会山行紀行文 2023年
3/8(水)
晴れ
(おおくらやま・さんごろうやま)
大蔵山・三五郎山

864.2m   911m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(7:00)=大蔵山登山者駐車場(7:32−7:48)…登山口(8:01)…6合目(10:01)…大蔵山々頂(11:10−11:20)…三五郎山(11:45−12:45)…大蔵山(13:05)…6合目(14:06)…登山口(14:56)…駐車場(15:08−15:15)=新津(15:50)
≪紀行文≫
〜〜〜今年初めての雪山歩きが出来て満足〜〜〜

 親族に不幸が有り49日が過ぎるまで山は自粛し忌が明けた翌日に山仲間を誘い64日振に山に行きました。場所は毎年行っている残雪の頃の大蔵山から菅名岳への周回コースを歩く事にしました。
 3月に入って間もなく気温が上がり今日も最高気温は20度位との事で腐れ雪になり歩き辛い事が予想され予定時間通りに菅名岳に着けない時は途中で引き返す事にしました。
 登山者駐車場には車が1台だけ、お天気良くとも平日で訪れる人は五頭山と比べて少ないです。
 今日はビョウ付き長靴が3人1人は登山靴です。
 3合目近くまで雪は無く3合目からは雪の上を歩きます。気温は未だそんなに高くないので何とかツボ足でも踏み抜きは有りません。
 4合目手前で登山靴の人はチエンスパイクを着装しました。
 女性3人集まれば姦しく先頭でおしゃべいが忙しくなかなかなかなか前に進みません。でも私にとっては久しぶりの山歩きでゆっり歩きは好都合です。
駐車場には他に車は1台だけ いつ来ても慎重に渡ります 2合目の目印の大きな欅

 久しぶりの山は疲れます駐車場から大蔵山まで3時間余り掛かりこの時点で昨年より20分遅く気温も上がり雪の状態も悪く菅名岳は無理のようです。此処の所高い気温がが続づいたのか今日は霞がかかり辛うじて粟ケ岳が見える位で飯豊は見えません。
 山頂で休んで居ると4人の人が次々と到着、男性と女性は此処までだそうです。アイゼンを着けた女性が1人で縦走路を進みました。他の男性はワカンを装着中でした。
話が弾みなかなか前に進みません 3合目を過ぎると雪の上を 私の好きな6合目のブナ林
未だツボ足でも大丈夫 山頂の鐘が見えた 風越尾根の向こうに霞む粟ケ岳

 私らはツボ足で歩きますが時々踏み抜き歩き辛いです。
 先に出た女性が三五郎山までで引き返してきました。ワカンを着けた男性は菅名岳を目指して行きました。
 菅名岳へは雪の状態も悪く予定時間内に着くのは無理なので三五郎山で持参のスコップで昼ご飯場所を作り風は少し有りますが気温も高く背中にお日様を浴びながらゆっくりと昼休憩しました。
記念撮影 菅名岳を目指して 此処が今日の山頂 三五郎山

 帰りは雪も緩み歩き辛いのでワカンを装着して下山します。
 左側に山頂付近の雪が割れた横山が見えます。何年か前女性2人と大蔵遺跡から周回の時クラックに新雪が積もりクラックが分からず同行者が踏み抜き腰まで潜り怖い思いもした事も有りました。
 又此処を下るのは少し怖いのでその後は大蔵山からの周回で横山へは登ることにしています。
背中にお日様を浴びて昼休憩 下山はワカンを装着して 今年初めてのワカン歩行
尾根歩き 雪の割れた横山

 大蔵山からの雪の中の下山は楽ちん、4合目でワカンを外し3合目から先は雪の無い登山道を歩き無事登山口の橋も渡り駐車場に着きました。
尾根歩き この下に大蔵山避難小屋
大蔵山 来年も来れるかな〜? 雪山の下山は楽しい 無事駐車場へ
 
 雪の状態も悪くまた2か月ぶりの山歩きで体力も減退、目的の周回コースを歩く事は出来ませんでしたがでも今年初めての雪山歩きが出来ただけでも満足です。ワカン歩行は普段使わない筋肉も使うので翌日筋肉痛が出て辛いです。(おわり)