みしめて整備された見通しの良い登山道を歩く。
 紅葉と木漏れ日で、おしゃべりも弾む。
 落葉した木々の間から五頭の山や安田の街が見える。雲一つない快晴、風もなく11月中旬というのに、汗が流れる。
 素晴らしい紅葉の中を歩きます(やや遅いようですが素晴らしいです)
5合目ぐらいまでは見応えの有る紅葉です 徐々に落葉が目立ちます
5合目の小さな鐘を鳴らします 7合目近くで休憩(木に葉はありません)  落ち葉を踏みしめ登ります

 8合目からは最後の急登、11時30分予定通り開けた山頂に到着した。
 少し霞んでいるが、遠くに弥彦角田、その手前に西山三山、大蛇のように流れる阿賀野川をはさんで五頭の山並、その後ろに飯豊が見える。
 馴染みの山々だが、少しの見る角度の違いでこの景色はいつも新鮮な感動を与えてくれる。
 集合写真をとり、思い思いの場所に陣取りランチタイムだ。
 お日様を背に浴び、汗も乾いてくれる。
最後の急登「頑張れ!」
山頂に到着しました 大蔵山山頂で集合写真 
素晴らしい景色を望みながら昼食タイム(陽射しが暖かいです)

 12時10分下山、落ち葉と湿って滑りやすい道を転ばぬよう気を付けて下る。
 初冬の日暮れは早く、まだ2時半というのに林道は夕暮れのようだ。
 予定通りに駐車場に到着。
後ろ髪を引かれつつ下山開始、下山中も紅葉を楽しみました  無事下山リーダーとハイタッチです

 ゆっくり歩いてもらったので息切れをすることもなかった。
 すれ違った登山者は数人、ヒルに出会うこともなく、静かな初冬の山を満喫した。
 リーダーと参加者の皆様、ありがとうございました。