≪紀行文≫ |
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〜〜〜紅葉を求めて鷲ケ巣山〜〜〜 |
山友のT.Tさんより、予定していた山が冠雪との連絡が有り急遽、鷲ケ巣山に決めた、平成二十五年以来なので少し不安が有ったがこの次はないと腹をくくった。
薄暗い縄文の里駐車場に着いたが、私等以外の車は無かった。
冷たい風が吹いていて寒かったのでウインドブレーカーを雨具に変え登山口に向かった。 |
登山者カ−ドをポストに投函し肩をすぼめて歩き出した。
杉林を30分位歩くと風も無くなり体が暖かくなったので雨具を脱いだ、ゆったりとした歩調で進んで居る中に目の前に鷲ケ巣山避難小屋が出た懐かしく思った、戸は壊れ小屋もかなり朽ちていた、水飲み休憩にした。
少し登りもきつく成りロ−プも垂れ下がって有った、世間話をしながら歩いて居る中に前ノ岳に着いた。
前方の鷲ケ巣山を見ながらの小休止で有った、家から持って来た柿を喰った、本当に美味しかった。 |
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登山口 |
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鷲ケ巣山避難小屋 |
前ノ岳山頂 |
鷲ケ巣山を望む |
休憩後かなりの下り坂で気を抜かずに歩いた、また登り返して居る中に中ノ岳に着き休憩を取った。 |
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中ノ岳 |
中ノ岳から鷲ケ巣山を望む |
なめこ |
休んだ後にまた急激な下り坂が待っていた、そこを凌いで少し上ると山頂と勘違いした、だまかし坂で有った疲れのせいなのだろう。
水飲み休憩し、また歩き出した暫くすると彼が朽ちた木になめこが生えているのを見つけた、下山時に摂る事にして頂きへと進んで居る中に目の前に大きな岩が現れた、山頂と気付いて安堵した。 |
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山頂の大岩 |
鷲ケ巣山頂 |
鷲ケ巣神社 |
山頂の景観で疲れは吹き飛んだ、二人であの山は何と言う山だろうか等々と言いながら昼餉にした。
彼のシャツにマダニが着いていた事に驚いた、私も念のためシャツを脱いだら二匹のマダニがシャツに刺さっていた、彼は何回も切開治療をされたと言う、間一髪であったお互い裸に成り身体検除査をした、体には幸い刺さって居なくほっとした。 |
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北大平橋の名盤 |
山頂からの眺望 |
素晴らしい景観に見惚れ、あっという間に一時間余りが過ぎた、名残り惜しかったが頂きを後にした。
途中なめこをゲットする、彼は私にみそ汁にしなさいと言ってくれた、なんて優しい人なのだろう。
前ノ岳の下りは赤土で滑り、数回の尻餅を着いた、気温も上昇し最高の登山日和を堪能する事が出来た、それにしてもタフな山である。
紅葉は上部が綺麗だったがもう少し待たなければと思った。
何時もの事乍ら山友のT.Tさんに助けられ、何とか駐車場に戻れた事に感謝である。 有難う!!
距離 10.9km 登り1668m 下り1688m |
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山頂からの眺望 |
中ノ岳 |
マダニ |
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