会山行紀行文 2023年
4/23(日)
(にしまたのみね~たもぎやま)
西俣ノ峰~頼母木山

1730m(頼母木山)
参加者 (紀行文) 2186 K/K
単独
(男性1名) (写真)2186K/K
≪コースタイム≫
梅花皮荘脇P(6:07)…西俣ノ峰(8:04-8:17)…枯松峰(9:08-9:17)…頼母木山(11:27-12:27)…枯松峰(13:30-13:40)…西俣ノ峰(14:20-14:35)
…梅花皮荘脇P(15:50)
≪紀行文≫
~~~ヤマップ情報で2度も助けられた~~~

 大好きな飯豊シーズンの始まり。2週連続同じコース、前回、今回とも1度は断念したが前日の夕方に山行きを決めた。
 今回も天候、低温、強風と予報では山行にあまり適さない状況のなか、夕方、天気もやや上向き、ヤマップで当日同じコースを登った方のレア情報をゲット!これなら明日は想定内で登れそうと決行した。
 例年通り十文字池迄は夏道、以降、残雪、夏道を交互に使い登る。不明瞭な藪っぽい夏道と消えかかったトレースをたまにロストするために頭と体力の消耗がいつもより激しい。
 大ドミでアイゼン、防寒、強風対策として雨具、冬用手袋を装着。
 三匹穴へ向かう手前辺りから予想以上の強風が吹き付ける。
 ここから核心部分へと進む。目の前に笹薮が確認出来る頼母木平迄は急斜面を斜めに登り、残雪を使いできるだけ上部で藪へ突入したいと思った。
 下山の方のトレースを発見し最小限の藪漕ぎで頼母木平到着。
 容赦なく強風が吹きつける。低温のためか、木々の枝に雪の華があたり一面について美しい。
 体力的にもMaxに近い、前方から7~8名の登山者の方々に遭遇した。前日に頼母木小屋泊りで今日は朳差岳へ向かい帰路途中とのこと、屈強そうな男女の集団にみえた、聞いたら有名な某山岳会の面々であった。
 「あと少しですよ!」と声を掛けられてとても元気づけられた。
 最後の斜面を登り再度、藪突入したらあっけなく山頂到着。爆風と寒さのため即退散。
 少し下った笹薮を風除けに雄大な景色を見ながらランチタイム。なんと贅沢な時間だろうか。
 残して行ってくれたトレースを使いたった一人雪原を下り、帰路についた。
 登山口周辺はカタクリ、フキノトウ、水芭蕉、駐車場近くの公園には満開の桜が出迎えてくれた。
 1度目は気力体力不足、強風の為、大ドミで撤退、おまけに新品同様のピッケルを紛失(後日、小国警察署に保管確認)
 ヤマップ情報で2度も助けられた。便利なものだ。

 タイム 09:42 距離 14,2㎞ 累積標高差 1621m