会山行紀行文 2024年
10/8(火)-9(水)
晴れ
銀の道・平ヶ岳

刈羽黒姫山(889.5m)
参加者 (紀行文) 2467 K/G
No−114 グレード:B  12名
 担当リーダー 1854 M/T (男性12名・女性12名) (写真) 2186 K/K
≪コースタイム≫
*写真提供者の意向により写真コメントはありません。
≪紀行文≫
〜〜〜紆余曲折の刈羽黒姫山〜〜〜

≪10/8≫
 出発時間を2時間遅れにしても小雨降る初日。この先もずっと雨が止むことはなく、そのため途中、足慣らしで登るハズだった銀の道も入口を見学するのみ。
 バスは早目に宿泊先の奥只見山荘へ。この時はまだ、参加者全員は明日は天気が回復すると信じていました。
 夕食は、ホテルのディナーの様でスマホで写メる人、歓声を上げる人、、、舌鼓を打ちながら明日の平ヶ岳に思いを馳せてました。その頃、リーダ ーは天気回復が遅れる予報に旅館の方と交渉して宿の出発時間を2時間遅れの6時にしてくれていました。

≪10/9≫
 夜通しの雨は朝も続き、6時前には全員集合し、リーダーより「この天気では登れない」「では、どうするか?」とミーティングが始まりました。天気予報や場所などから「大力山、鋸山、八石山、米山、刈羽黒姫山」の候補が上がり、希望者が多かった刈羽黒姫山へ登る事になりました。

 10:30頃に駐車場に着き、登山開始しました。途中に妙高山、高妻山、黒姫山が見え、1時間と少しで頂上に着きました。
 そこでは越後駒ヶ岳、巻機山、苗場山、身丈が岳、守門岳と素晴らしい眺望が私達を待っていてくれました。その眺め楽しみながらゆっくり昼食を食べ、下山しました。

 日本百名山である平ヶ岳へ登れるなかったのは残念でしたが、刈羽三山(他は米山、八石山)を思いがけず完登できる機会に恵まれて、個人的にはそれはそれで記念の山行になりました。
 そして、何よりリーダーさんの「何とか平ヶ岳に登らせてあげたい、駄目だったから違う山で楽しませてあげたい」という強い責任感と深い想いに触れた思い出に残る山行でした。