会山行紀行文 2024年
7/20(土)
曇り強風
(くまのだけ)
熊野岳(蔵王山)

1841m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−78 グレード:C 37名
 担当リーダー 2339 C/T (男性7名・女性30名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口発(6:10)=蔵王ハイライン=蔵王刈田岳山頂P着(10:20)…刈田レストハウス発(10:50)…刈田岳着(11:00)…馬の背…熊野岳山頂(12:10-12:50)…同ルート下山…蔵王刈田岳山頂P(13:40-14:00)=新潟駅南口着(19:00)
≪紀行文≫
〜〜〜お釜は見えませんでしたが百名山の登頂を果たしました〜〜〜

 昨秋2回に分けて催行された同山行のうち初回が悪天候で途中撤退、今回はそのリベンジ編でもありました。
 車内でCLの「今日の山形クイズは16問です」との言葉に車内は残念がったり安堵したり。
 テンクラは一週間前から目まぐるしく変わりましたが国道13号線の上山市内に入ると目の前の蔵王連山は晴れています。
 蔵王ハイラインから山頂駐車場へ向かいますが「去年はこの辺が真っ白だった」と言い終わると同時に「今年も 、 、 」車内は爆笑です。
 途中、バスのトラブルで少々遅れて山頂駐車場に到着、車外はガスって草木は大きく揺れています。
 去年のリベンジに燃え上がるメンバー、強風とガスに落胆するメンバー、CLはレストハウス内で天気図を確認、縦走後に搭乗するRW事務所に今後の予想を問い合わせて縦走を断念、「本隊は熊野岳までピストン、別動隊は班長以下で刈田岳散策」に決めました。

 私達本隊は、午前10時50分、レストハウス発で刈田岳に向けてスタート、刈田神社で「どうか晴れてくれ」と多目の賽銭を上げて参拝しました。
熊野岳Reco(クリック拡大)
  レストハウス内で準備
先ずは刈田岳へ向かう 刈田神社で集合写真

 ガスでお釜は見えませんが登るには苦にならない寒さと風、咲き残っていたコマクサを見つけて嬌声が上がり列が止まります。
 「待ってるからゆっくり写して!」と言うCLの声に安心してスマホを取り出しています。
コマクサ 天気図とルートを確認 イチヤクソウ

 体験山行の参加者も元気一杯です、やがてガスの中に石室避難小屋が見えて来ました。
 
 午後0時10分、1時間20分で日本百名山熊野岳の山頂に到着、「ああ、ここまで来られただけでも良かった」と言う声が聞こえます。

 集合写真の後は避難小屋で楽しいランチタイム、運動量以上のエネルギーを蓄えて下りの強風に備えました。
お釜方向、心が清くても見えなかった 石室避難小屋
 山頂標柱
避難小屋でランチ 山頂集合写真

 別動隊に確認したところ「皆んなで刈田神社まで行って来た、レストハウスで休んでいるから気を付けて」との回答にホッとして下山開始。
山頂付近の風は屈強楽山の許容範囲内でしたが問題は地蔵山から先です、一緒になった外国人グループも「地蔵山まで行ってRWが止まったら大変」と思案しています。
下山開始 下山開始 熊が出ないでガスが出た

 風は更に強まって来ましたが1時間弱で別動隊の拍手に迎えられて無事下山、「風が強くて大変だったでしょう ?」との労りの言葉に「去年の一切経山に比べれば屁でもネ」と返しています。
馬の背を下山 レストハウスへ到着 別動隊と合流

 ガスに邪魔されてお釜を見る事はできませんでしたが今年も蔵王山の最高峰を踏む事が出来ました。
 RWの搭乗料金が返金になり儲けた気分、帰路は夏の空が広がっている「道の駅いいで」でゆっくりと買い物を楽しみました。
下界は夏の空だった 自分へのお土産 お疲れ様でした

 濃いガスの中、間延びした長い隊列の調整をとってくれた班長さん、SLさんお疲れさまでした。
 会計さんには煩雑な返金にご苦労いただきました。
 CLには一週間前からの天候乱気流で大変な御心労をおかけしました、そしてスタート直前まで関係方面と連絡調整のうえ適切な現場判断をしていただきました。 ありがとうございました。
 今日、RW事務所に確認したところ「運行停止は無かったがギリギリだった」との事です、救われました。