会山行紀行文 2023年
22/20(月)
晴れ
(ほとさん)
宝登山

497m
参加者 (紀行文) 2048 Y/N
No−T04 グレード:D上 34名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2048 Y/N (男性4名・女性30名) (写真) 2048 Y/N
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=花園IC=道の駅花園(9:40-10:00)=萬福寺(10:20)…山頂(12:40-13:20)…梅百花園…宝登山神社(15:00)=新潟駅(19:00)
≪紀行文≫
〜〜〜お天気に恵まれ満開の花に迎えられ〜〜〜

 真っ暗な中、駅へ向かう道で小さな灯りが段々と大きな灯りになり、シーンとした静けさの中でバイクの音が近くなり新聞配達員の方とすれ違う。
いつも賑わっている新潟駅もこの時間は静かだ。
 暗い駐車場にバスの灯りが周りを照らしている。「おはよう、寒いね!」元気な声でバスに乗り込む。
 今日は埼玉県長瀞の宝登山へ「ロウバイ」を34名で見に行きます。
 この寒い時期に、どなたも体調を崩すことなく全員参加、キャンセル無し!流石、楽山会です。
 年間計画を出すも、コロナ禍で実施できず三年ぶり、ようやく行けます。
 長瀞の天気予報は晴れ、ロウバイは見頃、言う事なし!

 トンネルを抜けると、そこは春の陽射し。「冬でも外に洗濯物を干せていいよね」「新潟では考えられない」全くその通りですね。
 

 登山口の萬福寺へは車が入れないので、道の駅で靴を履き替え寺の近くで降車する。 

 登山道は整備され緩いアップダウンを繰り返して、山頂直下の階段を上がる。

 マップでは階段は100段。最後に今日一番の難所有り。

 木洩れ日の射す長瀞アルプスを枯れ葉を踏みしめながら賑やかに歩く。
(俳句)
 越後路は吹雪長瀞梅日和

 白梅の香に迎へられ山に入る

 募金する足元小さき名草の芽

 長瀞のアルプスの木々芽吹きまだ

 走り根を除けつつ春の木洩れ日を
スタート地点の萬福寺
長瀞アルプス登山口 春の陽射しが眩しい 木々芽吹きはこれからですね
募金箱へ100円 野上駅からの分岐 あそこまで行きます!宝登山が見えてきた

 山頂直下、いよいよ階段。これを上がらないと「ロウバイ」は見れない。
 喘ぎながら一段一段、全員上がる「お疲れ様。ロウバイ咲いてるよ。」満開で迎えてくれました。  
 色々なコースがあるようです  いよいよ100段の階段
ゆっくりと行きましょう
後3段、ガンバレ!

 広い山頂は大勢の人で賑やか、私達も仲間に入り昼食タイム。
 メンバーの中で、今日、88歳を迎えられた方がいたので急遽、誕生会を。
 野点のお茶で乾杯「おめでとうございます!」

 (俳句)三十人野点せはしき梅の峯

 食後は、ロープウェイの山麓駅まで続くロウバイロードを花を眺め、香りを楽しみながら下山する。下山は、ひたすら林道歩きが続く。
山頂は大賑わい 山頂で野点のお茶を頂く 美味しかった 青空にロウバイが綺麗
集合写真 1班、2班 集合写真 3班、4班
 ロウバイロードを散策
白梅 美男美女が勢揃い
マンサク 福寿草 林道をひたすら歩く

 駐車場まで下りると最後のプレゼント、大木のしだれ梅が疲れを癒してくれる。。

 陽だまりの関東を後に、雪の新潟へもどります。
 長いトンネルを抜けると、そこは別世界。ホワイトアウトで真っ白。吹雪でした。
 新潟の春も、後すこしの辛抱。雪の下で春の花が今か今かと出番を待ってますよ。
 2年、出来なかった山行でしたが、お天気に恵まれ満開の花に迎えられて、その2年分を取り戻す事が出来た山行でした。
 参加の皆さん、楽しい一日をありがとうございました
山麓駅より宝登山を見る しだれ梅