会山行紀行文 2024年
9/24(火)
晴れ時々曇り
(あまかざりやま)
雨飾山

1963m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−100  グレード:B緩  25名
 担当リーダー 2070 S/F (男性7名・女性18名) (写真) 2070 S/F 他
≪コースタイム≫
新潟駅(5:05)=糸魚川IC=雨飾高原キャンプ場(8:45-8:55)…荒菅沢(10:30)…山頂(12:30-13:35)…往路…キャンプ場(16:40-16:55)=新潟駅(21:00)
≪紀行文≫
〜〜〜緊張の連続、その分達成感あり〜〜〜
 毎度、天気予報を気にしながら当日を待つ。今回のコースは雨に濡れたら超危険なコースの為尚更。

 天気予報は何とか雨無しとの予想で、新潟駅を出発。
 長野県小谷村村に入り、トンネルの途中から小谷温泉へ。とても永く感じるくねくね道を走り雨飾高原キャンプ場にやや遅れて到着。

 メンバーの手慣れた登山準備を終え、班毎にメンバー確認をし出発。

 登山口からしばらくは木道を含めて平坦な道が続く。その登山道わきの水路には結構大きな魚が泳いでいた。(勿論ここは禁漁区)
今回のコース(クリック拡大)
駐車場で準備し週発前の確認 此処が登山口 しばらくは平坦木道脇水路に魚

 15分少々、平坦な道を歩くと一転して急登。樹林帯だが結構荒れていて登り辛い場所もあった。
 周りにブナの木が目立ち始めるブナの森休憩ポイント(道標には真新しい熊の爪痕)。
美しい樹林帯の急登を登る ブナの森で休憩

 更に登り続けて山の中腹を回るようになると、木々の間から山頂付近の峰々が見え始め、沢の水音も聴こえてくる。
 少し下ると荒菅沢に出て、渡渉後休憩となった。この休憩場所は幾ら休んでも飽きない場所。
木々の切れ間から山頂付近が 荒菅沢を渡渉し、素晴らしい景色を観ながら休憩

 荒菅沢を後にすると今日の最難関が始まる。始めは樹林帯の急登で木の根や大きな石、梯子が連続し、樹林帯を抜けると梯子場や岩場の連続で気力と体力勝負場となる。
樹林帯の滑りやすい梯子 両手両足を駆使し岩場や梯子場を這い上る

 幾度も騙し頂きを過ぎ漸く笹平に這い上がることが出来た。
 笹平から山頂直下迄は文字通り熊笹が一面に広がり、足元にはリンドウ等が咲いて、しばらくは楽な気持ちで進む。
 やがて山頂直下の急斜面に入ると九十九折りで我慢強く登って行く。途中振り返れば笹平の登山道が乙女の横顔のように観える。
やっと笹平に這い上がり休憩 山頂方面にガスが掛かって来ました 山頂直下から振り返れば乙女の横顔

 そして、力を絞って登りきると山頂の一角、石像や石のお社が置かれた峰に到着。そして振り返ると目的の山頂が観える。
 少し下がって進むと雨飾山山頂に到着。残念ながら濃いガスで遠望が効かず三座同定は叶わなかった。
 それでも涼しい風を受けながらの昼食は最高だった。
石像の峰と、そこから観る山頂 山頂到着

 昼食後の下山前に集合写真に収まった。
1班と2班の皆さん 3班と4班、LL、CLの皆さん

 その後の下山は緊張の連続で、一つのミスも許されない下山となった。
下りは登りの数倍緊張、岩場、ロープ場、梯子場等が永く続く。   

 それでも流石の楽山会メンバー、無事に登山口に戻ることが出来た。
 今回の難コースを無事歩き通せた事に感謝感謝で帰路についた。

≪出逢えたお花とお魚≫