≪紀行文≫ |
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〜〜〜思い出の俎倉山〜〜〜 |
起床後、爼倉山に行く事に決め家を出た、スムーズに進み駐車場に着いたが誰も居なかった。
朝食を摂りながら五十数年前に市民登山に参加した時に、鉱山専用トロッコ電車に乗せて貰い、鳥越林道入口の此から登った事が思い出された。 |
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登山口手前ゲート |
登山口 |
昨晩か朝方に雨が降ったのか石や草が濡れていたので滑り落ちない様に慎重に歩き出した。今冬の倒木も適切に処理されていてとても気分良く進んで居る中に、斎藤、田中さんの二人が昭和38年4月28日下山途中に亡くなられた遭難碑に着き何時もの様に休憩をした。
あの頃は焼け峰、飯豊登山に向かっていた先輩の事故死等が有った事が思い出された。
働きながら定時制課程で学んで居た若人の遭難は私にとって重なる部分があって、とてもショックで有った。 |
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へつり部 |
残雪か所 |
遭難碑 |
平日の一人旅なのでゆっくりと歩き出した、道端に山百合がひっそりと咲いてとても癒された。
1時間半位歩いて中に壮年夫婦が後方に見えてほっとする、少し待って前後して山頂へと歩を進める中に山頂に辿り着いた。
一息ついて少し先にある天狗の庭に向かった、想定していたタイムで進んで来た事に満足感が有った。
快晴下での360度のパノラマを楽しみ乍ら飲むコ−ヒ−は、体に滲みてとっても美味しく感じた。
そうこうして居ると三人組の男性が到着した、二人は北区の方でとっても親しみを感じて山談義に花が咲いた。
昼餉には少し早いが話しが弾み持って来たお握りとラーメンを美味しく食した。 |
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爼倉山 |
蒜場山 |
焼け峰 |
一時間も休む事が出来たので一足先に下山に入った。二番手のグリップ力の弱い靴を履いて来た為に濡れた山道で滑り膝等を汚した、此れは反省点である。
平日に五人の登山者に会うことが出来てとってもハッピーな登山日で有った。
今度良い天気で乾いている時に家内と一緒に登りたいと思った。
〈出逢った花々〉 |
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