会山行紀行文 2024年
6/15(土)
快晴
(ほんたにやま)
本谷山

1870m
参加者 (紀行文) 2285 H/K
No-144 グレード:A 5名
 担当リーダー 1854 M/T (男性2名・女性3名) (写真) 2514 I/K
≪コースタイム≫
巻潟東IC(4:30)=六日町IC=十字峡駐車場(6:00~6.15)…内膳落合登山口(7:35)…ブナ林(9:15)…雨量計測所(10:10)…三十倉(10:25)…山頂(13.05~13.45)…合流全員で下山(14:10)…雨量計測所(16:20)…内膳落合登山口(18:00)…十字峡駐車場(19:20)
≪紀行文≫
~~~挑望の素晴らしい本谷山を目指して中尾ツルネ尾根を登りました~~~

 本谷山(ほんたにやま1,870m)は別名中尾山ともいいます。群馬県境、巻機山と丹後山を結ぶ稜線上に位置します。
 登山口は三国川(さぐりがわ)沿いの林道終点、内膳落合(600m)。

 駐車場で身支度をおえ、リーダーお気に入りの軽快なBGMをバックに準備体操。出発時は目指す山に向かって腕を振上げ「行くぞー、頑張るぞー、オー」と5人で気合を入れ元気に出発!

 ゲートの脇を通り80分の林道歩き。暑さ、虫はあまり気にならない。左手の三国川を眺めながら栃ノ木橋を渡ると間もなく左手に丹後山の登山口。ここから登山口までの間に二か所目印のない獣道があるが、もう少し行くと右手にしっかりとした道標が見えて来る。
 登山口着。本日は我々だけの貸切だろうと思いきや、なんと自転車2台で男性がやって来た。ずるいな~(笑)
素敵な応援歌で体操しました。頑張るよ〜 沢沿いをテクテク丹後山登山口を左に見て 歩き始めて、1時間と少しで、登山口

 ここから標高差1,260mの登山開始。いきなり急登、鎖、展望なし。時折、心地よい沢風が舞い上がって来て暑さを凌いでくれる。
 足元に咲く花々から元気を貰う。イワカガミ、マイヅルソウ、ツバメオモト、アカモノetc。

 90分程で急に展望が開けたと思ったが再び樹林帯へ新緑のブナ林と出会う、日射しが遮られ凌ぎ易く癒しのブナ林だ。
 1時間程で雨量計測所、更に15分で三十倉、1,296.6mで眺望が開け右手に桑ノ木山、ネコブ山、下津川山(しもつごうやま)、左手には越後三山、中ノ岳がデーンと構えている。
ここから、登り 最初から急坂、中尾ツルネ尾根 ネコブ山、下津川山
三十倉、ここで、半分 花が出始めました。ウラジロヨーラク イワカガミ
マイズルソウ ツバメオモト ゴゼンタチバナ

 リーダーから山の説明をして頂く。ここから残念だが一旦鞍部に降りて登り返さなければならない。
 90分程で森林限界に出る。目前に本谷山、越後沢山の姿が大きく、更に巻機山の稜線が見えて来た。

 ここで二手に分かれ女性3人は山頂を目指す。
 ここからは日射しを遮るものがなく、足元は笹尾根の登りで根っこに足をとられ歩きづらくおまけに痩せ尾根。切り立った箇所多く気が抜けない。
 
 稜線歩き
地図を出して山座同定、巻機山も見え始め大展望に見とれる 今日のメンバー、予定は11人でした。
巻機山 本谷山を目指して 稜線はきれいに刈り払いされ歩きやすかった。

 途中右下方に雪渓あり池塘が出来ていた。花も沢山、コバイケイソウ、シラネアオイ、タテヤマリンドウ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、ミヤマクワガタ、etc…50分程で山頂着。
アカモノ ミヤマクワガタ タテヤマリンドウ

 360度のパノラマ。直近で平ケ岳が眼に入る。尾瀬の山々、日光白根山、皇海山、谷川岳方面。そして丹後山へ向かう稜線…あんなの見ると行って見たくなる…無理ですが…
 山頂では強風ながらも3人でキャーキャー言いながら写真を撮り合い、お互い讃えあい盛り上がってランチタイム。
コバイケイソウと山頂 3人で素晴らしい眺めを

 下山は越後三山を眺めながら「あれー?おっかしいなー」の声!「あれが駒らば中ノ岳はどこ行ったー?」皆であーだこーだと大いに盛り上がった。こんな調子で賑やかなトークとリーダーの絶妙な歩き方で長い尾根を全員無事下山する事が出来ました。

 リーダー初めメンバーの皆様お世話になりました。一人では厳しいですがたくさんの力を借りて登頂する事が出来ました。
 ありがとうございました。全てに感謝です。
名残惜しいが明るいうちに下山します。 ヘッデンつけてみた