会山行紀行文 2024年
9/7(土)-8(日)
晴れ
(ひうちやま)
火打山

2461m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No-146 グレード:B上 15名
 担当リーダー 2084 S/S (男性3名・女性12名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
≪1日目:曇り≫
ござれや橋�(5:00)=笹ヶ峰キャンプ場�(8:45-9:00)…富士見平(12:40)…高谷池ヒュッテ 泊(14:00)
≪2日目:晴れ、曇り≫
高谷池ヒュッテ(6:10)…雷鳥平(7:10)…火打山山頂(8:05-8:25)…下山…高谷池ヒュッテ(9:40-10:00)…黒沢橋(12:00)…笹ヶ峰(13:00-14:20)=苗名の滝温泉発(16:00)=ござれや橋(18:25)
≪紀行文≫
~~~悪天候予報で焼山縦走を断念、火打山ピストンに変更~~~
 当初計画の「火打~焼山縦走、笹倉温泉下山」が林道崩落で高難度の「焼山から杉野沢橋へ下山」に変わりましたがメンバーは臆するどころか逆に燃え上がる強者ばかりです。 
Reco(今回のルート)クリック拡大 計画Map(計画ルート)クリック拡大

≪1日目≫ (笹ヶ峰キャンプ場…高谷池ヒュッテ 泊)
 「出番を間違えたかな」と少々不安を感じながら未明のござれや橋を出発、テンクラは今日A、明日はBで心配ありません。
 CLから天候の急変があれば現地で更に計画変更する旨を聞いて一安心、若い女性ドライバー運転のバスでS字カーブを登り続け4時間弱で笹ヶ峰登山口に到着しました。
 午前9時、500円の保全協力金を支払ってスタート、黒沢橋まではブナ林の木道歩き、黒沢の川原で大休止して十二曲にかかりました。
Am9:00スタート 木道を進みます 黒沢橋で休憩

 その先の富士見平でもタップリと休憩を取ってエネルギーを補給、やがて左手に高谷池ヒュッテの三角屋根が見えリンドウの紫が出迎えてくれました。
登りにかかります 富士見平で休憩 リンドウが出迎え

 午後2時、5時間でヒュッテに到着、武装解除して庭先のベンチで乾杯、夕食前の楽しい一時を過ごしました。
高谷池ヒュッテ到着 明日は晴れるヨ 乾杯~ !!

 しかし夕方更新されたテンクラによると雨の降り出しは当初の予報よりもはるかに早く明日の長い行程に不安が出て来ました。
 夕食後の全体ミーティングでCLから杉野沢橋へ下る超ロングルートの行程をカットして火打山でターンする旨が伝達されました。
 ホッとする者、残念がる者それぞれですが「それならもう一杯」と飲み直して蚕棚のフトンに潜りました。
≪2日目≫ (高谷池ヒュッテ…火打山頂…笹ヶ峰キャンプ場�)
 朝、ヒュッテの窓から青空の中に焼山、影火打、火打山が朝日に輝いて見えます。


 ホントに雨が降るのか? 集合写真を撮影して午前6時10分ヒュッテ発、リンドウロードを通って天狗の庭から逆さ火打を眺めます。
左から焼山、影火打山、火打山
 リンドウロード
逆さ火打 ヒュッテ前集合写真

 爆裂跡の鬼ヶ城を右手に見て登りにかかり雷鳥平で一休み、CLから山座説明を受けて絶景を楽しみ、午前8時過ぎに火打山頂に到着しました。
火打山頂到着
 影火打と焼山  山頂集合写真 

 広場の先端から眺めると焼山は影火打の先の谷底まで大きく下ってから一気登りが続いています。
 「雨になればあれじゃ無理だ」と皆なで納得、「せめて影火打まで」との希望もありましたが雷注意報が発表されています、青空ですが早々に証拠写真を写して下山にかかりました。
雷が来ないうちに ヘリの荷上げ リンドウロードを下山

 ヘリの荷上げを見ながら高谷池ヒュッテまで下り「さあもう降ってもいいぞ」と開き直りましたが結局雨は降りませんでした。
 長めの休憩を挟み、午後1時ルンルン気分で笹ヶ峰に下山、二日間の話しに花を咲かせバスの到着を待っていると予報どおり? 雨がパラついてきました。
黒沢橋まで下山 先頭集団下山 後続集団も下山

 苗名の滝温泉で汗を流してから帰路につきましたが車中では「決行すればまだ焼山の下りかな」「神様は見ているんだ」「悪運が強いから」と言う声も聞こえます。
 焼山リベンジの要望で盛り上がったバスに揺られ、明るいうちにござれや橋に到着しました。
 神様がしっかり見ていたのかマバタキをしたかは別としてCLの的確な判断に助けられた山行でした、ありがとうございました。