≪紀行文≫ |
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〜〜〜紅葉が少し始まっている五頭連峰の最北に位置する金鉢山へ〜〜〜 |
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五頭連峰の最北に位置する金鉢山。金鉢山は、良く登られている松平山の北に位置する山で、コマタからの登山道は整備されているが、松平山への登山道は藪状態。
金鉢山山頂は、地形図に名前が記載されている三角点の置かれている888mの北峰と、890mの鋭い山頂を持つ南峰の二つのピークを持つが、金鉢山は山体全体の名前とし、北峰と南峰を持つ双耳峰という意見もある。
金鉢山は、以前であればヤブが多く冬季に登る山といわれていたが、ヤマップなどを見ても大勢登っており、今はコマタから先も藪はほぼ無し、登山道も明瞭で、今は年中登れる山になっている。
新潟駅からマイクロバスで新潟駅7時過ぎ出発、林道新発田南部線の剣龍峡経由で花の木平登山口の少し手前駐車場に8:00到着。
今日の天候は、1日曇りで結構急登が多い登山道なので、晴れると気温が高くなり、直接陽が当たると暑くてバテルことになるので、曇りのほうが涼しくて歩きやすかった。
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今回のルート(クリック拡大) |
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距離と高低(クリック拡大) |
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焼山から、左からの尾根を登り、真ん中少し右がコマタ、一番右が金鉢山 |
花の木平登山口から登山開始し、コマタ経由で金鉢山へ向かう。
登山口からは雨が強い場合には水路になるような登山道で、しかも暫く(15分位)急登が続く。コマタまでのこのコースは大きなアップダウンが多い。しかし、剣竜峡登山口(160m)より花ノ木平登山口(360m)は200mほど標高が高いので少しは高度を稼いでいる。 |
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花の木平登山口手前に駐車し登山準備 |
花の木平登山口 |
急登で水路のような登山道 |
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夫婦杉の2本の杉 |
安産石 |
上藤沢を超えて尾根道のブナ林 |
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少し急坂であるがブナ林が続く |
穴マクリ展望場所直前の急登 |
展望場所到着、残念!見晴らしが良くない |
急坂を少し登ると緩やかな登りとなり尾根に出る。
少し歩くと真木山が見える。真木山は三角点もある山であるがこの登山道から入る道がよくわからず忘れられる山となりそうである。今日は、山と同じ苗字のメンバーがいたので、自分の名前の山に登ったらと声をかけた。
登山道は結構なアップダウンが続くが標高はあまり変化が無く少しずつ高度を稼ぐ。ブナが出てくると内の倉ダムなどが良く見えるようになる。
途中に崩壊して土肌が露出している鎖場というガレ場の場所があったが慎重に通過すれば問題がない。 |
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鎖場というガレ場 |
コマタ山頂到着 |
コマタで少し休憩してさあ金鉢山へ |
コマタに休憩後、杉林の中を登ると670mのピークに出て、これから登る金鉢山へ続く尾根が確認できる。以前と同じく少し藪があり、幾度も横になった木の上を乗り越えていく。
途中で何か所も分岐のような場所があり、メンバーでこれから金鉢山へ来る場合に、道迷いしないようにその場所でそれぞれ説明した。
金鉢山への最後の長い急登の場所では、ロープがふんだんに張ってあり、雨の日は滑るので登りにも使用できるし、下山も木々をつかんで下山できるがロープで安全に下山もできる。
ピークを過ぎて、金鉢山頂上と勘違いしそうであるが、そこから4分歩くと山頂に到着する。
頂上は10人も座れないほど狭いが、飯豊方面が開けて少し広いのでその場所で昼食とした。 |
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コマタから直ぐのピーク急登 |
金鉢山手前の長い急登の最後の急登 |
金鉢山到着、三等三角点あり |
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金鉢山山頂標識 |
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飯豊方面が開けて少し広い場所で昼食 |
集合写真 |
昼食後、下山開始する。下山最初は急坂を下るので、ゆっくりと木々を掴んで下り、コマタを超えて、また急坂で緊張が走る。細尾根の後は堀切(分水嶺)へアルミ梯子で下る。この登山コース唯一の水場である堀切(分水嶺)にでる。飲料水が切れたら水筒に汲むのも良いようだ。但し急斜面なので雨の日や濡れている時は注意が必要である。 |
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コマタ山頂到着 |
急坂は木を掴みながら下山 |
雲の下に下りたら内の倉ダムが見えた |
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途中で振り返り金鉢山を見る |
コマタ山頂到着 |
コマタからの下山道も急坂 |
途中はアップダウンが小さい尾根道を爽やかに歩き、その後ゆっくり登って30分強もすると360度の大パノラマが見える標高540mの焼山の頂きにくる。
日本海沿いの北方向に朝日連峰、更に北東に目を移すと、二王子岳と北股岳、飯豊山,御西岳、大日岳の飯豊連峰が、手前には登りに歩いた尾根の稜線が見える。すぐ南方の眼前には、先ほど登って大きな金鉢山が迫ってくる。西方には、越後平野、新潟市、佐渡島も水平線に浮かんで見える。素晴らしい眺望に恵まれている。しばらく、休憩して眺望を楽しむ。 |
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堀切(分水嶺)はハシゴで降りる |
焼山に到着 |
焼山で休憩、奥は金鉢山 |
スズメノ口や越後平野を眺められる地域の信仰厚い「山の神奥の院」の祠が鎮座している場所は、登りの場合は休憩場所となるが、下山では通り過ぎていく。
ロープが張ってある三の坂、二の坂、一の坂の岩場道急坂を下ると登山口に出る。剣龍峡の橋を渡って駐車場に16:14到着した。 |
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ここの登山道唯一の緊張が足る急坂 |
スズメノ口到着 |
剣龍峡登山口、お疲れ様 |
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