会山行紀行文 2024年
9/18(水)-19(木)
晴れ(山頂部はガスと風)
(おんたけさん)
御嶽山

3067m
参加者 (紀行文) 2044 S/H
No−123  グレード:C上  35名
 担当リーダー 2044 S/H (男性9名・女性26名) (写真) 2055M/K 2472M/I
≪コースタイム≫
≪一日目≫
新潟(5:00)=北陸、上信越、長野道=塩尻IC=田ノ原登山口(11:25-12:00)…八合目石室避難小屋(13:40)…王滝頂上小屋(15:30)…二ノ池ヒュッテ(16:15)
≪二日目≫
小屋(6:40)…黒沢十字路(6:55)…剣ヶ峰(7:15-7:30)…九合目石室山荘(8:10)…八合目女人堂(9:20-9:35)…ロープウェイ飯森高原駅(10:40)≒鹿ノ瀬駅(11:00)=せせらぎの四季(日帰り温泉)=新潟駅(19:00)
≪紀行文≫
〜〜〜山頂は濃いガスで展望は叶いませんでしたが〜〜〜

 二日前に山小屋から電話をもらいロープーウェーが緊急点検で18日が動かないという連絡があった。急遽登りのコースを田ノ原登山口に変更してバス会社に連絡、メールの可能なメンバーにも連絡した。天気はなんとか晴れの予報になっていたが出発前からいやな予感がした。今回もなんとか無事山行を乗り切れることを願った。
≪一日目≫
 33名を乗せたバスは長い道のりを田ノ原登山口に到着した。
 途中バスの中から御嶽山の山頂を確認できたが、駐車場では一部雲に隠れていた。でも空は青空、標高2180Mの登山口は少し暑さを感じたが、そこで昼食。

 40分後にゆっくりと歩き出した。高地での歩きは気圧が低いので思ったより疲れが早く出る。普段よりゆっくり歩かないとすぐにバテを感じる。
王滝村田の原駐車場 2180m

 大きな鳥居を潜りオオシラビソの樹林帯の中のまっすぐな道、よく整備された古くからある道だ。
 やがてダケカンバなどの灌木帯の中を登っていくと森林限界に出る。下を見ると登山口の駐車場を見ることができる。このころから日帰りと思われる多くの下山する登山者とすれ違う。最近思うのは有名な山ほど一人歩きが多い、それも女性の一人山旅、綺麗な女性とすれ違うとなんで男は一緒に登らないのかと。
御岳山頂は曇の中 王滝登山口へ 金剛童子 気持良いゴーロ登り
8号目石室で防寒具着衣 ハイマツ帯の急登 9号目下

 そして道は急登になり大きな石を踏みながら高度を上げる。そしてさらに急登になると大滝頂上小屋に着く。そこで休憩、そこから山頂までは40分くらい、でも山頂はガスっていて風も強そう、展望の効かない山頂へ行くより翌日に山頂に行くこととして迂回路を二ノ池方面に行き、この日は山小屋に直接入ることとした。

 迂回路は茶色い岩と石の道だ。ガスが下まで降りてきて前方もあまり見えなくなった。黒沢十字路から二ノ池方面に降り、二ノ池のほとりを進む。池といっても10年前の噴火で砂に埋もれてしまっている
9合目石室避難小屋 王滝頂上山荘見えた 王滝頂上山荘
王滝頂上奥社 八丁ダルミ まごころの塔とシェルタ トラバースで二ノ池ヒュッテへ

 やがて二ノ池小屋の脇を通って3分、二の池ヒュッテに到着。
 中に入り夕食の5時半まで暫し休憩、テレビ局のスタッフ2名以外は誰も客がいなくて楽山会貸し切りの山小屋だった。いろいろインタビューを受けたが残念ながら全国放送ではない。
 外はだんだん風が強くなり不安な一夜を過ごしたのでした。部屋は女性は大部屋、男性は個室二つに分かれて、どちらもゆっくりとしたスペースだった。
二ノ池と二ノ池山荘 二ノ池ヒュッテ 着 二ノ池ヒュッテ 夕食前談話

≪二日目≫
 外の風が強くガスも濃いため、山小屋前で集合写真を撮り出発した。
 昨日と同じ道を黒沢十字路まで戻り、そこにザックをデポ、空身でガレ場を登る。そこから20分で山頂、ガスで視界はゼロ、でも思ったほど風は強くない。休憩してカメラタイムとした。
黒沢十字路ザックデポ 剣ヶ峯へ
集合写真 二ノ池ニュッテ 御嶽山剣ヶ峯頂上奥社

 休憩後は黒沢十字路まで降り、ザックを背負い「あと15分もすると風も感じなくなるので、そこで休憩を取ります。」と言って休憩なしで歩き出す。

 そして九合目石室山荘の下で休憩、このときガスが切れ、下を見下ろすことができた。女人堂もロープウェイ乗り場も見えた。
 山頂付近だけがガスと風、そこからは青空の下、下の景色を見ながらの下りだ。ただ道は大きな石がゴロゴロの歩きにくい道、ゆっくりでいいからと転ばないように気を付けてと。

 石だけの道からハイマツの樹林帯が広がる。そして八合目女人堂で大休憩。
御嶽神社 9合目石室山荘 8号目女人堂見えた
ナナカマド通り
集合写真 8合目女人堂   長〜い階段下り

 景色はここまで、ここからは道も歩きやすくなるので休憩なしで終点まで、ダケカンバからオオシラビソの樹林帯、景色は望めず、このあたりから登ってくる登山者とすれ違うようになる。そしてロープウェイの飯森高原駅に、そこからロープウェイで鹿ノ瀬駅に、そこで待っていたバスに乗り、日帰り温泉せせらぎの四季、食堂は臨時休業だったので、高速のSAで遅い昼食を取り新潟に帰ってきたのでした。

 参加の皆様、ご苦労様でした。またどこかの山でお会いしましょう。
7合目 行場山荘 ロープウェイ飯森高原駅 入浴 代山温泉せせらぎの四季

≪出会えた秋≫(2472 M/I)
 .オンタデ(二ノ池付近)
 イワギキョウ  オンタデ(7合目) 
 ナナカマド実 
 ヤマハハコ  シラタマノキ実 
 ゴゼンタチバナ実 
.マツムシソウ .キノコ
ユキザサ実 ゲンノショウコウ