≪紀行文≫ |
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~~~とても気持ちが豊かになったような一日でした~~~ |
国上山山頂を目指す一行と離れ、私たち9名は国上山の古刹めぐりです。
青空に満開の桜。温かくとても気持ちの良い日です。国上寺駐車場からゆっくりと歩き始めました。
まずは国上寺。越後最古の古刹といわれています。本堂を中心に六角堂や大師堂、実際祈祷行事をする立派な方丈講堂などがあります。
木造建築の本堂は老朽化が進み、四方隙間だらけで今再建計画が進んでいるとのこと。往時は格の高い立派な建物であっただろうと推察できます。
本堂の外壁にはびっくりする壁画があります。なまめかしい姿のイケメン5人。この寺に縁のある人物とか。良寛、義経、弁慶、謙信、酒呑童子。
このイケメン官能絵巻は、3年前に描かれたとき文化財の寺としてふさわしくないと再三勧告があったが住職が断固として拒否したとか、当時TVで取り上げられたそうです。
どうなんでしょうね?(伝説の5人様に失礼では…)
ここでボランテガイドの方とご縁ができ、五合庵まで案内していただきました。 |
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国上寺 |
六角堂 |
本堂外壁の壁画 |
参道ではたくさんの観音様、地蔵様にお会いしました。
ボケ封じ、ガン封じ、幸せ祈願、長寿祈願、縁切り祈願…
人間の悩み・欲は尽きないようです。やっぱり合掌して祈願してしまいます。 |
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方丈講堂方向に進む |
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方丈講堂の幸せ観音 |
ガイドさんの説明を聴く |
香児山の説明版 |
五合庵への参道は180段下る石段です。結構急で足元が不安定です。
一生懸命説明するガイドさんの足についていけない人もいます。
大丈夫。慎重にゆっくり下りましょう。五合庵でたくさん休憩とるからね。
五合庵は良寛様の庵として有名ですが、国上寺を再建した萬元上人の庵として作られ、名前の由来は萬元上人が毎日五合の手当を給されていたことだそうです。その頃の庵はもう少し大きかったそうな。隣地に萬元上人のお墓があります。
良寛様は20年ほど五合庵に住まわれたそうです。清貧な暮らしぶりや里人とのあたたかい交流そして文人として尊敬される存在になっています。ここではガイドさんから良寛様の話をたくさん聞かせていただきました。心にしみるお話でした。ガイドさんに感謝です。
良寛様の余韻にひたりながら長い休憩をとり、千眼堂吊り橋を渡り朝日山公園へ。 |
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五合庵への参道 |
五合庵 |
千眼堂吊り橋 |
渡ったら最後の階段。みんな頑張って上がりました。一番到着‼ 眺めの良い場所で春の陽光をあびながら一足早くランチタイムにしました。
とても気持ちが豊かになったような一日でした。 |
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