≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜次回は小谷側からも登ってみたいと思います〜〜〜 |
今回は糸魚川側からのルートです。雨飾山荘(梶山新湯)に前泊して登る予定でしたが、登山日の山の天気をみるとCになっており、急遽変更して一日目に登ることに。
早朝に自宅を出て、山荘到着後、登山届を出し出発は8:20になりました。遅い出発です。このコースは急登が続いて梯子が多数あり、やせ尾根でしかも浮石なども多いとのこと。コースタイムは4時間、登山者は他に2組だけでした。
天然杉の巨木や根曲がりのブナに歓声をあげながら、いくつも梯子を登ります。こまめに休憩して進みます。 |
|
|
|
雨飾山荘(梶山新湯)から出発 |
このような梯子が多数あり |
豪雪地帯を物語る根曲がりのブナ |
ミヤマセンキョウ、リンドウ、アキノキリンソウなどが咲いており和みます。
眺望は素晴らしいはずですが全く見えません。でも曇っていたおかげで少し涼しく感じました。虫は少なく蚊取り線香は未使用、中の池を過ぎてようやく小谷側からの分岐に出ました。
笹平では風に吹かれて気持ちよく歩きます。トリカブトやオヤマボクチ、リンドウなどが咲いていました。 |
|
|
|
リンドウ |
ミヤマセンキョウ |
中の池 |
行く手の急登を見上げると山頂に人がたくさん、、と思ったら北峰の石仏でした。先客は2名、360度の展望を想像します。
時間も気になり15分ほどで下山。下を見ると荒菅沢が岩肌を露出させていました。雨飾山という名前からは想像しにくい荒々しさです。 |
|
|
|
山頂到着 |
遠くが霞んでいます |
下を見ると荒菅沢が岩肌を露出 |
分岐まで下りて一服。下山の準備をして往路を下ります。また梯子を下り、やせ尾根を降りていきます。もう登山者は誰もいないはずなので怪我のないように、熊とも遭遇しないように鈴を鳴らしながら、より慎重に歩きました。
途中で青空が出てきて雲海が広がり、向かいには鋸岳、鬼が面山など荒々しい海谷山塊が見えています。
下山は17時半を回ってしまい反省。今回は急遽予定を変更しましたが、C予報だった日は晴れて、同宿の登山者は登っていきました。こんなこともあるのだと良い経験になりました。
(追記)
雨飾山荘は明治創業で建物もそのまま、食事もおいしく温泉ももてなしも素晴らしい山宿でした。
次回は小谷側からも登ってみたいと思いました。帰路、根知谷集落からは雨飾山がどっしりと見えました。 |
|
鋸岳、鬼が面山など荒々しい海谷山塊が見えています |
|
|
|
|
何の実? |
雨飾山荘の風呂 |
根知谷集落からは雨飾山がどっしりと |
|