会山行紀行文 2023年
6/21(水)
米沢アルプス
羽山〜愛宕山〜笹野山

534.1m  555m  660.2m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
単独
(男性1名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
御成山公園駐車場(7:55)…羽山(羽山神社)(8:22)…愛宕山(愛宕神社)(8:40)…斜平スカイツリー(9:07)…笹野山(9:18)…愛宕山(9:48)…羽山(10:03)…御成山公園駐車場(10:23)
≪紀行文≫
〜〜〜米沢市に米沢アルプスあり、米沢市を一望でき飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山も展望できる〜〜〜

 米沢アルプスと銘打った斜平山(なでらやま)は山形百名山で、北から御成山、羽山、愛宕山、笹野山、栃窪山の山々が連なる山塊で、米沢市近郊に位置し、古くから広く市民に親まれてきた里山で、ピークは最も標高が高い笹野山の山頂。また、植生が多彩であり、約500種類にも及ぶ植物が自生する山とのこと。

 名前がユニークで、山形百名山の一つなので、来年の企画として事前調査のため登ってきた。

 国道121号線から狭い舗装された山道を登り、標高391mの御成山公園駐車場まで行き、駐車する。
 この斜平山山塊は独立峰なので、登山道のどこの尾根からも360度見渡せながら登っていける。
今回のルート(クリックで拡大)  距離と高低差(クリックで拡大)
 御成山公園の駐車場は結構広い  公園展望台からの眺望案内板  公園からの眺望

 標高391mの御成山公園展望台からは、米沢市街全貌と吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山、蔵王連峰が展望できる。しばらく展望を楽しみ、愛宕山(愛宕神社)までの車道(砂利道)を歩く。斜度はあまりないので、歩きやすい。
 最初舗装、直ちに砂利道になる  羽山に到着、急坂の上にある羽山神社へ  羽山山頂の羽山神社

 30分弱で、羽山に到着し、急坂の上にある羽山神社(534.1m)へ向かう。戻って登山道を歩くと、直ぐに左へ「峰の道」と表示された標識があったが、この道は下山の際に使うこととした。帰りに歩いたが、結構細尾根や急登があり、面白い。
 「峰の道」と表示された標識   〜愛宕神社参道九合目」の標識  車両進入禁止でここから普通の登山道へ

 羽山から20分弱、車道はここで車両進入禁止の看板、「愛宕神社まで220m、愛宕神社参道九合目」の標識から急登を登り、愛宕山(愛宕神社)に到着。

 愛宕神社の場所は広く、展望も抜群で、2つの灯篭と2棟の神社社屋があった。かなり広い場所には東屋もあり、昼食を取る場所には最適。 
 愛宕山(愛宕神社)への急登  愛宕山(愛宕神社)へ到着 広くて東屋もある
 標高555mの標識  展望が良く米沢市街と周辺の山々が見える  これから普通の山道へ

 ここからは、本格的な登山道になる。途中、又も「峰の道」と「新奥の細道」の分岐があった。行は「峰の道」を選び、時々米沢市を全貌出来、周辺の山々も展望できる場所が何回も出てくる。先ほどのも合わせ、「峰の道」を選んだ方が、展望が良い。
「峰の道」と「新奥の細道」の分岐 登山道の様子 「ノブ覗き(蓮華・山ツツジ回廊)」と
「飯豊連峰・栂峰→」の標識

 笹野山までの登山道で、周囲が良く見渡せる場所には「ノブ覗き(蓮華・山ツツジ回廊)」と「飯豊連峰・栂峰→」の標識の場所は、まだ雪の残っている飯豊連峰や栂峰が良く見える。

 そこから、3分歩くと周囲360度が良く見渡せる場所に、「標高634m・斜平スカイツリー」の標識と矢印標識の「飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山」の標識があり、飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山が全て展望できる。

 この山塊は、どこでも全て展望が良く、周囲の百名山もよく見渡せる山々である。そこから「米沢アルプス」の名前ができたのかな? 
 「標高634m・斜平スカイツリー」の標識と矢印標識の
「飯豊連峰、吾妻連峰、朝日連峰、栗子連山」の標識
 先に見えるピークは最高峰、笹野山  笹野山に到着

 10分弱で、米沢アルプスと銘打った斜平山(なでらやま)の最高峰、笹野山に到着。ここは景色が望めない。テレビ塔がいくつかあり、山頂らしきものは、三角点で確認が取れる位なもの。
飯豊連峰 吾妻連峰
朝日連峰 栗子連山

 山行として計画する際は、この先栃窪山への途中の分岐で下山し、笹野観音駐車場まで下りるコースとするが、確認のためこのあと来た道を戻り、御成山公園から車で笹野観音駐車場まで行き、笹野山まで登り、登山道を確認してきた。

 なお、この道は東北自然道「斜平の自然と笹野一刀彫を訪ねるみち」として指定されており、、米沢のグリーンベルトを歩むトレッキングコースだそうで、植物の宝庫で、春秋冬におすすめのコースとのこと。笹野観音付近が始点となっており、笹野山山頂までは林道を歩く。