≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜気分は上杉謙信・鶴城山(かくじょうさん)〜〜〜 |
栃尾城跡が残る鶴城山は、長尾氏の居城として上杉謙信が14才から19才のまでの青年期を過ごしたところです。その名も鶴が羽を広げたようなところが由来です。今では、栃尾の街の展望台として親しまれています。
素晴らしい青空のもと新潟を出発。バスの中でリーダーさんより栃尾の市街図を見ながら説明がありました。定刻より早くに栃尾体育館に到着、支度をして出発。初めての山なの期待が膨らみます。
鶴城山への登山道は幾つかありますが、トレッキングなので階段の少ないコースからの登山になりました。宝光寺の境内からの登りですが、いきなり階段です。階段に沿って咲くシャガの花が見事、時々立ち止まり、花を眺めながらゆっくりゆっくり登りました。
(俳句)子育ての観音拝す登山口 (俳句)満開の著莪の階続く墓地 (俳句)水芭蕉栃尾城址の入口に
|
|
|
|
準備はよいですか! |
宝光寺から登ります |
すぐに階段登り! |
墓地を抜けると林道です。畑作業をするおじさんに、水が張られた棚田は原風景を描いていました。次は車道に入りましたがキランソウ、トキワイカリソウ、イワカガミ、ツツジ、チャルメラソウ、ウワズミザクラと低山の割に多くの花に出会えました。山頂近くはキバナスミレの群落が続きます。「ここでキバナスミレ見られるとは思わなかった!」と皆さん喜んでいられました。 |
|
|
|
のどかな原風景 |
時には車道歩き |
ここが登山口(山頂まで10分 |
|
|
|
またも階段登り |
キバナスミレの群生 |
お城?トイレです |
山頂は広い見晴台のようになっており、眺めがまた素晴らしい。白山、粟ヶ岳、川内山塊、守門岳、後ろを振り向くと佐渡島に弥彦山まで見えました。温かい陽射し、心地よい風、鶯の鳴き声、の〜んびりと眺めをご馳走に昼食をとりました。
昼食後はKさんの野点のお抹茶、とても美味しく頂きました。
青年上杉謙信もこの景色を眺め、この風を感じていたのかとロマンを感じました。
(俳句)鶴の羽似し城跡の若葉風 (俳句)残雪の守門間近に山の昼
(俳句)本丸の跡の野点や若葉風 (俳句)黄すみれの階続く下山道
(俳句)棚田みな捨田となりて蕗伸びる
|
|
山頂の広場 |
|
|
|
山頂の標識 |
山座同定できたかな? |
眼下には栃尾の町並) |
|
|
話が弾む昼食 |
|
静かな昼食も良し |
山頂での集合写真 |
下山後は雁木の続く栃尾の町あるき、織物で栄えた町もすっかりシャッター街になっていました。
上杉謙信により建設された常安寺を見学し、欅並木の美しい川沿いを戻りました。
帰路は「R290みちの駅とちお」に寄り、お楽しみの名物栃尾のお揚げを買いました。
のんびり歩き、素晴らしい眺めを楽しむことができたトレッキングでした。リーダーさんありがとうございました。
(俳句)若楓古き灯篭覆う寺 (俳句)春風に灯明揺るる常安寺 (俳句)歌碑並ぶ石垣の岸春の川
|
|
|
|
下山しま〜す! |
転ばぬように気を付けて! |
栃尾名物の雁木通り |
|
|
|
ちょっと休憩 |
上杉謙信が建てた常安寺 |
川辺の欅並木 |
≪山行で見られた花≫ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|