会山行紀行文 2024年
5/30(木)
晴れ
(こうさぎさん)
光兎山

986m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−51 グレード:C上  28名
 担当リーダー 2427 A/H (男性6名・女性22名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口発(6:00)=光兎神社参拝=千刈登山口発(8:20)…雷峰着(11:00)…山頂着(12:10)…山頂広場昼食(12:15-13:00)…雷峰着(13:50)…千刈集落着(16:10)=新潟駅南口着(18:20)
≪紀行文≫
〜〜〜 ヒメサユリとハロ現象+αの山旅 〜〜〜

 光兎山は国道113号線から関川村に入ると左前方に見える三角錐型の独立峰です。
 参加者は募集定員の2倍、満開のヒメサユリに期待して関川村へ向かいました。
 まずは金箔の兎神像が祀られた光兎神社に参拝、当初は中束登山口から登る予定でしたがバスが中型に変わったためその先の千刈登山口まで進みました。
光兎山Reco (クリック拡大) 光兎神社参拝 登り支度

 樹枝が張り出した林道をワイルドに走って登山口に到着、午前8時20分スタート。
 最初は杉林の中を進みますが昨日の雨で登山道は程良く湿っており、CLの注意事項が頭をよぎりました。
 前の人の足下を注視して進み、小休止毎に綿密な点検活動行います。
 1時間半程登って虚空蔵峰で休憩を取っていたところ「ギャー」と乾いた声が響いて皆んな一箇所に集まっています。
8:20 スタート 虚空蔵峰 (第一現場) 後は安心

 すかさずCLが薬剤噴霧班の出動を指令して敵を駆除しました。
 メンバーの点検活動は一層厳しくなりましたが登るにつれ周囲はブナ林に変わり登山道も乾燥、以後、薬剤噴霧班の出動は有りませんでした。
 観音峰まで登ると樹間から目の前に雷峰、与平戻し、山頂と三つのピークが尖って見えます。
 大きく下り雷峰まで登り返して大休止、ここからはヒメサユリのピンクが真っ盛りでした。
 CLから「この先は写真を撮りながらゆっくり〜」と、優しい言葉を頂きそれぞれが写真タイムを入れながら登り返しました。

 ヒメサユリの花に癒されながらマイペースで数回のアップダウンを繰り返して午後0時10分、3時間50分で光兎山の山頂に到着。
 右手に飯豊連峰を、左手に朝日連峰の大パノラマを眺めながらランチタイム、背中から「もう来られないと思っていた」と言う声が聞こえます。
 「企画して引っ張って来るリーダーに感謝だナ!」と思って空を見上げると幸せの前兆、ハロ (日暈) がかかっていました。
 午後1時、飯豊とヒメサユリにサヨナラを言いながら下山開始、名残惜しく山頂直下の激下りにかかりました。
1・2班(クリック拡大 (3・4班(クリック拡大) さあ下山

 下山途中の中束分岐でCLが再度「警戒体制」を発令、メンバーは薬剤噴霧班の周りに集まって足下に防虫剤の噴霧を受けます。
急降下が続く 警戒区域に入る 薬剤噴霧班の活躍

 この年代は髪の毛にDDTを噴霧した事を知らないのかな、いや知ってる筈だ 、、
 無事バスの待つ県道終点まで下り着いて山支度を解いていると又々オマケの悲鳴が聞こえて来ました。
 どうやら靴を脱いだところ〇〇が出て来たようです、バスの周囲に笑い声が響き渡りました。
偵察班下山 本隊も無事下山 再び、悲鳴が聞こえた

 今回のキーワードは3H、ヒメサユリ、ハロ、〇〇 (ヒントは丘) でした。
 CLの数回に及ぶ下見と的確な現場判断で県北の名峰に登って繚乱するヒメサユリを見る事が出来ました、思い出に残る会山行ありがとうございました。