≪紀行文≫ |
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〜〜〜思い出に残るいい旅ができました〜〜〜 |
新編会津風土記によれば越後魚沼郡236ヶ村は旧会津藩領でした。大白川から県境を抜けR252で六十里越を田子倉湖側から仰ぐ突兀の山々は紅葉が始まっていました。
(俳句)山粧ふ秘境只見といふ処
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鬼ヶ面山は薄紅葉 |
前毛猛山も薄く紅葉めく |
只見のなめこは美味しそう |
戊辰の役を敗走した長岡軍は隣の雄藩・会津藩領に入り、八十里越の口留番所支配役・叶津村名主の長谷部家を頼りました。しかし重傷を負った家老河井継之助はそこが終焉の地となりました。
(俳句)戊辰役家老の墓に木の実降る
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只見のマッターホルンがニョッキリと |
終焉の地の碑 |
お墓は質素(官軍に見つからぬようにと) |
次に知る人ぞ知る古井戸に湧く大塩地区の「天然炭酸水」を見学しました。鳥居があり、山体が御神体のようでした。
(俳句)太古より井に湧く曹達水の秋
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美容と健康の水汲みに並びました |
滾々と湧く炭酸水 |
山が御神体 |
お腹が空く頃、「道の駅・奥会津金山」のランチタイムに食べた手打ち蕎麦は絶品でした。会津藩祖が出身地・伊那の高遠から持ち帰り、伝えたという由来の蕎麦だとか。
(俳句)こし強き主手打ちの走り蕎麦
「道の駅・みしま宿」では渓谷をまたぐ鉄橋が美しい、撮り鉄のビューポイントを高台から眺めました。
(俳句)滔々と流るる只見川の秋 |
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名物手打ち蕎麦は美味でした |
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ビューポイントからの眺めはー |
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まさに絶景!! |
集合写真 |
日本の原風景を思わせる名版画家、「斎藤清美術館」が建つのは秋景を水鏡してとろりと流れる只見河畔の心癒される場所でした。
(俳句)旅絵師の秋逍遥として深し
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長閑な河畔の美術館 |
心癒される絵でした |
ゆっくりと鑑賞しました |
昔良寛さんが米沢への道中に円蔵寺の福満虚空蔵尊に立ち寄り、寺に一泊した時の感慨を詠んだ五言律詩の詩碑と良寛さんの托鉢姿の像が柳津町に保存されているとか。
(俳句)木の実降る良寛禅師旅の詩碑
(俳句)秋水の水鏡してとろり川
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虚空蔵様は丑年の守護神 |
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日本三大虚空蔵の一つとか |
御堂は国の重文です |
良寛さんも同じ景色を眺めたかしら |
今日はリーダーさんのおかげで、盛沢山のメニューと思い出に残るいい旅ができました。ありがとうございました。
参加者の皆さんも一日お疲れ様でした |
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