会山行紀行文 2024年
11/9(土)
晴れ
米沢アルプス縦走
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
No−132 グレード:C  30名
 担当リーダー 2097 T/Y (男性7名・女性23名) (写真)2097T/Y 2479T/N
羽山 (534.1m) 愛宕山(555m) 笹野山(660.2m)
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=ベイシア新潟豊栄店=聖篭新発田IC=(日東道)=荒川胎内IC=(国道113号)=御成山公園駐車場(10:00-17)…羽山(羽山神社)(10:52-11:00)…愛宕山(愛宕神社)(11:31-12:15)…斜平スカイツリー(12:55)…笹野山(13:12-21)…分岐…笹野観音駐車場(14:18-50)=(国道113号)=荒川胎内IC=(日東道)=聖篭新発田IC=ベイシア新潟豊栄店=新潟駅南口(18:30)
≪紀行文≫
〜〜〜米沢市に米沢アルプスあり、快晴で米沢市を一望でき飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山も展望できた〜〜〜

ルート地図と距離図を入れてください。

 米沢アルプスと銘打った斜平山(なでらやま)はやまがた百名山で、北から御成山、羽山、愛宕山、笹野山、栃窪山の山々が連なる山塊で、米沢市近郊に位置し、古くから広く市民に親まれてきた里山で、ピークは最も標高が高い660.2mの笹野山の山頂。また、植生が多彩であり、約500種類にも及ぶ植物が自生する山とのこと。

 新潟駅からマイクロバス2台で新潟駅で21名を乗せ7時過ぎ出発、ベイシア新潟豊栄店5名、聖篭新発田ICで4名乗り計30名となる。聖篭新発田ICから高速の日東道に乗り、荒川胎内ICで降り国道113号経由で国道121号線から狭い舗装された山道を登り標高391mの御成山公園駐車場に10:00到着。

 駐車場までの舗装された山道は、後ろに荷物入れがあるロングのマイクロバスでは、曲がり切れない箇所が2か所あり、何回か切り返しをしてようやく登り切った。

 御成山公園駐車場に到着し登山準備の後、御成山公園展望台からは、米沢市街全貌と吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山、蔵王連峰・月山などが展望できるので、しばらく展望を楽しみ、10:17登山開始。 
 ルート図(クリック拡大)  高低差と距離(クリック拡大)
御成山公園展望台から米沢市街全貌と左から月山、蔵王連峰、中央に栗子連山、右奥は吾妻連峰などが展望できる  
御成山公園の駐車場で登山準備 公園展望台からの眺望案内板 公園からの登山開始

 この斜平山山塊は独立峰なので、登山道のどこの尾根からも米沢市街や山々が見渡せながら登っていける。
 愛宕山から笹野山の間は、2か所360度見渡せる尾根道もある。

 羽山(羽山神社)までは車道(砂利道)を歩くが、斜度はあまりないので、歩きやすい。

 羽山(羽山神社)から直ぐに「峰の道」と表示された分岐から尾根道なる峰の道を通るので、普通の登山道もあり、愛宕山(愛宕神社)からは、尾根道の本格的な登山道となる。
 35分で羽山(羽山神社)に到着し、急坂の上にある羽山神社(534.1m)へ向かう。戻って登山道を歩くと直ぐに分岐があり、「峰の道」と表示された標識を左へ曲がるが結構細尾根や急登があり、面白い。
最初は舗装されている 時々米沢市街や山々を見られる 羽山に到着、急坂の上にある羽山神社へ
かなり急坂を上る 羽山山頂までの紅葉の中を登る 羽山山頂の羽山神社
羽山神社の周りも紅葉が綺麗 「峰の道」の標識から左へ 結構細尾根で急登もあり

 羽山から30分強、車道はここで車両進入禁止の看板、「愛宕神社まで220m、愛宕神社参道九合目」の標識から急登を登り、愛宕山(愛宕神社)に到着。
愛宕神社の場所は広く、展望も抜群で、2つの灯篭と2棟の神社社屋があったが、ここは2m強のの雪が積もるので丁度冬囲いをしていた。かなり広い場所には東屋もあり、ここで昼食を取る。
 「峰の道」から林道へ  愛宕神社参道九合目 参道九合目から急登を登る 
 愛宕山(愛宕神社)山頂555mのへ到着
広くて東屋もありここで昼食 愛宕山(愛宕神社)山頂で集合写真

 昼食後、愛宕神社前で集合写真を撮り、ここから笹野山へは本格的な尾根道の登山道になる。途中、又も「峰の道」と「新奥の細道」の分岐があり、ここも「峰の道」を選び歩く。時々米沢市を全貌出来、周辺の山々も展望できる場所が何回も出てくる。先ほどのも合わせ、展望が良い「峰の道」を選んで正解。
 愛宕山(愛宕神社)から登山開始  「峰の道」と「新奥の細道」の分岐 右側が切れたっている「峰の道」を歩く 
「峰の道」は紅葉盛りの中を歩く 「峰の道」の急登から山々も紅葉 この紅葉も素晴らしい

 笹野山までの登山道で、周囲が良く見渡せる場所の1か所目は「ノブ覗き(蓮華・山ツツジ回廊)」と「飯豊連峰・栂峰→」の標識の場所で、飯豊連峰や栂峰が良く見える。
「ノブ覗き(蓮華・山ツツジ回廊)」 ノブ覗きからの飯豊連峰 暫く飯豊連峰を見とれている

 そこから、数分歩くと周囲360度が良く見渡せる場所の「標高634m・斜平スカイツリー」の標識と矢印標識の「飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山」の標識があるところに到着、今日は快晴なので飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山が近くに全て展望できる。

 この山塊は、どこでも全て展望が良く、周囲の百名山もよく見渡せる山々である。そこから「米沢アルプス」の名前ができたのかな?
斜平スカイツリーで飯豊連峰が 遠くに朝日連峰 先に見えるピークは最高峰、笹野山

 10数分で、米沢アルプスと銘打った斜平山(なでらやま)の最高峰、660.2mの笹野山に到着。ここからの周囲の景色は一部の場所しか望めない。テレビ塔がいくつかあり、山頂らしきものは、三角点で確認が取れる位なもの。
 笹野山に近づく  笹野山三角点  笹野山に到着
笹野山山頂からの栗子連山 笹野山山頂で休憩 笹野山から下山開始 

 笹野山から下山するが、この先栃窪山への途中の分岐で下山し、笹野観音駐車場まで下りるコースを取る。この道は東北自然道「斜平の自然と笹野一刀彫を訪ねるみち」として指定されており、米沢のグリーンベルトを歩むトレッキングコースだそうで、植物の宝庫で、春秋冬におすすめのコースとのこと。笹野観音付近が始点となっており、その林道を歩く。
下山路にも紅葉が 東北自然道を歩く 笹野観音駐車場に到着

 笹野観音駐車場に14:18到着した後、後片づけとその後駐車場のすぐ前にある笹野民芸館で古代笹野一刀彫を見てもらうなどで時間を取り、14:50駐車場を出る。
 帰路では「道の駅いいで」に寄り、山形のお土産などの買い物をして新潟駅南口に18:30到着したが、この間、2回も交通事故の渋滞に巻き込まれてしまったので、新潟駅到着は予定時間をオーバーした。