≪紀行文≫ |
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〜〜〜快晴の不沈航空母艦を思わせる山容の荒船山を満喫した〜〜〜 |
日本二百名山のひとつである荒船山は、佐久市の東端、長野・群馬県境に位置する標高1,423mの山で、その威容は周辺の峰々を大海原に見立てると、荒海に浮かぶ不沈航空母艦のような荒船山、古代人も崇拝した山。長い間の浸食によって、山頂にメサ状の台地が誕生したという。どこから見ても分かる特異な山容である。 |
新潟駅から中型バスで14名を乗せ新潟駅6時過ぎ出発、新潟西ICから高速の北陸道に乗り巻潟東IC12名、栄PAで1名を乗せ計27名となる。
三連休の土曜日であり、路駐で駐車場まで近づけない場合もあるので、最後の休憩した道の駅しもにたでザック準備と靴の履き替えをお願いした。
内山峠の駐車場に10:22到着し、登山準備をし10:26登山開始。 |
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今回のルート(クリック拡大) |
距離と高低差(クリック拡大) |
荒船山は、幅約400m、長さ約2キロメートルにおよぶ溶岩台地は200m弱の垂直な絶壁を持ち、圧倒的な景観を見せる。
荒船山は、船の船尾に例えられる高さ200mの大岩壁「艫岩」から舳先にあたる最高地点経塚山まで約1.5kmに渡る大山塊を称し、内山峠から艫岩までの間の急峻な稜線を歩くスリル感、山頂部の静寂な雑木林をゆっくり歩くハイキング気分、また、古くからの山岳信仰にまつわる数々の史跡など、色々な楽しみ方ができる山でした。 |
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駐車場の奥で登山準備 |
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200m弱の垂直な絶壁を持ち、圧倒的な景観を見せる荒船山 |
最初はなだらかな登山道 |
荒船山は、艫岩に登りきるまで小さいアップダウンから大きいアップダウンとなって行き、かなり登ったと思ったらまた下りるということが多い。
まだアップダウンが小さい登山道を暫し歩くと、「鋏岩修験場跡」に到着。鋏岩を超えると大岩壁「艫岩」(艫とは船の船尾の事)が、木々の合間から見え隠れ。あの上まで登るということは、急登があると予測できる。 |
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梯子などがある急登 |
木の間から垂直な絶壁が見えた |
こんな木道もある |
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少しずつ厳しいアップダウンになる |
鋏岩修験道場跡に近づいた |
鋏岩(はさみいわ)修験道場跡 |
鋏岩から先は少しずつ、ガレた所が増えて場所によっては登山道が岩肌となり、その上を水が流れ出しているスリルある路面が多くなる。お助けロープが張られるような三点支持マストな箇所も。 |
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垂直な絶壁が近い |
ジグザグ急登の始まりにある「一杯水」 |
これが「一杯水」 |
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ガレた登山道 |
急登で岩場の登山道をジグザグに登る |
もうすぐで登り切る |
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昭和に匂いがする看板 |
登りきるとこのように平坦な登山道に |
登山道でこんな大きなトリカブトがあった |
艫岩は、船で言うと船尾にあたる場所で、格好の展望台。200mもの断崖絶壁になっているので見下ろすと、国道254号がはるか下に見え正面に浅間山や妙義山などのユニークな山々や北アルプスの眺望も望める。 |
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艫岩絶壁展望台に到着し昼食 |
展望台からの展望で艫岩の影も映る |
展望台の山座同定盤 |
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艫岩絶壁展望台から中央奥は浅間山、奥のその左は北アルプスで一番右から白馬岳〜槍ヶ岳等が望める |
ここから荒船山頂の「経塚山」までは、船では甲板にあたる、テーブル状の溶岩台地を歩くことになるので平坦。美しいブナの森の中の森林浴ハイクが楽しめ、途中、川も流れている。 |
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荒船山(経塚山)へはこの平坦な道を歩く |
途中、「皇朝最古修武之地」の石碑 |
クリンソウ群生地 |
山頂は、船で言うと船首にあたる場所だが、狭く、小さな祠ほこらがあるだけ。樹木のためにあまり視界は良くない。 |
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木漏れ日を浴び一路荒船山(経塚山)へ |
荒船山(経塚山)で急な登山道登る |
山頂にある荒船山(経塚山)の祠 |
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荒船山(経塚山)山頂で集合写真 |
下山は同じ登山道を戻るが、艫岩絶壁から下る急坂の岩場は慎重に下るよう指示した。 |
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皆さん二百名山なので写真を撮り下山開始 |
暖かな陽射しの中ゆったりと登山道を歩く |
艫岩絶壁からの下山の方が難所になる |
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艫岩絶壁から下りて振り返る |
厳しい急坂を慎重に下る |
登山口に到着 |
登山口に到着し、帰路では道の駅しもにたに寄り、お土産などの買い物をして新潟駅南口に21:00到着した。 |