会山行紀行文 2023年
5/4(木)
(たかずこうさん)
高ズコウ山

746.7m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
2名
(男性1名・女性1名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
帰省先(6:45)=大佐渡北林道横の路肩(8:35)…登山口(9:10)…山頂(10:25−11:36)…登山口(12:24)…駐車地(12:48−13:00)=大野亀(14:10−14:30)=帰省先(16:40)
≪紀行文≫
〜〜〜目の前に山頂に未だ雪の有る金北山が綺麗〜〜〜

 佐渡にいる間に間峰に登って見たかったのですが余り人の行かない山で5年前2度目の間峰に登りました。高千林道や登山道に昨年暮れの大雪の影響で倒木の状況も分からないので間峰は諦めてその近くの高ズコウ山に登る事にしました。
 高ズコウ山は12年前初めて登った山でその頃は細い林道を登山口迄車で行けたのですがその時は途中倒木が有り其処より歩きました。翌々年は軽自動車で登山口迄登りましたが3回目と4年前の4回目は林道を登山口迄歩きました。
 県道佐渡1週線を外海府の高千まで行き其処から県道佐渡縦貫線を入川沿いにドンデン方向へ向かい大佐渡北林道に入り途中の今は車の通れない林道の入口近くの路肩に駐車して歩きだします。
 4年前と比べて林道は草が茂り所々に倒木も有り車が通らなくなり補修もされないとこんなに荒れるのでしょうか。元駐車場近くは水が流れ歩き辛いです。
 大佐渡北林道より歩きます  9年前この林道を登山口迄車で登りました 

 登山口にはピンクのテープが有り植林された杉林を登ります。登山道横には所々にシラネアオイが咲いています。これまで4回来た時にはシラネアオイは咲いて居なく今年は開花が早く見られたのでしょうか?広い窪地に緩く下ります。以前来たときは残雪が有り道が分からなく成った所でフクジュソウの花の残りが有りました。
 登山口  杉林の中を  所々にシラネアオイが
 
 この山は以前牛の放牧を行っていたそうで登山道はその時の作業道だそうで所々にその時の名残の柵の支柱が残っています。

 4月の中旬頃来れば大きな株のユキワリソウが群生する所だそうで以前今頃来たときはまだ多くのユキワリソウが咲いていましたが今年は開花が早くやっと散り残りのユキワリソウを見る事が出来ました。
 以前来たときは山頂近くでキクザキイチゲとカタクリが多く見られたのですが残念ながら今年は有りません。山頂の目印の木の近くの藪の中に3等三角点が有りました。
 残雪の頃道迷いの所  3等三角点  山頂の目印の木
 
 山頂から灌木の間を少し進むと開けた所の芝生に出て目の前に山頂に未だ雪の有る金北山が綺麗です。又5日前に登った松倉山が近くに見えます。以前より芝生が少なくなった様で代わりに固いトゲの有るイバラが多く茂り歩くのが大変です。
 高千の海岸も見え此処は見晴らしは良いのですが風が有り日差しも強く三角点近くの灌木の中で昼ご飯にしました。
 下山の時木々の間から行けなかった間峰が見えました。
山頂から金北山が 落ちていた標識を杖に着けて 外海府 高千の海岸
 行けなかった間峰  倒木を越えて 草の茂る元林道 
 
 車の所に着くと未だ時間も早かったので大野亀に寄って両津を周り帰ることにしました。今年の連休には佐渡にも多くの観光客が来たのでしょう多くの人が居ました。

 もう終わったかと思った雪割草、まだ少しだけ残って居てくれて有難う。又5時間も車の運転をしてくれたおっ母さん感謝、感謝です。
(おわり
 大野亀