≪紀行文≫ |
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〜〜〜感動の連続の二日間でした〜〜〜 |
加賀白山(御前峰の他、別山、剣ヶ峰等を総じて白山と言うらしい)は、いつ訪れても数々の感動を与えてくれたお気に入りの山。今回は4年ぶり、テンクラ予想も大丈夫。
≪7/24(月)(晴れ)≫
早朝の新潟を出発し登山口の別当出合までは長いバスの旅。
途中幾度かの休憩を経て登山口の別当出合に到着。
これから登る山は上記の通り白山では無く正確には御前峰。
別当出合で登山準備と集合写真を済ませ出発。
歩き始めて直ぐに大きな吊橋、大勢で歩き為か大きく揺れた。 |
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今回のルート(クリックで拡大) |
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さあ、出発 |
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別当出合で出発前の集合写真 |
いきなり、揺れる長い吊橋 |
吊橋を渡って直ぐに、階段状の長い急登、おまけに暑すぎる。
最初の休憩場所中飯場避難小屋ではメンバー日陰を求めて昼食休憩。小屋からは遠く不動滝(崩落が進み分かり辛い)が観える。 |
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暑い中急登の連続 |
中飯場避難小屋で昼食休憩 |
遠く不動滝が望める |
更に強い陽射しを受けながら登り、漸く甚之助避難小屋に。しかし、日陰が少なく暑い(下界はいったい何度なのだろう)。
休憩の後十二曲がりを経て黒ボコ岩を目指し出発するも、事情がありLLの私とSLのTさんとTさん他1名は、メンバーからかなり離れて歩くことになり、殆ど休憩も無く歩き続けた。 |
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甚之助避難小屋到着 |
黒ボコ岩への急登スタート |
何故か先頭ははるか先 |
リュックが肩に食い込む痛さを感じながら十二曲がりの急登を汗だくで登り続け、漸く前方に黒ボコ岩が観えてきた。
黒ボコ岩でメンバーに追いつき合流した。 |
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階段状の急登が続く |
漸く黒ボコ岩が観えてきた |
黒ボコ岩到着 |
黒ボコ岩からは阿弥陀原の平坦な木道を進み、やっと全員が揃って歩く写真が撮れた。
今夜の宿(室堂)直下の急登を一登りすると立派な室堂センターが観えてきた。なんだかんだとあったが略時間通りに到着し安堵。 |
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阿弥陀原の木道を進む |
室堂直下の急登(後方阿弥陀原) |
室堂センター到着 |
到着後、宿泊手続きを済ませ、センターの大きな庭で夕食までの間、御前峰を見上げながら懇親会となった。
夕食後は美しい夕焼けを待つ間室堂の周辺を散策。しかし、西の空には雲が(今日は無理かな)。 |
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夕食まで時間が有るので懇親会 |
夕食(結構美味しかった) |
夕焼け迄時間があるので散策 |
しかし、釉薬になると嘘みたいに雲が消え、素晴らしい光景を観ることが出来た。
この夕焼けのビューポイントで写真を撮っていると、多くの見知らぬ登山者から撮影を頼まれた。
そして、陽が沈んでも素晴らしい光景をいつまでも楽しんだ。
≪7/25(火)(晴れ)≫
今朝は日の出前に御前峰に上がり、御来光を楽しむ予定。
メンバーは星空が綺麗な広場に集合、全員が揃うまでメンバーのMさんによる星空観察会を楽しんだ(素晴らしい天の川)。
全員が揃ったところでヘッデンを点け早めの出発。山頂が近付くと東の空は濃紺の素晴らしい空、そして雲海が観え御来光への期待が高まる。
御来光が近付くと神職の話しを聴きとても勉強になった。 |
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ヘッデンで山頂(御前峰)を目指す |
雲海が広がり素晴らしい展望 |
神職のお話しを聴く |
やがて、空がオレンジ色に変化し、小さな赤い点が現れると、みるみる大きくなり素晴らしい御来光となった。そこで神職の音頭で万歳参照となり山頂は大いに盛り上がった。御来光を受けた笑顔で集合写真に収まった。 |
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御来光が始まった |
集合写真(メンバーの顔も朝陽で赤く) |
御来光を楽しんだ後は池巡りをして室堂に戻る計画で、山頂から降りきるまではやや歩き辛いガレ場。それでも眼下の翆ヶ池や残雪、遠望を楽しむことが出来た。 |
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池巡りに出発 |
御膳が峰から一気に下る |
代表的な翆ヶ池 |
降りきると、大小7つほどの池を巡り、足元の花々を楽しみながら室堂へ、途中近道の看板が有ったが、我々は少し遠回りのルートを選択。このルートはクロユリの群生地であり絶対に選択すべきルート。
期待通り登山道の左右に見事なクロユリ、写真撮影で暫し歩みが止まるも仕方がない。 |
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五色池や百姓池が前方に観えます |
クロユリロードを進む |
室堂が見えてきました |
室堂に戻り朝食を頂き下山準備。
下山前に御前峰をバックに集合写真に収まり、さあ出発。
黒ボコ岩迄は昨日の往路を進む。 |
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下山前に室堂で御前峰をバックに集合写真 |
黒ボコ岩分岐までは木道歩き |
黒ボコ岩からは観光新道へ、このルートは殿ヶ池避難小屋迄は兎に角お花が素晴らしい。様々な高山植物が切れ目なしに咲き誇り、進みも緩やかにならざるを得ない。 |
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黒ボコ岩から殿ヶ池避難小屋までは一面のお花畑 |
殿ヶ池避難小屋を過ぎると急にお花が少なくなり、道も怪しくなってきて、特に分岐から別当出合への激下りはとても歩き辛いし油断できない。それでもメンバー全員トラブルも無く無事別当出合に戻ることが出来た。 |
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段々と足元が危うくなってくる |
何とか降りきった |
別当出合に戻ってきました |
下山後は迎えのバスに乗り、途中温泉旅館で温泉と昼食を楽しみ、新潟への帰路に付いた。
御同行頂いたリーダーはじめメンバーに感謝感謝の二日間だった。
≪出逢えた花々の一部≫掲載しきれない程種類が有りました。 |
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