≪紀行文≫ |
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~~~一面に咲く曼殊沙華は見事です~~~ |
雨天予報の為、22日(金)の予定が25日(月)に変更になりました。厳しい残暑が一段落し、一気に涼しくなった新潟を出発。テレビで曼殊沙華が見頃になったと放送されたので、現地の渋滞が心配されましたが、定刻より少し遅れたぐらいで着くことができました。
日和田山は標高が305mと低い山ですが、山頂からの眺めがよく人気の山です。
登山口には、若い頃にはご主人と晩年はリハビリのために何度も訪れ、この山を愛した田部井淳子さんの記念碑があります。
東屋前からの登山道は幾つかありますが、よく整備された道から登ります。しばらく登ると一の鳥居に到着。この先は男坂と女坂に分かれます。もちろん、我々はゆるやかな女坂を行きます。滑る赤土に注意、木の根に躓かないように、岩場は足元注意と声をかけ合い登りました。
(俳句)毛の国は薄き秋雲山日和 (俳句)田部井氏の碑に一礼し登山口 (俳句)六地蔵拝する道にねじり花
(俳句)走り根の滑る土道秋の風 (俳句)日和田山女坂行き天高し
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日和田山登山口 |
田部井順子さんの記念碑 |
コースを確認 |
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よく整備された道を登り |
一の鳥居に到着 |
男坂と女坂の分岐、もちろん女坂 |
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岩場を護る仏様 |
岩場は下りの人と譲り合って |
手すりに摑まり慎重に! |
突然、ポッカリと開け、金刀比羅神社の二の鳥居に出ました。眺めは抜群!遠くには東京のビル群にスカイツリーも見えます。そして富士山も見えました。
山麓を見ると午後に行く巾着田が見えます。高麗川にきゅっと絞られた地形はまさに巾着袋です。地名の由来に「納得!」です。 |
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眺め抜群!二の鳥居 |
スカイツリーが見えます! |
巾着田 |
金刀比羅神社前で集合写真を撮り、もう一登り。山頂はもう少し先です。
分岐で右の「日和田山頂」方面へと進み、最後の岩場を登りきり山頂です。
山頂には宝篋印塔と標柱があり、他の登山者で賑わっていました。
三々五々に別れ、昼食です。トンボが飛びかい、トンビがゆったりと舞う山頂で、ようやく秋の訪れを体感することができました。
下りは、危ない所は助け合い、注意しながらゆっくりと下りました。
(俳句)木漏れ日を踏み落ち葉踏み下山道 |
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山頂はこの先、まだ登ります |
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最後の登り頑張って! |
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金刀比羅神社前で集合写真 |
山頂の宝篋印塔 |
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山頂標柱を写真に収め |
楽しく賑やかな昼食 |
足元に気を付けて下りま~す |
曼殊沙華公園への道は、多くの人で賑わっています。公園入口までは高麗川沿いを歩きますが、歩道沿いには曼殊沙華が咲き競い出迎えてくれました。
公園組の方々と合流し、集合写真を撮りました。
公園内は混みあっているので、班ごとに別れ公園内の散策に出発。林の中、まるで赤い絨毯をひきつめたように一面に咲く曼殊沙華は見事です。十二分に花を楽しみ、楽しい思い出をお土産に帰路に就きました。
(俳句)高麗川の歴史は遠し曼殊沙華 (俳句)彼岸花白きもありて咲き競う
(俳句)日を抱きてきらめく紅や曼殊沙華 (俳句)満足の山旅果てて秋一日 |
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高麗川沿いの曼殊沙華 |
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どこまでも続く曼殊沙華の花 |
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公園入口で公園組と合流し集合写真 |
公園内の散策 |
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陽に輝く見事な花 |
白い曼殊沙華の花 |
巾着田から見た日和田山 |
「戦前、高麗川奥の鉱山で採掘のため徴用された朝鮮の人が、国を思い曼殊沙華の花を植えたそうです。それが大水で流され巾着田に流れ着き、たくさんの花を咲かせるようになったと言われています。」とKさんが、悲しい高麗の里の話をしてくださいました。
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