会山行紀行文 2023年
5/18(木)-19(金)
快晴   雨
ゆったり上高地
  
氷壁の宿とニリンソウ
参加者 (紀行文) 2094 Y/T
No−T22  グレード:D  36名
 担当リーダー 2052 M/T (男性2名・女性34名) (写真) 2052 M/T
≪コースタイム≫
≪5/18(木)≫ 
新潟駅南口(6:10)=巻潟東IC=松本IC=上高地バスターミナル(11:15)…河童橋・昼食(11:35-12:05)…岳沢湿原…明神(14:20-14:35)…徳澤園着(16:00)宿泊
≪5/19(金)≫
徳澤園発(8:15)…明神(9:35-9:45)…上高地バスターミナル(10:55-11:15)=松本IC=巻潟東IC=新潟駅南口(16:40) 
≪紀行文≫
〜〜〜氷壁の宿とリンソウ〜〜〜
≪5/18(木)≫快晴 
 かつては穂高の山々を目指し、わき目も振らず通り抜けた上高地でした。年を重ねた今だからこそ、上高地をゆったりと心ゆくまで楽しみたいと参加しました。

 集合写真を撮り、残雪の穂高の山々と梓川の素晴らしい眺めの中のランチタイムでした。
観光バスが一杯上高地バスターミナル
これぞ上高地の絶景!!
 河童橋で集合写真
 梓川べりでランチタイム

 1〜3班、4〜6班と2グループに分かれ、上高地のガイドさん2名の案内でいよいよスタートです。
 河童橋を渡り、梓川右岸をゆっくりとお花を見たり山を見たりの歩きです。お天気は良いし最高の山日和です。

 上高地にはケショウヤナギ・オオバヤナギ・オノエヤナギの他に10種類のヤナギがあるそうです。
 白花のエンレイソウ・緑花のニリンソウ・薄いピンクのニリンソウ・サンカヨウ・ラショウモンカズラ・ベニバナイチヤクソウ・ツバメオモト・フッキソウ・ハシリドコロなどなど、数えたらきりがないくらいの花々が一面に咲いていました。特に、期待のニリンソウは見渡すかぎり、何処までも何処までも大群落が続きそれは圧巻でした。

 徳澤園までの7キロの道のりを、上高地の魅力をたっぷり楽しみ4時間かけてゆっくりと歩きました。
 ガイドさんとご挨拶  イチイの巨木の説明 六百山・600玉(ホダ)の材木が
切り出されたのが名の由来
幻想的な岳沢湿原 アップダウンを繰り返しの歩き 清流に沿って歩く
明神橋を渡り 穂高神社の奥社は明神岳 明神岳と前穂高岳
見渡すかぎり、何処までも何処まで続くニリンソウの大群落

 宿での一番の楽しみは夕食です。信州牛のステーキにイワナの塩焼き、手作り豆腐、煮物と大変美味しいかったです。
 食後は、徳澤園の4代目上条敏昭氏による徳澤園の歴史と小説「氷壁の宿」の由来についてミニ講座がありました。
 夜は相部屋ですが、一人ずつ布団と少しの空間がありとても快適でした。
徳澤園の全景 美味しい食事で盛り上がる 四代目上条敏昭氏のミニ講演

≪5/19(金)≫雨

 朝起きたら曇りから霧雨に・・・、朝御飯の後から少し雨模様になりました。
 皆さん雨具の上下を着用しての出発でした。雨のため予定を変更して、真っ直ぐに上高地バスターミナルに戻ることになりました。
 小説「氷壁」の展示コーナー
おしゃれなインテリア   徳澤園の前で 
 徳澤園を後に出発 雨が降り出しました  雨の河童橋に到着

 11時前に上高地バスターミナルに到着、雨具を着替えて、徳澤園の名物「山菜ちまき弁当」をバスの中で食べながら新潟に向かいました。 

 20年ほど前は奥を目指しての通過地点だったので、もっと早く歩けると思ったのに思うように歩けず、過ぎ去った年月を感じいりました。

 皆様のおかげで歩くことができました。ありがとうございます。
徳澤園の名物「山菜ちまき弁当」

≪上高地で出会った花々≫
ミドリバナエンレイソウ タチツボスミレ ウスバサイシン
 エゾムラサキ  フッキソウ 先祖返りしたミドリバナニリンソウ 
 コミヤマカタバミ  ピンクバナエンレイソウ ネコノメソウ
 ツバメオモト  エンゴサク  ピンクバナニリンソウ
 ベニバナイチヤクソウの蕾  キジムシロ ミヤマキケマン 
ハシリドコロ 花弁がガラス状になりかけたサンカヨウ シャクナ