会山行紀行文 2023年
11/10(金)
曇り後小雨
(ほない)
保内公園

参加者 (紀行文) 2013 A/A
No-T56  グレード:E 19名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2013 /A (男性4名・女性15名) (写真) 2013 A/A
≪コースタイム≫
新潟駅南口(9:10)=保内公園(10:30)…公園遊歩道…展望台…温室散策(12:30)・昼食(12:40-13:30)=道の駅「庭園の郷保内」(13:45-14:05)=新潟駅南口(15:00)
≪紀行文≫
~~~「曇りから微雨」のトレッキング~~~

 前々日の天気予報では、当日午前の降水確率20%で午後から寒冷前線の通過で80%、午前中に公園展望台へのトレッキングのため山行を決行した。
 バスが新潟駅を出発時は曇り新津を過ぎるとバスの前面ガラスにポッポッと雨が当ってきたが弥彦山方面は黒い雲もなく本格的な降雨がないことを祈り保内公園の熱帯植物園温室駐車場に到着した。
 保内公園は里山の地形を活かして池や山の中腹に東屋・山頂には展望台を設置した公園である。
 雨に備え全員が雨具装着又は持参し温室からの上り坂の遊歩道散策を開始した。

 バラ園には名残のバラの花が、一部紅葉した「もみじ」のある花木園を経由して展望のきく東屋からは弥彦山容がかすかに見える。
 その後は、少し公園内の遊歩道を歩くと分岐があり、ここからは雑木林の中を尾根伝いに山道をゆっくり進むとピークに分岐の標識があり左は保内健康トレッキングコース右手は公園展望台の表示である。また、雑木の紅葉も紅や黄色も今ひとつの色合いである。

 分岐で休憩後下り坂を降り、今日一番の急登を上がると展望台に到着した。微雨が少し降って来たが新潟平野を正面に左に国上、弥彦山を右に護摩堂、高立山を見ることができた。

(俳句) 時雨やむこと願いつつ保内へと   登山口楓紅葉の紅深し
(俳句) 公園の木々それぞれに冬構へ   橅落葉はらり1枚登山道

東屋で一息 「もみじ」の紅葉 雑木林を歩く
雑木林の黄葉 急登を上がる まだ早い紅葉
分岐で休憩 展望台での一コマ 展望台から眺める

 展望台からは公園内遊歩道の階段を下りずに、今日一番の急坂を慎重に下り、沢沿いにある公園内のコンクリートの道路にでた。
 道路が濡れているので滑らないよう注意して歩き、途中から右折し杉林の苔むした遊歩道を経由して池のある遊歩道に到着。道路脇に1本の桜が寒そうに咲いているのを確認することができた。その後、寺院の脇を通り温室に到着した。

 熱帯植物園温室内を経由して「緑の相談所」建物内で昼食とした。

 午後からは、近くにある保内三王山古墳群を見学する予定であったが、天候も心配のため又の機会にすることとし道の駅「庭園の郷保内」を経由し予定した時間より早く新潟駅に到着した。
 幸い本降りの雨に逢わず怪我もなく、晩秋の紅葉の見頃に少し早いトレッキングを楽しみました。

(俳句) 見晴し場お弥彦山は冬霞   苔青く朴落葉踏む下山道  冬桜ほつほつ白し下山果つ

 急坂を降りる
白いのは桜の花 温室で集合写真