≪紀行文≫ |
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〜〜〜想いが晴れて有難う〜〜〜 |
家から何時も目に入って来る金鉢山、残雪期の単独を昨晩決めて布団に入った、少し早目に起床して家を出る、駐車場には想定通り誰も居なかった。
準備しスタートする、少し風もあり昨晩の雨で道は滑る様な気がしたのでゆっくりのペースで歩き出した、30分位進むと登山道の両端に鮮やかなピンク色のヤマツツジが咲いて居て、とっても優しい気持ちになり癒された。
一人旅を楽しみ乍ら歩いて居る中にスズメノ口展望台、焼山付近でとっても綺麗なショウジョウバカマ、藪椿、タムシバを見る事が出来て清々しく感じた。 |
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登山口 |
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ヤマツツジ |
ショウジョウバカマ |
タムシバ |
焼山を過ぎると、陽射しが出て来たが黄砂のせいで遠くは霞んで見えるが、近くの花木はとっても綺麗で気分良く、前に前へと歩いて中に堀切水場に着き水飲み休憩をする、再びコマタへと歩き出した。
予定通りコマタ山頂に着いたが誰もいなかった、小休憩し持って来たバナナを喰った。 |
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焼山 |
堀切水場 |
コマタ山頂 |
歩き出して30分位で雪道と夏道を交互に歩くことになった、これも想定していたので慎重に歩いた、雪のない夏道にはイワウチワが一杯咲いていてとっても癒された。
ひたすら進んでいる中に目の前に金鉢山が現れた、数歩進んだが危険を感じたので軽アイゼンを装着して登り切り安堵した。 |
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イワウチワ |
雪道 |
アイゼンを装着 |
昨年は山頂からの下山時に自分の踏み跡も分から無くなり、何回も下っては登りこの区間に泣かされたので用意して来た赤色布を木の枝に数か所結んで万全を期した。
何時もの様に金鉢山の先にある藪漕ぎをして無名の山頂に行き昼餉にした、妻の作って呉れたサンドイッチ風のお握りとパウンドケ−キ、コ−ヒ−は格別に美味しく幸せを感じた。
少し早目に下山に入った、取り付けた赤布が有ったのでスムーズに歩く事が出来て大変良かった。 |
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金鉢山 |
無名の山頂 |
松平山 |
此処数年間、残雪期に誰とも合わない金鉢山の単独登山はこれが最後の思いを抱きゆっくりと楽しみ乍ら歩いた。
金鉢山に感謝し妻に有難うと言ったら微笑を返した。 以上 |
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