会山行紀行文 2024年
5/8(水)-9(木)
両日 曇り
庄内アルプスと湯野浜温泉
荒倉山・高館山・八森山

307m   273m   234m 
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−39  グレード:C緩 28名
 担当リーダー 2070 S/F (男性6名・女性22名) (写真) 2275 K/H
≪コースタイム≫
≪5/8≫
新潟駅南口(6:10)=白山島(9:00-9:40)=八乙女登山口(9:45)…荒倉山山頂(11:45-12:20)…油戸集落(13:30)=クラゲ水族館(13:45-15:30)=宿(16:00)
≪5/9≫
宿(8:00)=大山公園(8:15-8:25)…高館山山頂(10:00-10:20)…八森山山頂(11:00-11:05)…大山公園(12:00)=鶴岡観光物産館(12:20-13:20)新潟駅南口(16:00)
≪紀行文≫
〜〜〜天気には恵まれずもメンバーに恵まれ〜〜〜
≪5/8(水)曇り≫
 実施当日の朝になっても計画通りに山に入るか、観光に切り替えるか迷ったが現地(白山島)に着いて何とか計画通りに登山が出来ると判断した。

 略予定通り白山島駐車場に着き登山支度をして長い橋を渡り白山島へ、白山神社の鳥居を潜り標高70mに至る急で長い階段を登り奥社へ。
 お参りした後、奥社裏手の展望台に上がり日本海を眺めて下山。

 その後本来は島を一周したいところだが昨年から崩落の為叶わず駐車場に戻った。 
 途中これから歩く荒倉山の全景を観ることが出来た。
 初日歩いたコース(クリック拡大)
白山島と渡る橋 白山神社への急階段 白山島からの観る今日のルート

 バスで数分走り荒倉山登山口へ(実に分かり辛い登山口)。
 歩き始めはかなりの急登で狭く、時には藪っぽくなっていたが、美しい新緑や藤の花に励まされ休憩ポイントの展望台、ホットハウスに到着した。
狭くて急な登り始め 新緑と藤の花に励まされ ホットハウスに到着

 ホットハウスから差ほど急な登りは無く穏やかなアップダウンが続く。
 荒倉山に向かう途中に狛犬成らぬ狛馬がある荒倉神社を参拝すべく立ち寄った。
美しい新緑や足元の花々を愛でながら穏やかな登山道を進む 荒倉神社参道入口が観えてきました
橋を渡って長い急な階段を登る 途中に珍しい“狛馬”が 荒倉神社

 荒倉神社を参拝後登山道に戻り、やや急登を踏ん張ると広い荒倉山山頂に時間通りに到着。
 広い山頂で昼食休憩となったが、やや寒く予定より早く下山することにした。
登山道に戻って荒倉山に 山頂直下のマンモスの木 到着した広い山頂で昼食休憩
荒倉山山頂にて集合写真

 荒倉山からの下山は足並みが揃い順調過ぎ、予定よりかなり早く、無事下山となった。
下山開始  油戸海岸(集落)に向かう  油戸海岸でバスが待っていた

 下山後は靴を履き替えクラゲで有名な加茂水族館に向かった。
、水族館にはかなり早く到着したため余裕見学となった。水族館では珍しい多種のクラゲを堪能し、アシカショーも観てゆったりとした時間をすごした。
加茂水族館 多種のクラゲを楽しむ 楽しいイルカショー

 この日の宿は水族館から近い湯野浜温泉の温泉民宿「真砂子屋」さんで、低額料金にも関わらず素晴らしい温泉、そしてカニをメインにした夕食に大満足。
湯野浜温泉の温泉民宿「真砂子屋」 「ご苦労様、カンパ〜イ!」 大きなカニが一人ずつ

≪5/9(木)曇り≫
 深夜に雨音、嫌な予感はしていたが、早朝表に出てみたら小雨、でも西の空が明るいので大丈夫、天気も回復すると勝手に判断し予定通りとした。

 朝食が終わるころにはすっかり雨雲も去り安心して出発準備。

 登山口の大山公園に到着し登山準備し、小高い大山公園への登り、そして公園内を進みラムサール条約に登録された下池に向かって降りた。 
2日目歩いたコース(クリック拡大)
大山公園駐車場で準備 大山公園に登って行きます 大山公園内を進む

 下池は白鳥飛来地としても有名で、高館山の紅葉と合せて晩秋にも訪れたい。
 下池湖畔からは今日歩く高館山と八森山、そしてその尾根ラインが綺麗に望めた。池を過ぎ暫く進むと登山口となる。
下池から望む今日歩く山並み いよいよ登山開始

 登山道を湖畔に沿って少し進み、赤沢コースに入った(本来は大沢コースだが崩落の為変更)。コースは新緑深い急斜面を九十九折りに登り、作業用林道に出て直ぐに登山道へ、後は山頂目指してひたすら直線的に登って行く。
金沢コース入口 九十九折に登る 山頂迄真っ直ぐな登山道。

 到着した高館山山頂には沢山のテレビ塔が建っているが、山頂広場に立つとテレビ塔の姿は木々に隠れて目立たないが。山頂の一角に建つ高さ20mの展望台は存在感を表している。多くのメンバーは塔の最上階まで上がり360度の展望を楽しまれた。
高館山山頂に到着。高さ20mの展望台がある。 東屋を中心に休憩
高館山にて集合写真

 高館山山頂での滞在時間が過ぎ八森山を目指した。
 八森山への道は花で行く手を塞がれているような所もあれば、どう見ても滑りそうな木道もあり、倒木もある変化に富んだ登山道が続き、気が付くと「え!山頂」と言う感じで山頂に到着した。
 花が登山道を塞いでいる  慎重に進んだ木道  八森山山頂

 八森山を後に後はツツジヶ丘展望台経由で大山公園を抜けバスが待つ駐車場まで降りるだけ……、ただこのコースやたらと標識が多く道迷いに気を付ける必要がある。その様な登山道を降り続けツツジヶ丘展望台に到着。天気が良ければ目の前に月山が望めるのだが今日はNG。
 様々なツツジを楽しんで大山公園に向かった。
十字路分岐  大山公園迄後僅か  大山公園の最高所、ツツジが丘展望台

 大山公園は様々な寺社の建物や銅像などが 点在し大人向きの公園と言える。
 下池などを望みながら公園を通過し朝登ってきた道に合流すれば直ぐ眼下に駐車場。
 駐車場には計画時間通りに到着し今回の山行を無事終えることが出来た。 
大山公園を進み 公園から下池を見下ろし 駐車場に到着

 下山後は帰り身支度を整え帰路に着いた。途中鶴岡物産会館に立ち寄り、昼食兼お買い物タイムとした。
 全ての計画を終え新潟駅にはまたもや時間通りに到着することが出来た。これは参加メンバーの足並みを含めた行動によるものと感謝に絶えない。
 また、今回の山域の晩秋は下池の白鳥や高館山の紅葉も素晴らしい為、いつかは計画したいものです。

≪出逢えた花々≫