≪紀行文≫ |
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〜〜〜千二百年の時を重ねた出羽の古道・六十里越街道の新緑の古道を往く〜〜〜 |
千二百年の時を重ね、参道に刻まれた美しい景色・新緑の出羽の古道「六十里越街道」を歩きました。山形県の海沿い・庄内地方と内陸部を結ぶ「六十里越街道」は、1200年前の古代から開かれたと伝えられおり、六十里越街道は、鶴岡から松根、十王峠、大網、田麦俣、湯殿山、大岫峠を越え、志津、本道寺、寒河江を通り山形に至る険しい山岳道です。 |
新潟駅からマイクロバス2台で25名を乗せ新潟駅6時10分出発、途中ベイシア新潟豊栄店駐車場4名、聖籠新発田IC6名を乗せ合計35名。聖籠新発田ICから日本海東北自動車道に乗り、鶴岡から山形道で庄内あさひICで降り、道の駅「月山」9:20着。ここで、ガイドの小野寺良寛さんと合流し、登山口が狭いので、靴の履き替え後、ガイドさんから六十里越街道の説明を受け、再び乗って蟻腰坂登山口に9:45到着。 |
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ルート地図(クリック拡大) |
距離図(クリック拡大) |
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道の駅「月山」でガイドさんと合流し説明を受けた |
蟻腰坂登山口で登山準備 |
登山口から登山開始 |
湯殿山参籠所まで7.9km、登り累積757m、下り累積257m、歩行時間4時間30分で、なかなか厳しい山行でしたし、山行中は少し暑かったが、森の中で涼しかったため、熱中症にならずに済んだ。
天気はかなり以前から晴れで、その後の変更はなく安心して山行が出来た。
今日は、ガイドの六十里越街道山船頭人協会会長小野寺良寛さんから六十里越街道の自然や歴史などの説明を聞きながら歩きました。 |
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急坂が続きますが、新緑の中ゆっくりと歩きました |
眺望のよい「弘法茶屋跡」 |
「龍神ブナ」 |
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ガイドさんから「馬立」説明、ブナ林が気持ち良い |
暫くユキツバキの群生がある「花ノ木坂」を歩く |
国道112号の横断しスノーシェッド上部を歩く |
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千二百年の歴史・六十里越街道「ゆどの道」をゆったり歩く |
以前は「夫婦ブナ」、現在「ラブラブナ」 |
「独鈷茶屋跡・独鈷清水」到着、歴史説明 |
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「千手ブナ」 街道のシンボルツリーとして有名 |
弘法大師が祈祷を行った伝説の残る「護摩壇石」 |
月山などが良く見える「月山遥拝所」へ |
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「月山遥拝所」から正面月山・右姥ヶ岳・一番右湯殿山 |
春はブナの新芽でお出迎え!気持ちの良いブナ林 |
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「護身仏茶屋跡」 |
大掘抜 |
「細越峠」までの長坂(一の坂)から(二の坂)の急坂を上っていく途中で、我々の直ぐ上で雷がなり始め、最初は雲の中を横に走っているようであったが、稲光が数回出たときは、どうなるやら心配したが、歩きは止められないのでそのまま歩き、その後雨が強くなり、雨具を着込み、数分で「細越峠」に到着。ここで昼食する予定であったが、雷が落ちてきてもと思い、直ちに下山を開始した。 |
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「細越峠」までの長坂(一の坂〜二の坂)の急坂を上る |
「細越峠」到着も、直前から雷雨となり直ちに下山 |
一杯清水 |
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道沿いにあるブナの木伝言板 |
少し下山し、砲台跡で昼食とした |
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戊辰戦争にかかる歴史・遺跡の説明を受ける |
湯殿山碑前で歴史と毎年碑が動く不思議の説明 |
「旧薬師小屋跡」 |
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いよいよ最後の登り坂 「ザンゲ坂」 |
「ザンゲ坂」を超えて、ホッとして歩く |
ブナ林から有料道路に、まもなく「湯殿山神社参籠所」 |
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「湯殿山神社参籠所」から本宮参拝の為シャトルバスに乗る(後方湯殿山と大鳥居) |
湯殿山参籠所・湯殿山レストハウス前のバス乗り場から参拝所の本宮までシャトルバスで向かう。
本宮参拝バスに乗り換えると、約5分で出羽三山の奥宮とされる湯殿山神社本宮へ到着。
月山に連なる湯殿山(標高1,504m)の中腹の渓流のほとりの出羽三山の奥宮とされる湯殿山神社本宮まで行き特別参拝をした。
湯殿山は「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められた清浄神秘の世界で、写真撮影は禁止のため、御神体の画像はなし。
湯殿山神社には社殿がなく、御神体は熱湯の湧き出る茶褐色の巨大な霊厳で(大きな岩)、素足になり、お祓いを受けてからお湯の湧き出る御神体の周りを歩く。 |
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湯殿山神社本宮参道入口ここから撮影禁止 |
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本宮からシャトルバスで下車 |
湯殿山大鳥居前で集合写真 |
下山もシャトルバスに乗車し、湯殿山参籠所に16:00到着、途中、道の駅月山と道の駅朝日に寄り、新潟駅南口に19:55到着した。 |
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