会山行紀行文 2023年
7/2(日)-3(月)
晴れ
信越トレイルSC10
  2145m(苗場山)
参加者 (紀行文) 2413 R/S
No−67  グレード:C上  18名
 担当リーダー 2131 Y/S (男性2名・女性16名) (写真) 2131 Y/S
≪コースタイム≫
≪7/2(日)晴れ≫
新潟駅(6:10)=(北陸道・関越道)=越後川口IC=小赤沢三合目登山口(9:15-40)…五合目(10:50)12:05
…七合目(12:05)…山頂台地(12:50-13:40)…苗場山山頂(14:50)…山頂ヒュッテ(15:00)(泊)
≪7/3(月)晴れ≫
宿(6:00)…山頂…山頂台地(6:35)…(昌次新道)…七合目・フクベの平(9:30)…五合目・赤湯温泉(12:15-13:30)
…鷹ノ巣峠(14:50)…棒沢橋…小日橋(16:50-17:00)=街道の湯(17:40-18:40)=湯沢IC=(往路)=新潟駅(20:50)
≪紀行文≫
〜〜〜セクション10 高層湿原から赤湯温泉へ〜〜〜

≪1日目≫
セクション10は小赤沢から始まり、登山口3合目から苗場山頂までを登ります。翌日は赤湯温泉を経由して小日橋まで下りました。梅雨の晴れ間で気温は高くなる予報。登山口駐車場でしっかりと準備体操をして出発です。こまめに休憩して水分、塩分などを補給し、連続する急な岩場を進みます。マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、イワカガミなどに励まされます。
登山前の準備体操 三合目登山口を出発 木の根ゲートをくぐり抜け
急な岩場が連続する

 9合目付近に到着するとそこは別天地。湿原が広がり、はるか遠くの山々が見渡せて素晴らしい眺めです。
山頂大地に到着 天空の花園で昼食 ドローンから見下ろす

 昼食をとった後は山頂を目指します。あちこちに池塘が見えて雪も少々残り、ワタスゲやタテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、コバイケソウなどが咲いています。鳥のさえずりを聞きながら、整備された木道を気持ちよく歩いて苗場神社へお参りし、ヒュッテへ向かいます。
周りには地糖が広がる 周りの山々を見渡しながら 木道を歩き山頂を目指す
 苗場山神社で(3班の皆さん)  (1班の皆さん)  (2班の皆さん)
 残雪も一部残っていた  整備された木道を歩く 山頂ヒュッテ 

 荷物を置いて山頂で記念撮影、みなさんいいお顔です。
 
  山頂ヒュッテは各部屋3人ずつ、バイオトイレは屋内にあり、洗面は雨水をためた水を使います。

 夕食までの時間はテラスに出て宴会です。楽山会お泊り初の私は楽しい宴会にびっくり。

 泊りがこんなに楽しいなんて、まだ参加されていない方は機会を見て参加されるとよいですよ。

 そして湿原には見晴らし用のテラスもあり、ここで興に乗ってヨガをしました。

 参加者全員が一列に並んで写真撮影もできるほど広いテラスでした。
 苗場山山頂で集合写真 
 テラスで楽しく宴会  山ヨガに興ずる
 ラインダンスも飛び出す  ジェンカも踊る フィナーレのポーズ
天空のマダムたち  雲海が広がる 夕食はカレーライス 

 夕食の後、日没をみようとヒュッテの裏手へ回ると厚い雲海が広がっていました。夕焼けが空を染めていくのを見守ります。ドキドキ。満月に近い月も昇っていて、夜中に目覚めて外へ出ると少しだけ星も見えました。  
 夕焼け  日没を迎える  満月近い月が昇ってきた

≪2日目≫

 翌朝は雲の間からご来光を拝みました。

 朝食をとって6時出発、昌次新道を赤湯温泉へ下ります。
 鎖場が多く、へつりもあり声を掛け合って慎重に下ります。
 ほとんどスライドなしのコースです。
 こちらはナエバキスミレやベニサラサドウダン、シャクナゲが咲いていました。 
 ご来光を待つ
朝食模様
出発前の準備体操 山頂大地で集合写真
天空の花園から下山開始 木道脇にはワタスゲやコバイケソウが咲く  昌次新道を下ります
シラビソ廊下から山頂大地を振り返る 倒木が行く手を阻む  フクベの平はブナ林が綺麗

アップダウンを繰り返し、ブナ林を通りいくつか橋を渡ってようやく赤湯温泉につきました。玉子湯は男性風呂なのですが、リーダーの計らいで女性が入浴できました。河原の露天風呂に入ると疲れも吹っ飛びました。ちなみに女性風呂は青湯とか。
崩落地を慎重に 手つかずの樹林帯を歩く 二号橋を渡る
一号橋を渡る 最後は川岸を歩き 河原に湧き出す温泉
 5合目の赤湯温泉山口館  青湯  玉子湯 

 温泉近くの河原で昼食をとって、バスが待つ小日橋までさらに下ります。休憩を入れて10時間の山道、長い一日でしたが無事に歩くことができ、トレイル10を締めくくりました。CL、SLをはじめ参加された皆さまありがとうございました。  
 河原にある赤湯温泉を振り返る  登り返しがキツイ へつり道
棒沢橋(ここからは林道歩き) 小日橋を渡るとゴール バスが待っていました

≪出会った花々の一部≫