≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜一切経山「魔女の瞳」の絶景・東吾妻山からは吾妻連峰縦走路がすべて見渡せた〜〜〜 |
一切経山は福島市と耶麻郡猪苗代町の境に位置し、吾妻連峰の東端にそびえる。現在でも、わずかに噴煙を上げている火山である。溶岩丘の山頂には一等三角点が置かれている。
新潟駅で15名を乗せた中型バスは新潟駅5時出発、その後安田ICで6名を乗せ計21名、磐越道経由猪苗代磐梯高原ICで降り8:00兎平駐車場(無料駐車場)に到着。駐車場は数台しか止まっていなかった。 |
駐車場は、普通であれば浄土平有料駐車場を利用することが多いが、一切経山〜東吾妻山縦走するのに距離的に便利な無料の兎平駐車場に止めた。
駐車場で登山準備をし、8:14登山開始。駐車場から噴煙を上げている一切経山が見え、道路を少し歩き入口の標識がない場所から浄土平湿原に入り、木道を歩く。 |
|
|
今回のルート(クリック拡大) |
距離高低差(クリックで拡大) |
|
|
|
兎平駐車場で登山準備 |
駐車場から噴煙を上げている一切経山 |
少し道路を歩く |
|
|
|
標識はないが、ここから浄土平湿原に入る |
浄土平湿原の木道 |
酸ヶ平分岐で木道は終わり、奥は浄土平駐車場 |
浄土平分岐から左に折れ、しばらく登り坂が続くが、傾斜が緩くなり酸ヶ平湿原の木道歩きとなる。 |
|
|
|
しばらく登り坂が続く |
急登が終わりもうすぐ酸ヶ平湿原 |
酸ヶ平湿原の木道を歩く |
酸ヶ平湿原の分岐を真っすぐ進むと「鎌沼」方面、右に曲がって一切経山山頂へ。分岐を曲がった先には「酸ヶ平避難小屋」が見えてきた。 |
|
|
|
酸ヶ平分岐、右に折れると避難小屋へ |
酸ヶ平避難小屋 |
ガレ場の途中振り返り酸ヶ平湿原と東吾妻山 |
酸ヶ平の避難小屋からガレた斜面を登れば、展望が開けて振り返れば酸ヶ平湿原・鎌沼・奥に大きくそびえる東吾妻山を見渡せますし、頂上近くになると明るく開放的になり右に福島市も見える。 一切経山山頂に10:03到着。 |
|
|
|
頂上まであと600m標識 |
山頂手前で風が少し強く一枚羽織る |
一切経山山頂到着 |
集合写真を撮った後、少し先に歩き『魔女の瞳』と呼ばれる五色沼に着く。何度見ても、五色沼、別名「魔女の瞳」のコバルトブルーに輝く水面は息を飲む美しさ、神秘的で頂上から見下ろす「魔女の瞳」は絶景。「魔女の瞳」を見ながら早い昼食。
|
|
一切経山山頂で集合写真 |
眼下にはコバルトブルー「魔女の瞳」 |
山頂からの展望は素晴らしく、遠く蔵王連峰、足元には五色沼と家形山など吾妻連峰、福島市内など大パノラマが眺められる。
山頂から酸ヶ平湿原まで戻り、木道歩きで鎌沼周遊路に入る。 |
|
|
|
下山開始、晴れてきた |
れから登る東吾妻山と右・鎌沼 |
酸ヶ平避難小屋と奥・一切経 |
沼を半周すると、十字路に差しかかり、右に歩けば東吾妻山へ向かう。十字路からそのまま向かえば浄土平へと下ってゆく。
福島市の最高峰・東吾妻山(標高1975.1m)は、吾妻連峰東側(浄土平の南西側)に位置し、シラビソやコメツガなどの針葉樹林に覆われたなだらかな山容が美しい。
登山道は根張りやガレ、泥濘などが随所にあり歩きずらいが、一切経山の喧騒とは対照的に静まり返っている。 |
|
|
|
鎌沼から左・前大巓、奥・一切経山 |
十字の所が東吾妻山姥ヶ原登山口 |
岩だらけ、根が張った場所など荒れた登山道 |
東吾妻山に向かってオオシラビソの森を登っていき、山頂には三等三角点がある。ガレた山頂からは吾妻連峰の峰々、磐梯山や猪苗代湖、秋元湖、小野川湖、檜原湖、一切経山、吾妻小富士などの大パノラマを楽しむことができる。 |
|
|
東吾妻山山頂から一切経山 |
|
東吾妻山山頂で集合写真 |
山頂から秋元湖、小野川湖、檜原湖が見えた |
東吾妻山の下りも、西大巓からの下りに匹敵するような絶えず注意を払いながら、歩く場所を見定めていかないと、全く気が抜けない登山道で、笹は刈り取られてはいたが、根張りやガレ、岩場、泥濘などが随所にあり、刈られた笹の葉が登山道にあるので、下が良く見えない荒れた登山道ではある。 |
|
|
|
山頂から下山開始 |
山頂部には湿原もある |
下山道は岩と根が張った場所など荒れている |
山腹にはオオシラビソやコメツガなどの針葉樹林が広がる他、山頂から直ぐの湿原、かなり下山したところにある有名な景場平湿原と池など散在する湿地帯に咲く花々も多いようだ。
東吾妻山から神経を使い、苦労して漸く浄土平へのスカイラインを横切った地点の鳥子平登山口に15:46到着。 |
|
|
|
景場平湿原の草紅葉 |
景場平湿原と景場平池 |
鳥子平登山口到着 |
帰りは同じ道を戻り、途中道の駅の猪苗代に寄り、新潟駅南口に19:25到着した。 |
|