会山行紀行文 2024年
4/10(水)
晴れ
(くしがた)
櫛形山脈縦走

568m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−20 グレード:C上  39名
 担当リーダー 2427 A/H (男性10名・女性29名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口発(6:10)=白鳥公園入口発(7:40)…鳥坂山着(9:10)…坂井越着(11:20)…櫛形山頂(12:30-13:10)…大峰山着(15:10)…願文山着(15:50)…桜公園着(16:30)…大峰山駐車場発(17:00)=新潟駅南口着(18:30)
≪紀行文≫
〜〜〜櫛形山脈フラワーロード16Kmを縦走〜〜〜

 櫛形山脈は日本で一番小さな山脈で、鎌倉時代の女傑板額御前が活躍したのもこの山中だと言われています。
 前日は夜になっても雨が降り続きCLの心労が伝わって来る様でしたが、当日は快晴になりました。
 参加者が予定人数の倍になったため急遽大型バスに変更してスタート地点も白鳥公園の下広場になりました。
今回の軌跡(クリック拡大) 大型バスはここまで 7:40スタート

 登山道に入ると笹薮が刈られ、コシノコバイモやカンアオイの花もチラホラ見え、見通しの開ける稜線まで出るとイワウチワロードが始まりました。
藪が刈られていた 鳥坂山で小休止 イワウチワ

 スタート地点変更に伴い、当初40分遅れだった行程も健脚揃いのメンバーだったため徐々に遅れ巾が狭まってきます。
 鞍部の坂井越で飯豊連峰を眺めて一休み、次のピーク飯角山を目指して又、長い列が登り始めます。
坂井越で休憩 飯豊連峰を望む 休憩後スタート)

 地元のCLから鎌倉幕府二代将軍勢と戦った板額御前の逸話や「飯角→ハンカク→板額」の説明を聞きながら飯角分岐を通過、「今度こそ櫛形山か」と言いながらもう一度騙され、午後0時30分、4時間50分で櫛形山に到着しました。
ショウジョバカマ 飯角分岐 キクザキイチゲ

 山頂広場は我々だけ、目の前の飯豊連峰と二王子岳、風倉山、左奥に見える朝日連峰を独占して賑やかなランチタイムを楽しみました。
(1〜3班の皆さん(クリック拡大) 山頂からの展望 4〜6班の皆さん(クリック拡大)

 真っ白な飯豊連峰をバックに集合写真に納まり大峰山への周回にかかりますが、法印峰から先は主役がイワウチワの白からカタクリの紫に変わりました。
大峰山へ向かう カタクリロード 言いつけを守った花達

 ルートは大きくUターンする形で右後ろの方向にチェリーヒュッテが見えます。
 大きく回り込んで大峰山で小休止、その先の展望広場から橡平桜樹林帯が一望できますが自然保護部桜パトロールの時期が見頃なのでしょうか、今日はまだ早かった様です。
大峰山で休憩 粟島遠望 展望広場

 粟島を見下ろし新保岳を遠望して願文山への急下りにかかりました。
 魔の時間帯です、CLの「ゆっくり〜でいいよ」との声がかかります、慎重に慎重にロープに掴まって願文山まで下り着きました。
 後はルンルン横歩き、さくら公園で河津桜の赤を楽しんでバスの待つ大峰山の駐車場まで16Kmを一人の落伍者も無く歩き切りました。
展望広場からの下り 願文山まで下った さくら公園

 バスの中は楽しかった今日の話しで盛り上がっています、新発田ICで10人が下車すると急に寂しくなり、新々バイパスでは夕日が真っ赤に輝いていました。
 解散場所の駅南口で「あ〜あ、今日も楽しかった」と言う声がバスから降りて行きました。
 CLは下見の時、花達に「一週間咲き続けてくれ」とお願いしたそうですが、そのとおり今回はイワウチワとカタクリが全開で我々を迎えてくれました。
 楽しい一日をありがとうございました。
 短時間で作業をまとめてくれた会計さん、長い隊列の連携をとってくれた班長、SL、LLの皆さんお疲れさまでした