会山行紀行文 2024年
9/30(月)-10/1(火)
晴れ
(きたやつがだけ)
北八ヶ岳

2646(西天狗岳)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−94 グレード:C上  27名
 担当リーダー 1234 A/B (男性8名・女性20名) (写真) 2070S/F 他
≪コースタイム≫
≪9/30(月)≫
南口(5:00)=白駒池駐車場(10:00-10:15)…白駒池(10:25)…高見石小屋(11:05-12:00)…白駒池(12:35)…ニュウ(15:00)…黒百合ヒュッテ(16:00)
10/1(火)
黒百合ヒュッテ(6:15)…東天狗岳(8:00-8:15)…西天狗岳(8:45-9:00)…唐沢鉱泉八ヶ岳山荘(12:20-14:00 入浴・昼食)=南口(19:30)
≪紀行文≫
〜〜〜厳しい登りの後に素晴らしい大展望〜〜〜
≪9/30≫
 久し振りの北八ヶ岳は通い慣れた南八ヶ岳より楽だったとの印象を胸に新潟を後にし、長いバス旅も北八への楽しみが強く苦にならなかった。

 予定時刻より少し遅れて、今回のスタートポイント白樺湖駐車場に到着し慣れた手順んで登山準備を済ませる。

 白樺湖までは観光客も多く、道もそれなりに整備されたいた。

 歩き始めて直ぐに「ああ、南八に来た」と思わせる、大きな岩に木の根っこが絡み、そして苔生した風景、その苔の中に小さなキノコが迎えてくれた。

 僅かな時間で白樺湖に到着し、歩きながらも白駒池を楽しみ次の目的地高見石小屋に向かった。
 今回のルート(クリック拡大)
白駒池入口駐車場 さあ!出発 北八らしい風景がお出迎え
整備された道(白駒池までは観光路) 白駒池到着 白駒山荘前通過

 白駒湖を過ぎ苔生した樹林帯を進み、時には結構な勾配も楽しみながら高見石小屋に到着。
 小屋にはベランダもありくつろげる雰囲気で昼食休憩。バスの中で事前予約していた名物の「揚げパン」を頂くもとても美味しかった。
 余裕のある方は小屋の名前になった高見石に登り展望を楽しむことが出来た。
高見石小屋到着 小屋名物の「揚げパン」(美味かった) 高見石山頂に登る

 昼食休憩を終え、次の目的地「ニュウ」に向かった。一旦白駒池迄戻り、白駒湿原やにゅうの森等を通過し岩ごろの急登を進むと名前の通りニュウと飛び出した山頂が観えてきた。山頂には空荷で上がり、先ほど通過した白駒湖やにゅうの森などを眼下に観ることが出来た。
静寂の白駒湿原 ニューの森「ニューじゃないよ」 ニュウの山頂(遠くに白駒池)

 ニュウを後に今夜の宿泊地「黒百合ヒュッテ」に向かった。
 大きくは無いが多少のアップダウンを繰り返し、中山峠へ。ここまでくればヒュッテは直ぐ。キャンプ場を抜けヒュッテに到着。
明日登る東天狗と西天狗 中山峠(あと少し) 黒百合ヒュッテ到着

 到着し部屋も決まり、夕食までの時間があることから元気な女性陣を中心に「かんぱ〜い!」と懇親会が始まりました。
 やがて夕食時間が来てハンバーグがメインの料理はとても美味しかった。
 夕食後は暮れ行くの変化と一面の星空(写真に写らず)を堪能し、消灯と同時に就寝「おやすみなさい」。
夕食前の一時「かんぱ〜い」 楽しい夕食 陽が沈みました「おやすみなさい」

≪10/1≫
 昨夜は寝るのが早かった為か早朝から目が覚め、小屋の外に出て明け行く東の空の変化を楽しんだ。
 食堂わきのロビーでは皆さん今日の登山準備が進み、朝食後も予定より早く出発することが出来た。
東の空が明るくなりました 出発準備 天狗岳目指して出発

 今日のメインは東天狗岳と西天狗岳。中山峠を過ぎると岩場急登の連続。それでも樹林帯を過ぎると東の空には御来光、西には北アルプスの山並みが観え歓声と山座同定が幾度も聴こえた。
急峻な岩稜を登ります 視界が開け、東西の天狗岳が観えました 山頂直下の岩場登り
 北アルプスの山並みが望めた

 東天狗岳が近付くと荒々しい登山道が続くも、どんどん近づく山頂に疲れは感じなかった。
 真っ青に晴れ上がった山頂に到着すると素晴らしい360度の大展望が迎えてくれ、特に南八ヶ岳の山並みには感動。
 メンバー夫々写真や眺望を楽しみ集合写真に納まり西天狗岳を目指した。
東天狗山頂が観えてきました もう少しです「がんばれー!」 東天狗岳到着
1班2班の皆さん 3班4班の皆さん
 東天狗岳の下りに注意を払いながら、西天狗岳を観ると殆どガレ場。それでも東天狗岳への登りに比べれば楽に観えた。

 西天狗岳への登りに入り振り返ると東天狗岳が強い存在感を見せていた。
 西天狗岳を目指して出発  西天狗のガレ場登り  振り返れば東天狗岳

 ガレ場をひと踏ん張りで西天狗岳に到着。此処も当然ながら素晴らしい展望で南八ヶ岳の山並みがより一層近くなったような気がした。
西天狗岳到着 山頂より南八ヶ岳の山並みを望む(中央は赤岳)

 西天狗の眺望を楽しんだ後はゴールの唐沢鉱泉を目指すのみ。然しながら西天狗の下りは大きな岩を辿って降りるため緊張の連続。
 途中第2展望台で休憩した後は勾配の激しい西尾根を下り、漸く唐沢鉱泉への分岐点。
天狗西岳を後に西尾根を下る  西尾根第2展望台  西尾根と唐沢鉱泉との分岐点

 分岐点を過ぎると北斜面になる為、登山道が湿気り滑りやすく声を掛け合いながら下山。
 長い下りに飽きた頃眼下に登山口のしゃくなげ橋が観えてきてその先に唐沢鉱泉が観えた。無事ゴール。
 唐沢鉱泉では温泉入浴とお弁当を頂き安堵の一時を過ごした。
漸く西尾根登山口が 観えてきた  登山口に無事到着  温泉と昼食を楽しんだ唐沢鉱泉

 帰路は南諏訪の物産店を周りお土産購入。後は一路新潟を目指した。
 この二日間の山旅を楽しませてくれた。リーダーや同行メンバーに感謝感謝です。

≪小さな出逢い≫