会山行紀行文 2023年
9/13(水)
快晴
(あまかざりやま)
雨飾山
(梶山新湯から)
1963m
参加者 (紀行文) 2413 R/S
2名
(女性2名) (写真) 2413 R/S
≪コースタイム≫
雨飾山登山口(8:20)…笹平分岐(12:20)…雨飾山山頂(12:50)…分岐(14:00)…笹平分岐下山(14:20)…雨飾山荘(17:45)
 登り 1140m 下り1141m 距離6.4Km
≪紀行文≫
〜〜〜次回は小谷側からも登ってみたいと思います〜〜〜

 今回は糸魚川側からのルートです。雨飾山荘(梶山新湯)に前泊して登る予定でしたが、登山日の山の天気をみるとCになっており、急遽変更して一日目に登ることに。
 早朝に自宅を出て、山荘到着後、登山届を出し出発は8:20になりました。遅い出発です。このコースは急登が続いて梯子が多数あり、やせ尾根でしかも浮石なども多いとのこと。コースタイムは4時間、登山者は他に2組だけでした。

 天然杉の巨木や根曲がりのブナに歓声をあげながら、いくつも梯子を登ります。こまめに休憩して進みます。
 雨飾山荘(梶山新湯)から出発  このような梯子が多数あり  豪雪地帯を物語る根曲がりのブナ

 ミヤマセンキョウ、リンドウ、アキノキリンソウなどが咲いており和みます。
 眺望は素晴らしいはずですが全く見えません。でも曇っていたおかげで少し涼しく感じました。虫は少なく蚊取り線香は未使用、中の池を過ぎてようやく小谷側からの分岐に出ました。
  笹平では風に吹かれて気持ちよく歩きます。トリカブトやオヤマボクチ、リンドウなどが咲いていました。
 リンドウ  ミヤマセンキョウ  中の池

 行く手の急登を見上げると山頂に人がたくさん、、と思ったら北峰の石仏でした。先客は2名、360度の展望を想像します。

 時間も気になり15分ほどで下山。下を見ると荒菅沢が岩肌を露出させていました。雨飾山という名前からは想像しにくい荒々しさです。 
 山頂到着  遠くが霞んでいます  下を見ると荒菅沢が岩肌を露出

  分岐まで下りて一服。下山の準備をして往路を下ります。また梯子を下り、やせ尾根を降りていきます。もう登山者は誰もいないはずなので怪我のないように、熊とも遭遇しないように鈴を鳴らしながら、より慎重に歩きました。
 途中で青空が出てきて雲海が広がり、向かいには鋸岳、鬼が面山など荒々しい海谷山塊が見えています。

 下山は17時半を回ってしまい反省。今回は急遽予定を変更しましたが、C予報だった日は晴れて、同宿の登山者は登っていきました。こんなこともあるのだと良い経験になりました。

(追記)
 雨飾山荘は明治創業で建物もそのまま、食事もおいしく温泉ももてなしも素晴らしい山宿でした。
 次回は小谷側からも登ってみたいと思いました。帰路、根知谷集落からは雨飾山がどっしりと見えました。  
 鋸岳、鬼が面山など荒々しい海谷山塊が見えています
 何の実?  雨飾山荘の風呂  根知谷集落からは雨飾山がどっしりと